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2009.06.06

バッハのカンタータ

2e75f8cc ジカ・ポエティカによるバッハのカンタータ演奏「Soli Deo Gloria<賛美と祈りの夕べ> Vol.252~聖霊降臨節のため~」に参加させていただきました。
 考えてみますと、バッハの代表的ジャンルである合唱付きの教会カンタータを演奏するのは、本当に久しぶりです。もしかして20年ぶりくらい?
 実際、我々シロウトからしますと、なかなか演奏の機会がないというのは当然と言えば当然です。バッハが歌える合唱団といっしょに演奏できることはまれですし、アリアを歌えるソリストも必要です。そして、器楽の方もたいがいソリスティックな管楽器を要しますので、こういったいろいろな条件が重なるのはほとんど不可能に近いことです。あっ、あともちろんカンタータを振れる指揮者の方も必要ですね。
 今回はそういう意味では非常にラッキーでありました。カンタータの良さ、バッハのすごさを改めて体感できましたからね。やっぱりすごい。
 今回演奏したのは第174番「われいと高きものを心を尽くして愛しまつる」。ブランデンブルク協奏曲の第3番の1楽章(管楽器入り)がシンフォニアになっているものです。私はヴィオラの3番として参加しました。壮大なシンフォニアと繊細なアリアの対比が良かったなあ。この曲のテーマの一つである「愛」の、ある種の二面性がよく表現されていると思います。
 もちろん、私はキリストの愛をしっかり理解している人間ではないと思いますが、バッハの音楽を通じて、その片鱗に触れることができたのは事実です。愛というある種抽象的なものを表現するのには、言語ではなく音楽の方がふさわしいのかもしれないと思いました。
 特に最終曲のコラールでは、思わずぐっと来てしまいました。歌詞を口ずさみながら楽器を演奏したからでしょうかね。坊主頭に数珠をした男がコラールに涙している姿は異様だったかもしれませんね(笑)。あっそうそう、曲の間で聖書の朗読があったんですが、神の子を信じていない時点ですでに裁かれている、というような一節がありまして、それを聞いている時は、まさに公開裁判にかけられているような気がしました(苦笑)。
 さて、演奏が終わりまして、打ち上げに参加したのですが、これがまた面白かった。ほとんどの方が初めてお会いする方々だったのですが、妙に盛り上がってしまった自分。呑みすぎたのか、後半はほとんど覚えていませんが…。
 特に今回初めてお話した(演奏は何回かお聴きしましたが)チェンバリスト&オルガニストの武久源造さんの話は面白すぎました。ああいうキャラの方だったとは…笑。芸術家はああじゃないとねえ。そこに淡野弓子さんと淡野太郎くんも加わって、さあもう大変。音楽と愛と男女のアンサンブルの話で、なんかどんどん脱線していったような記憶が…。こうしてまたまた古楽界の重鎮の方々とお知り合いになれまして、それこそとっても幸運でした。でも、だいぶハメを外しちゃったので、もう呼んでもらえないかな。すみませんでした。
 すみませんと言えば、今日はまた特別な方と初めてお会いしたにも関わらず、なんだか単なる酔っ払いの姿しかお見せできなく、全くすみませんでした。その特別な方とは、教育ジャーナリストの鈴木隆祐さんです。彼の著書をこのブログで紹介したのですが、それをご本人様がお読みになって、わざわざ連絡をくださいました。そして、会いましょう!ということになりまして、結果私は酔っぱらっていた上に、後半はずっと寝ていまして、全然お話ができませんでした。本当にすみません…。次こそは、ちゃんとお仕事の話をしましょう。
 それでもなんだかとっても楽しく幸せな一日でした。皆さん、ありがとうございました。バッハに感謝です。こうして人と人を結びつける力が、彼の音楽にはありますね。そういう意味では、芸術である以前にエンターテインメントなのかもしれないなあ。

BWV174をNaxosで聴く

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