mizu-Q(ストロー浄水器)
日本は地震大国です。そして火山大国です。その総元締め、いや総本山とでも言うべき、富士山に住んでいる私です。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」と言うがごとく、そうした危険を冒さねば、この美しい自然や霊的環境を得ることはできません。
とは言っても、実際地震や噴火が起きたら、これは大変です。「備えあれば憂いなし」、やはりしっかり準備をしなくてはなりません。しかし、実は私はほとんどそれらしい準備をしていないんです。知識だけはたっぷりあるつもりですが、実際の防災グッズとか、全然用意していません。困ったものです。
で、そろそろそういう備えをしようかなと思っていまして、いろいろ研究をしています。今日はその過程で見つけた一つを紹介します。
富士山は川がない山です。私の住んでいる村にも川が1本もありません。ですから、昔からこの辺の人たちは水の確保にとんでもない苦労をしてきました。それについてはこちらに書きましたね。
で、災害時、水道の汲み上げポンプがいかれたような場合、水の確保は困難を極めることは明らか。人間は飲み水がなければ生きていけません。
もしこの家で被災して、水道が止まったとしまして、その飲み水をどうするかと言えば、もう、風呂の残り湯か、水たまりの水を飲むしかありません。あるいは今の季節なら雪を溶かして飲むとか。
そんな時、役立ちそうなのがこのストローです。テレビでも時々紹介されてますね。ご覧になったことがあるんじゃないでしょうか。オレンジジュースをこのストローで飲むと水になっちゃう。
つまり、汚い水を浄化してくれるんですね…と書いて、超面白いこと思い出しました!書いちゃおう。
今日、あるところから送られてきた書類を見てましたら、とんでもないミスタイプを見つけて、もう笑いが止まらなくなってしまいました。
「修学旅行美化係」と打つべきところが…じゃじゃ〜ん!
「醜悪旅行美化係」となっておりました!!
むむ、やるな。なかなかセンスのいい間違い方だ。醜悪な旅行を美化する…これは文脈的には間違っていない。汚染された水を浄化するように…。
つまり、間違いではないのかもしれない。最近の中学の修学旅行はたしかに醜悪だ。それを美化するのは実に崇高な仕事である。
な〜んて、私もけっこうミスタイプしますけど、ここまで計算されたミスタイプはないなあ。負けた…orz。
さて、話を戻します。えっと、醜悪な水を美化する話だった。
まだ、このストロー買ってないんですけど、買ったら絶対試してみたくなりますよね。ジュースはどうだろう。牛乳はどうだろう。お酒はどうだろう。おしっこはどうだろう…それは行きすぎかな。
しかし、実際の災害時には、それに近い、あるいはそれ以上に我々に有害な何かを含んだ水を飲まねばならないかもしれません。ていうか、上に挙げたものは全然有害じゃないな(笑)。
もちろん、1回きりしか使えないわけじゃないから、試してみてもいいわけですけど、不純物は内部に蓄積してしまいますからね、オレンジと乳脂肪分とアルコールとアンモニアのミックスジュースはいやだな。
というわけで、とりあえず2本セットで買って、一つは遊びで使ってみよう。でも、その遊びがどんどんエスカレートして、災害以前に命を失わないように気をつけなくちゃね。
あれ?今気がついたけど、下のAmazonのページ、「除菌」が「徐菌」になってるな。これも珍しい間違いですね。
Amazon mizu-Q
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コメント
醜悪旅行美化係・・・・「完敗だっ」笑
うぅぅぅぅぅぅぅぅぅん。
素晴らしい。負けられません。
「誤寺脱痔王チャンピオン」
投稿: 合唱おじさん | 2009.02.26 09:00