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2009.08.09

ゲノムの旅 その2 (メキキの会13周年祝賀会)

 あ、今日は大変な一日ですぞ。気合いを入れましょう。自分でもどうしてこういうことになるのか、全くわかりません…ということは、自分の力でない何か、まさに「サムシング・グレート」が働いているということでしょう。それを素直に受け入れようという覚悟だけはして、早朝家を出ました。
 高速バスで新宿に降り立ったのが8時半すぎ。そこから、新宿御苑に沿って千駄ケ谷まで歩きました。時間がありましたので、以前音楽仲間に案内してもらったスポットをゆっくり復習。うむ、やっぱり東京は面白いですね。いろんな磁場が働いていますね。
 しっかし、暑い。普段やたらと涼しい土地に住んでますからね。久々に汗だくになりました。
 千駄ケ谷の鳩森八幡神社の富士塚に登って、七合目の身禄像に参拝。鳩森神社と言えば、あの日月神示の岡本天明が神主を務めていた神社です。これから向かう明治記念館での行事の前に、どうしても寄っておかなければならない場所でした。コノハナサクヤ&ミロク。
 明治神宮外苑を抜けて明治記念館に到着したのは10時半。さあ、今日の二大イベントの一つ、メキキの会13周年祝賀会の始まりです。
 もとはと言えば、あの出口王仁三郎のひ孫であり、メキキの会会長であられる出口光さんからの1本の留守電から始まったんですよね。わざわざ光さんからなんだろうと思って折り返し電話してみたところ、8月の9日にこういうことをやるので、是非来てくれとのこと。えっ?私のような者でも参加してよろしいんでしょうか…。
 この日はですね、明日の記事で書きますが、アントニオ猪木さんのIGFの興行に参戦することになっており、もうそれだけでかなりお腹いっぱい&緊張気味だったのですが、それに加えてなんとも有難きお誘いが…もう、これはもう人生かけて参加させてもらうしかない。こんなチャンスを逃すわけにはいきません。訪れたご縁は全て受け入れます!
3 受け付けを済ませて、まずは天命天職の博覧会である「楽市・楽座」を楽しみました。それぞれの会員の方々が「仕事」という実践を通じて、いかに自らの天命を全うしようとしているか…まずはそのエネルギーに圧倒されます。いくつかのブースで興味深いお話をうかがいながら、とりあえず一周。
 まず特にじっくりお話したのは、これまた出口王仁三郎のひ孫でいらっしゃる出口鯉太郎さん。前回王仁魂復活プロジェクトの時には時間もなくちゃんとご挨拶が出来ませんでしたから、今回はゆっくりと。鯉太郎さんは陶芸家でいらっしゃる。つまり、ある意味王仁三郎のゲノムを受け継ぐ人物です。というか、実際にひ孫でいらっしゃるわけだから、純粋なゲノム受け取り人ですよね。
 なんと言いますかね、お人柄のおおらかさもまた王仁三郎的です。くじ引きをしてもらいたいがために、ご自分のお作品を格安で販売しておられました。私も景品(?)のぐい呑みを目当てに信楽のビールカップを購入。見事お目当て通りぐい呑みを当てちゃいました。ラッキー!
 鯉太郎さん曰く、薪を燃やす窯を囲んでの「オカマバー」で一杯やりましょうとのこと。これは是非是非実現したいですね。楽しそうだなあ…。
 続いて、やはり王仁魂で劇的な(?)出会いをしたミュージシャンの小久保隆さんと再会。ぜひ富士山という場で何かやりましょうとお約束しました。これも是非実現したいですね。この方の笑顔も恵比寿的でいいなあ。
 その後いろいろなところを回り、タイミングを見計らって、恐怖症克服のカウンセラーとして著名な新田義治さんのブースへ。新田さんとも王仁魂で知り合いました。いろいろと興味深いお話を聞きながら、また、こちらからも同姓同名の歴史上の人物「新田義治(脇屋義治)」と富士山、王仁三郎との関係などをお伝えしたりして、アヤシイ感じに盛り上がっていた…そんなところに、隣の椅子に不思議なオーラの男性がお座りになりました。女性の波動は大切だ!とかおっしゃっていたので、私も「私は高校の教師ですから、毎日女子高生の波動を浴びてますよ!」などとジョークを飛ばしていましたら、ななななんと、その方は「水からの伝言」で有名な江本勝さんではないですか!あらら、とってもお茶目な方。
 その後、新田さんの誘いで「心理カウンセリング協会」のセミナーに参加。新田さんの講演と言いますか、彼の巧みな案内によるワークショップで「四魂」のお勉強。なんかとっても楽しかった。これは教育現場でも有用ですね。光さんの御著書で「四魂」についてはある程度わかっていたつもりだったのですが、こうして実際に言葉を発しながら自らの魂を見つめるのも充実感のあるものです。特に、「親(しん)」の魂の持ち主である私が、正反対の「勇」を演じた時のあの感じは実に新鮮でした。
4 さあ、3時半からは本日のメインイベント、「メキキの会13周年祝賀会」です。620名の方々参加の非常に大きな宴だったわけですが、そんな中、なぜか、本当になぜ?なのですが、なななんと真ん中最前列のテーブルが私の指定席でした。そこはまさに主賓席。正面には出口光会長が紋付き袴でお座りになっています。そして、その横にはどこかでお見かけした男性が…このオーラはタダモノではない…ええと、どなただったっけ…と思いつつ胸の名札を見て仰天!
 なんと、この祝賀会のメイン講演をなさる、あの「サムシング・グレート」の分子生物学者、ノーベル賞候補とも言われ、また「笑い」の研究家でもあり、多くのベストセラーの著者、そしてあのダライ・ラマとも親友と言える仲である、筑波大学名誉教授村上和雄先生ではないですか!!
 なんで、私のような者がこのような方々と同じ卓に座っているのか…全く運命というのは恐ろしいものです。もうこれはワケがわからないまま受け入れるしかありません。さっそく村上先生と名刺交換…ワナワナ。
 いやあ、お隣に座られた財木孝太さんに救われましたねえ。彼は京都西陣の粋人です。彼とは王仁魂で知り合いました。彼がいらしてくださったおかげで緊張も解けまして、お食事しながらの自己紹介も案外うまく行きました。感謝感謝。
5 それにしても、村上和雄さんのご講演。本当に素晴らしかった。私の漠然と感じていたことを全て完璧に言葉にしてくれました。「有難いこと」「利他の精神」「生命の奇跡」「祈り」…連綿とつながり、遡れば一点に収斂するゲノムの糸。その糸に潜む「サムシング・グレート」の意図。
 そして抜群のユーモア。笑いが遺伝子に影響を及ぼす。まさに、村上さんのお言葉が私の遺伝子を活性化してくれました。スイッチ・オン。言霊…私はそれが、単に言葉の力ということではなく、「コト」は実現、「タマ」はエネルギーと解釈し、「実現のエネルギー」を意味すると考えています。そういう意味での「コトタマ」を強く感じたご講演でした。本当に有難い(めったにない)ご縁でした。
 さあ、そのご講演を拝聴して、テーブルごとそれぞれがそれぞれの今後の12年を語り、皆でシェアしました。しかし、本当に申し訳なかったのですが、肝心の出口光会長の「これからの12年」のご講演を聞かずして、私はその場を中座せざるを得ませんでした。本当に残念ですが、次のイベントからのお呼びがかかってしまったのです。まさに宴たけなわでの退場。
 私は電車に飛び乗り、有明へ向かったのです。そしてそこでも様々な出会いが。もう私は私であって私ではない!私はあまりに多くの他者によって成り立っている…その3に続く。

メキキの会

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コメント

楽市楽座とは、面白そうですね。

メキキの会の祝賀会は、明治記念館で行うのですね。

投稿: もののふ | 2011.10.28 12:01

村上先生もメキキの会の会員なのですか。

「サムシング・グレート」の意図を読みほどいてみたいものです。

投稿: ひえだのあれ | 2011.10.31 12:43

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