« ブラームス 『ヴァイオリン・ソナタ集』 (コロル/グリゴリエワ…モダーンタイムズ_1800) | トップページ | 『女』に関する(ワケわからん)考察 »

2009.07.30

エクセレント・シェード (クレトム)

↓これは私の車ではありません。
Sa881 のフロントガラス問題、夏編。冬編については、こちらに書きました。夏はやっぱり駐車時の日よけが最大の問題でしょうね。あの暑さはすでに暑さの範疇を超え、熱さにまで到達しています。ハンドルを握れず、運転できないことさえありますからね。
 最初に結論を言ってしまいましょう。フロントガラス問題を通年で解決するためには、家の窓と同様、雨戸を付ければ良いのです。いや、雨戸というよりもシャッターかな。とにかく、上からでも下からでも横からでもいいので、シャッター様のものがスルスル、シャラシャラと出てくるのがベストですね。
 そうすれば、冬場は霜よけになりますし、夏場は日よけになります。技術的には全然難しくないと思うんですけどね。なんで出来ないんでしょう。安全面の問題でしょうか。法的にも無理なのかな。単にカッコ悪いからかな。
 今のところ、そういう装備の車はないので、しかたありません。夏場は皆さんがやっているように、フロントガラスの内側に日よけを張るしかないですね。
 私もいろいろと使ってきましたが、どうも納得の製品がありませんでした。ジャバラの紙のやつは、なんだかんだうまく固定できず、隙間だらけだし、効果も今一つ。アルミっぽいギラギラのやつは、だいたい吸盤でくっつけるのですが、それが熱で柔らかくなってはずれることも多く、実は根本的になってないシロモノだったり。
 で、今回ちょっと奮発して買ったこの製品は、今までで一番納得の使い心地です。さすがラグジュアリー、エクセレント(笑)。
 まず、素材の質感がよろしい。それほど厚い布地ではないのですが、適度な遮光性があるのはもちろん、結構丈夫そうです。フレームの金属にも適度な弾力性があって、そのおかげで、ほとんど隙間なくフロントガラスにフィットします。それにその「適度」な可塑性と復元性のおかげで、吸盤など付いていないにも関わらず、見事に固定されます。これで、帰ってきたらはずれてた、倒れてた、なんてことはないでしょう。いろいろと細部の構造、特にバックミラーなどがある中央部に当たる部分の構造なども良く設計されています。
 私の車の場合、ダッシュボードの中央にETCが鎮座していますので、そこをまたいでこのシェードを装着しなければならないのですが、シェード本体中央部分の構造がちょうどそこにマッチというか、フィットしていまして、非常に便利であります。
Sa793 また、売り文句の一つ、小さく丸く折りたためて収納にも便利という点においても、なかなか上手な設計がなされていると思います。最初のうちはちょっとコツがつかめず、うまく折りたためなかったのですが、慣れればひょいと小さくできます。それを収納するケースもしっかりとした素材でセンスも良く、車内に常備しても違和感のない品質を持っています。
 実際使ってみますと、熱の遮断の能力も結構高いようで、その効果は抜群です。あと、案外良かったと思ったのは、その色が地味なカーキグリーンでして、そのおかげで、外から見ますと、特にシェードをしていないかのように見えます。いかにもなギラギラ感や、いかにもなイラストがないので、落ち着いた印象を与えますね。
 私は冬場でも車中泊時の目隠しに、こうしたシェードを使いますから、これは通年で重宝しそうです。
 実際には、いちいち丸めてケースに入れるのは面倒なので、半分にたたんで助手席の足下や、後席にポイと放り込んでいます。一人で乗っている場合にはそれでいいですね。
 これから夏の行楽シーズン本番です。ウチでも何かと車でお出かけする機会が増えますから、きっといろんな所で、このシェードが活躍することでしょう。
 クレトムさんのホームページを見ると、ホントいろいろなタイプのシェードを製造していることがわかります。なんか職人のこだわりのようなものを感じますね。
 それにしてもなあ、早くフロントガラスシャッターが標準装備の時代が来ないかなあ…。ぜったいいいと思うんだけど。

ワンランク上のフロント用サンシェード99%UVカット 専用収納ケース付 クレトム ラグジュアリーシェード

クレトム

不二草紙に戻る

|

« ブラームス 『ヴァイオリン・ソナタ集』 (コロル/グリゴリエワ…モダーンタイムズ_1800) | トップページ | 『女』に関する(ワケわからん)考察 »

もの」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: エクセレント・シェード (クレトム):

« ブラームス 『ヴァイオリン・ソナタ集』 (コロル/グリゴリエワ…モダーンタイムズ_1800) | トップページ | 『女』に関する(ワケわからん)考察 »