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2009.09.16

祝or呪? 鳩山内閣発足

↓何、この図は(笑)
Pn2009091601000773ci0002 うむ、これほど茶化しにくい内閣はないなあ。今までこのブログでは、小泉さん、安倍さん、福田さん、麻生さんと、さんざん愛情込めて茶化してきたんですけど、さすがに鳩山さんのことはポッポなんて言えないなあ。娘たちはテレビに顔が映るたび「ポッポ、ポッポ」って言ってますが。
 いや、ポッポはまあいいんです。この前も書いたように、彼自身はそれほど罪深い人間ではありません。案外人間臭いいい人です。いい人すぎて、はたして官邸でのドロドロの人間ドラマに耐え得るか。人情を解する人ほど命を縮めるのが官邸であります。
 それにしても、今回の閣僚はヤバいですねえ。ま、恐れていた輿石東先輩(大学の先輩に当たるんですよ、困ったことに…笑)の文科相就任がなかっただけ良かったか。
 その代わりと言ってはなんですが、いや、その代わりだな、川端達夫さんが文部科学大臣になったというのも、なかなか憂慮すべき事態です。彼とですね、これまた輿石さんの代わりと言っていいと思いますけど、山梨から抜擢された環境相の小沢鋭仁さんね、このお二人は「パチンコ王」ですよ。笑っちゃいますよ。
 そこに法務大臣の千葉景子さんが加われば、そりゃあ方向性が見えてくるというものです。50万とも言われる、今まで参政権のなかった新しい支持者層を獲得せんとするのでしょう。
 まあ、それらを含めて、今後、アジアの外交関係は一見好転するように見えるでしょう。その代わりに対米関係はぎくしゃくするでしょうけどね。とりあえず、目先の面倒な問題はずいぶんと軽減するように見えるでしょう。しかし、そのツケは10年後、いや5年後に必ず現れますよ。予言しておきます。
 実はこの流れは小泉さんの時に始まっているんですよね。そういう意味ではアメリカは大きな失敗をしました。アメリカのつけ入る隙を作ってあげたつもりが、違う人たちが入ってきてしまった。それで、それまでずっと日本が保持してきたバランスが崩れてしまったんです。
 もうこうなったら、訳分からん話に持っていきますよ。あっち系の話にします。
 バランスというのはですね、ある種の霊的なバランスなんです。笑わないで下さいね。あるいは引かないで(笑)。
 巨大化しすぎて腐敗してしまったとは言え、自民党がずっと引き継いできたモノは、縄文的な調和世界でした。我良し、強い者勝ちの弥生的世界ではなく、懐柔的で談合的であり、本質的にはちゃんと富の再分配機能も持った長期安定的な性質のモノだったのです。もちろん、そこには、ヤクザさんや右翼さんや、あるいは天皇さんなど影がちらちらと見え隠れしていました。そういう人たちこそが、ある種の必要悪として機能していたのです。
 それに対して、民主党には弥生系のDNAが色濃く流れています。一般の方々、あるいは民主党員の方々、特に新人議員の方々には、よく分からないかもしれません。しかし、今回の組閣を見れば分かるとおり、今まで虎視眈々と実権獲得を目指していた、ある方面からの力学が働いているのは明確です。
20090916at3s1602z160920091f 今回の政権交代を、明治維新以来の革命的事件と見る向きもありますが、私はもっともっと大きな意味というか危険があるとも感じています。日本史上、最大の政権(霊権)交代って何かご存知ですか?
 今から時を遡ること、なななんと2000年以上。縄文人が平和に呑気に1万年も(!)狩猟採集生活と個性的な土器作りを続けていた時、朝鮮半島から海を渡ってきた一団がいました。彼らは、農耕やら鉄器やら政治システムやら、とにかく当時の呑気人にとっては革命的に近代的なものをたくさん持ち込みました。
 そんな彼らがついでに持ってきたものに「病気」がありますね。感染症です。実際、最近の研究では、縄文人の勢力衰退には、結核もしくはインフルエンザのパンデミックが関わっているというのが有力な説です。
 折しも、新型インフルエンザの騒ぎが起こっている現在の日本。なんだか不穏な空気が流れていますね。もしかして政権交代どころの騒ぎじゃないのかも。民族交代、霊権交代再びとか。これは偶然とは言えないでしょう(いや、偶然だと思いたい)。
 ああそうそう、新型インフルエンザですが、重篤になるかどうかは、やはり民族的なものが影響していると思いますよ。単純に強毒化するとかそういうことじゃなくて、たとえばメキシコであれだけ猛威を振るったのは、民族的な問題でしょう。先日、日本でも、沖縄で若い健康な女性がお亡くなりになりました。残念なことですが、そういうことなのでしょう。
 さあ、それでこれからの日本はどうなるか。
 ポッポさんのお手並み拝見と行きましょうか。
 ところで、そうした弥生政権の長である鳩山さん、岡田さんとともに某神道系教団の関係者なんですね。あの教団も今となっては大した霊力を持っていませんので恐るに足りませんが。せっかく縄文の地に本部を作ったのに、あらぬ方に向いちゃったからなあ。
 なんというか、右も左も縄文も弥生もなく、古今東西硬軟聖俗ひっくるめてコトを為せる大物フィクサーが現れませんかね。小沢さんもいまいちスケールが小さいしなあ。
 こうなったらアントニオ猪木さんに総理になってもらいますか(笑)。

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