満員御礼!アンサンブル山手バロッコ演奏会
横浜は今年開港150周年だそうで、いろいろとイベントをやっております。その一つであるコンサートに出演させていただきました。
あいにくの雨にもかかわらず、超満員札止め。大いに盛り上がったのではないでしょうか。ご来場くださった方々に、心より感謝申し上げます。
今回はアンサンブル山手バロッコにゲスト出演。同団体は、フリーキャスターとして各方面で大活躍、そしてリコーダー演奏家でもある朝岡聡さんが主宰するアンサンブル。横浜で10年以上地道に活動されている団体です。メンバーに、私も所属するカメラータ・ムジカーレの方々が何人かおられ、その関係で今回お声掛けいただきました。ありがとうございました。
それにしてもたくさんの皆さんのおかげか(?)、降りやまぬ雨のおかげか、熱気&湿気ムンムンでありまして、繊細な古楽器たちは苦労せざるを得ない状況でありました。私も伸びきった弦と弓の毛に大苦戦。まあ、それがまたリアルな古楽表現につながっていたかもしれませんし、決して華々しく明るいことばかりではなかった横浜港150年の歴史にふさわしかったかも(?)。
今回の演奏曲目は次の通りでした。オールバッハプログラム。
2台のチェンバロの為の協奏曲ハ長調
ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調
オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調
カンタータ「悲しみのいかなるかを知らず」BWV209
(詳細や写真はこちらに紹介されています)
今回は全ての曲目で舞台に上がらせていただきました。こういう曲をこういう場所で、こうしたプロの方々と一緒に演奏できるなんて、若かりし頃想像できたでしょうか。ありがたいことです。
そう言えば、横浜には何かと因縁があるんですよね。まず、今回演奏した開港記念館は何度もカメラータ・ムジカーレで使わせていただいています。そして、この建物の斜向かいにある日本銀行横浜支店は、私が幼い頃の父の職場です。その父ともども横浜ベイスターズのファンでしたから、すぐ近くに見える横浜球場にも何度か足を運んでいます。
それから、何と言っても横浜と言えばあれですね。あれですよ。哀しくも笑える青春の想い出。そう、受験の苦い思い出です。それについては、顛末のほんの一部ですが、こちらに書きました。あっそうか、発表の日のことはまだ書いてないんだ。横浜での生死を分けた事件のことについて…。これについては、生徒たちには毎年話してます。というわけで、聞きたい方は本校へ入学してください(笑)。ちなみに来年度からは私は新しくできる中学校の方の担当になりますから、そちらを受験してください(こんな生徒募集ありか?)。
今日は、静岡から両親が、川崎から姉が、そして富士山からウチの家族が聴きに来てくれまして、珍しく一族が集合しました。せっかくなので、終演後メンバーとの打ち上げには欠席させていただきまして、一族で中華街に行きました。いちおう父の日ということもありますかね、孫からおじいちゃんに目録など渡したりして、でも、結局夕食代はおじいさん持ちという、なんだかよく分からんことになりましたが、久々にみんなで楽しい時間を過ごしました。
これもまた、音楽のおかげですね。音楽は人と人をつなぐ。本当にそれを実感する一日でした。ありがとうございました。
それにしても、坊主頭は目立ってますな(笑)。
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コメント
すごーい
中学出来るんですね。
どこに?
校長先生ってかわってないんですか?
全然話し変わり、鯉ヶ池(こんな字だったような。)という鯉料理屋、先生行ったことあります?
お金持ちだったら、週1で鯉のあらい食べに遠征したいぐらい、鯉のあらいが好きです。
今、超食べたくて。
おいしい鯉料理屋募集中です。
知ってたら教えて下さい。
っても、先生鯉嫌いだったりして。
投稿: カオル | 2009.06.22 12:18
カヲルよ、こんちは。
おう、中学出来るよ。
今、作ってる最中(中身を)。
校長先生もかわってないよ。
鯉のあらいとは、またまた渋いねえ。
あいかわらずマニアックだな。
鴻ケ池漁荘だろ?
http://kougaike.com/index.html
実はオレも行ったことないんだよ。
今度連れてってくれ。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2009.06.22 13:14