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2009.04.13

『漢検のひみつ』 (学研まんがでよくわかるシリーズ)

Book 「検のひみつ」…大久保理事長親子の悪行の数々が、まんがでわかりやすく紹介されています。
 …かと思ったら、なんだ漢検の宣伝じゃねえか。こうやって子どもを洗脳しようとしていたな。
 家に帰ってきたら小学校4年生になった上の娘が「これ借りてきたよ!」と嬉しそうに持ってきました。カミさんもニヤニヤして、「面白そうでしょ」と言います。
 もちろん二人ともふざけているのです。娘に今、なんで借りてきたのかと確認しましたら、「なんか、おもしろそうだし、パパが漢検とケンカしてるみたいだったし、テレビでいろいろやってたし、今話題だから」と。
 我が娘ながらよく分かっているぞよ(笑)。
 ふむふむ、「漢検のひみつ」、初版は去年の9月か。そろそろメスが入ろうかという時期ですな。私もちょっと裏から情報をいただいていた頃です。退職金の話とかね。
 その後の展開は皆さんご存知の通り。まあいろいろと盛り上がりましたよ。特に生徒たちは、私を取り巻くいろいろな漢検協会をめぐる事件(?)に興奮気味でしたっけ。
 このブログの記事で復習しますと、こういうことでした。
 ニュースになった翌日、ヤッター!とばかりに「儲」…漢検協会やるな!という記事を書きました。それが検索で協会の公式ページのすぐ下に出てくるという、ちょっと予想外の事態になりましてね、生徒たちが「こりゃあ、絶対漢検の人見てるよな」「ヤクザだからやばいんじゃないの?」みたいなことを言い始めた矢先、鉄砲玉が飛んできました(笑)。偶然にしては出来過ぎている。
 そのことも暴露してしまいました。さすがに面倒くさいので、刑事コロンボの記事に見せかけて(?)。
 その後、一回だけ電話がかかってきました。謝罪…というより言い訳の電話でした。それも、私が書いたようなカワイイ声の京都弁ではなく、おばちゃんの標準語でした。おねえちゃんだったら許そうかと思いましたが、おばちゃんに、「この前は実施状況の確認にご協力いただきまして、ありがとうございました」とか言われたら、いやみの一つでも言ってやりたくなりますよね。ま、言ってやりましたが。
 そうそう、ファックスも一回来ました。今年度1回目の受検者を、従来の金額のまま募集していると、ニュースで報道された途端、すぐに言い訳のファックスが来ました。その対応ぶりが笑えるというか、呆れるというか、腹が立つというか…。で、結局値下げは100円から500円ですと!?噴飯せざるを得ないっす。大久保親子は理事にとどまるというし。もう腐り切ってます。
 個人的にはですね、学校全体で今年度の受検をボイコットしたいところなんですよ、ホントは。でも、生徒たちの受検の意志を無視するわけにもいきませんし、大学入試や就職にまで関わってくるという構造が出来上がっている限り、それをするのは難しい。国としても業務停止命令も出せないでしょう。クヤシイですね。
 漢検協会をぶっつぶすのは実は簡単です。別の団体が良識的で良心的な漢字検定を始めればいいのです。昔はありましたが、今ではほとんど壊滅してしまいました。漢検協会がそれらをぶっつぶしてデカくなってきたのです。ここで国も協力してですね、大きな運動を起せばいいんですよ。うん、こうなったら、私が中心になって「新漢検」を作りましょうか。そして、「信者」をたくさん集めて「儲」けましょうか(笑)。

学研公式

日本漢字能力検定協会

「説明責任果たしていない」漢検を文科省が厳しく批判

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» 「漢検の受検者が半減」、って受けるんですけど私 [下町バカドールシアター]
漢検:受検者が半減 <昨年度の受検者約286万人の86%は学校単位などでの団体受検者。09年度も継続して受けることを決めたのは10%で> って、少なすぎるでしょ。 <文部科学省から不適切な運営を指摘されたことが響いたとみられる。> いや、それはわかるんだが、そのことと試験の質とは別問題。 財団法人にもかかわらず、公益事業による過大な利益などが問題となっている「日本漢字能力検定協会」について、文部科学省の銭谷真美事務次官は「運営の在り方が疑問」と批判した。 まぁ、そ... [続きを読む]

受信: 2009.04.14 09:40

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