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2009.07.31

『女』に関する(ワケわからん)考察

4 のすごく忙しいのです。座禅、100人分の飯炊き、合宿、能の発表、原稿の〆切り、研修…いろいろ重なっていまして…。
 そんな中、どういうわけか、女性に関していろいろ学ぶことがありました。たまたまそういうことが重なったのだと思います。
 まず最初は仕事関係で観たDVD。ある会社が主催した講演会の録画です。それは、東京を中心とした地域の、中学校受験を控えた子供を持つ親を対象とした講演であり、聴いているのはほとんどが女性、すなわち母親です。講演している人も同じような経験を持つ女性でした。
 なんだか都会の小学生は大変だなあと。ものすごく失礼なことを言わせていただくと、中学受験は母親の自己実現のためという感じが強くしました。母親の名誉欲という気もしないでもない。いったい何が起きてるんでしょうか。父親の影の薄いこと。
 子どものためとは言葉ばかりで…結局子どもが自己実現の道具になっているのでは…なんて、こんなこと言える立場ではないのですねえ、実は。いや、私、今、中学の設立に大きく関わっているものですから。でもなあ、少なくともそういう母親が志望するような学校にはしたくないなあ…。
 ただ、この講演者、一つだけいいこと言ってました。受験は結婚みたいなものだと。一人しか選べない。だから、選ぶまではしっかり両目を開けて見きわめなさい。でも、結婚したら、すぐに両目をつぶりなさいと。なるほどね。あんまり理想を抱きすぎて入学すると、そりゃあ幻滅することの方が多いでしょう。まあ、そういう人生の智慧というのは、ぜひ持っていただきたいですね。実は私たち教師の側からも同じことが言えるものでして(笑)。
 さて、次。なんだかカミさんの周辺が慌ただしいのです。大いにもめてます。いい大人の女たちがもめてます。高校生レベルです。いや、中学生レベルかな。問題発言であることを覚悟して言っちゃうなら、どうも40代、50代の女性は若返るようですね、精神的に。お子ちゃまになっちゃうってことです。妙に自己顕示欲が強くなる。若気の至りレベルの半狂乱(失礼)。さっきのお受験もその一つの現れかもしれませんね。それにしても、ある意味元気だよなあ。肉食系女子(?)。
 男はその年頃になりますと、もうすっかり元気なく、草食系どころか、私みたいに断食系にまでなってしまいます。なるべく面倒な人間関係を築かないよう、ある意味ずるくなっていくものです。
 それに比べてなんたるオバサンパワー!これは冗談でなく尊敬に値しますよ。元気ですねえ。
 さて、続きましてですね、女子高校生を観察…なんて言うとアヤシイ感じですね。仕事ですよ。今日は学校にお泊まりで座禅です。私は典座という係。食事係です。今回はちょうど100名分のご飯を炊き、そして味噌汁やらを作りました。私もやっとおいしい食事が作れるようになりました。水加減、味噌加減バッチリですよ!一人分は未だに作れませんが、100人分だったら上手に作れます。
 で、今日は10人の女子生徒が補佐をしてくれたのですが、その仕事ぶりから、明らかに彼女ら三種類に分類できましたね。
 まず、ギャル軍団。彼女たちはまず元気で声がでかい。下品な話をヘーキでする。へそ丸出しで腹をぼりぼり掻く。ん?これはギャルとは言わないのかな。田舎のオバチャン予備軍でしょうか。彼女らは、口も八丁ですが、手も八丁です。うるさいけど、案外仕事はできます。でも、サボるのも上手。気がつくと隣の部屋で寝てたりする(笑)。まあ、かわいいもんです。
 彼女ら3年生なんですが、3年生になると急にオバチャンっぽくなるんですよね。2年生までは、例えば夏休みなんかオールで(徹夜で)遊んだりしてるんです。それが今はもう「かったるい」「ねむい」ということで、遊びよりまずは睡眠というふうになります。夏祭りにさえ行くのが面倒になっちゃう。これは毎年の3年生の傾向です。ま、進路のこともあるしね。男もそんな感じです。青春はやっぱり17で終わりなのかな。
 そして、次が腐女子グループ。こいつら全然仕事ができない(笑)。いわば妄想力ばかり発達し、生活力がない。何をすればいいかの空気が読めないんですよ。これやって、と頼んでも、それだけしかできず、自ら何かを見つけてやるということがない。で、みんなでオタ話で密かに盛り上がってる。ギャルの手前、やや小さめの声ですけど(笑)。今日はなんだかイケメン武将の話だったみたい。ゲームのキャラでしょうか。
 もう一つのグループは、これはカリスマ主婦ですね。なにしろよく気がつく。二手、三手先を読んで、どんどん勝手に仕事をしていく。こういう行事の時はとっても有用です。素敵です。いい奥さんになりますぞ。で、ほかの人がサボっていても全然気にしないどころか、自分がどんどんできることに喜びすら感じているようです。実際間接的にですが大いにほめてやると、もっと頑張ります。
 そうか、世の中の女性は全てこの三種に分類されるのか!ギャルと腐女子とカリスマ主婦。あなたはどれですか?…な〜んて、ずいぶん乱暴な考察ですねえ(笑)。でも、なんとなく本質的な部分が見えたような気がしました。今さらですけどね(笑)。
 いや、ホントのことをはっきり言っちゃうと、とにかく最近男の存在感がないんですよ。女が元気。自分のスタンスで生き生きやってますよ、女性は。それがケンカであれなんであれ、自分がはっきりしているんです。すごいエネルギーですよね。それに比べて、男はどうなっちゃったんでしょうか。自分も含めて…かな。
 私は案外古風な男でして、女に結構厳しい方なんです。それは、つまり、本質的に男の方が弱い、女の方が強いことを知っているので、社会というフィクションの上で男がいばって、そしてバランスを取るという、いわば人類史上の素晴らしい智恵を継承したいからであって、心からの男尊女卑などではありませんよ。とにかく今の子どもたちの問題を見ていると、全ては「父性」の欠如に由来しているように思えるのです。
 母性はリアルな「モノ」であり、父性はフィクショナルな「コト」であると、私は常に思っています。男たちよ!もっとハッタリ上手になれ!
 さあ、「シゴト」しなくちゃ、今日もまた…。

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コメント

初コメ?!です(*>∀<)b
アタシは今は悪阻が酷くて
グータラ妻の部類です凹
早く安定期を迎えたいデス…

投稿: リょこ | 2009.08.02 00:16

りょこ、初コメどうも。
それはしょうがないよ。
お腹に一つの生命を宿しているだけでも、
立派なお仕事してるってこと。
この時ばかりはダンナさんに大いに甘えなさいな。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2009.08.02 10:27

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