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2009.07.19

デイヴィッド・グリーンバーグ(フィドラー、バロック・ヴァイオリニスト)

David Greenberg(Fiddle・Baroque Violin)
Greenbergfid ーン!!
 最近のバロック・ヴァイオリン界について苦言を呈する長文を書いた途端、ブラウザ(safari)が落ちた!
 調子よく書いていると保存するの忘れるんですよね。あ〜あ。
 そして面白いもので、調子よく書いていたものほど、もう一度書く気がしないものですよね。
 まあ、エセ・ヴァイオリン弾きの私が、プロの方々のことを軽々しく非難するなということでしょう。
 もう忘れましょう。
 すっかり戦意喪失してしまったので、今日もまた、結果として手抜きな記事になります。ごめんなさい…と言いつつ…。
 ちょっとだけその苦言の内容に関係したものを紹介します。いや、ちょっとじゃなくて核心だな。
 結局苦言の梗概を書くことになりそうですね。簡単に言うと、バロック音楽というのが、ダンス・ミュージックを中心とした民族音楽と近代西洋音楽の中間的、過渡期的存在であって、最近はそれを近代の方向からとらえることがほとんどだということ。モダン奏者が片手間に弾いたりすることも多く、いやほとんどが、モダン・ヴァイオリンからバロック・ヴァイオリンに向かうんですよね。
 本来の時間軸の流れ、音楽の進化のベクトルで言うと、民族音楽的なところから発するアプローチもあっていいのではないか。
 ちなみに私はモダンはほとんど弾かずにいきなりバロック楽器に行っちゃった変り種です。
 あと、ヴァイオリンが実は野蛮な楽器であることを忘れすぎ、フレットがない意味に立ち返るべき、あごで押さえるとは何ごとだ、頭を固定されて音楽をやるなんてのは、腕を固定して車を運転するようなものだ!などという暴論にまで発展していたような記憶があります(笑)。
 プロレスの話も書いてたな。なんだっけな。えっと、あっそうそう、なんでもメジャーになると「真剣勝負」がなくなる、緊張感がなくなる、「なめられてたまるか!」が減る、そんな話だったかな。つまり、古楽界にも、草創期のあの興奮がないと。個性や刺激のない、仲良しこよしのなあなあばっかり、みたいなこと書きましたっけ。闘いがない!と。なかなか過激ですね。
 ま、今思えば、あの文章が消えてしまって良かったかもしれません。失礼ですよ、まったく。
 ということで、最終的におススメしたかったのは、時代のベクトルの通りにバロックにアプローチしているカナダのヴァイオリニスト、デイヴィッド・グリーンバーグです。
 彼は、ケルト音楽なんかの演奏で有名なフィドラーですが、バロックもけっこう録音しています。それがなかなかいいですよね。大バッハのコンチェルトやエマヌエル・バッハのトリオなどは、まあオーソドックスな演奏ですが、同じバロック期のスコットランドの音楽のCDなんかとってもいい。かっこいいっす。
 今日はちょっとずつ試聴できるものをここに貼っておきますね。ナクソス・ミュージック・ライブラリーとiTunesです。
 では、どうぞ。

Tout Passe (NML)

The Red Red Rose (NML)

MER JOLIE (NML)

Fruits of Passion (NML)

SEASONS' CELEBRATION (NML)

BACH, C.P.E.: Trio Sonatas (NML)

Tunes Until Dawn (iTunes)

The Red Red Rose (iTunes)

Spring Any Day Now (iTunes)

Mariners and Milkmaids (iTunes)

Tout Passe (iTunes)

Amazon Spring Any Day Now, Music of 18th Century Scotland and Elsewhere

YouTubeで観る

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コメント

もう、15年も前になりますが、偶然滞在先で、David Douglassのレクチャーを聞いたことがあります。彼が主宰するThe King's Noyse の演奏法もfiddling から来ている感じがしました。肩の上でなく肩の前に押し付けるようにして楽器を安定させる方法でした。
確かに、上品な音を出したり、難しいパッセージを弾くのは難しいですが、弾きながら踊りやすいですね(笑)。
最近録音がないのが残念です。

投稿: 貧乏伯爵 | 2009.07.21 12:50

伯爵さま、こんにちは。
そうそう、ヴァイオリンを肩に乗せて弾くのって、
全然主流じゃないんですよね。
特に顎ではさむのはクラシックだけです。
もっと自由な発想が必要でしょう。
バロック期の絵画見ても、なんだかみんないい加減ですよね。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2009.07.21 18:19

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