激落ちパパ (消しゴム)
マイ・リトル・ラバー。Lover じゃなくて、Rubber です。生徒がくれました。安くてよく消えるとのこと。某100円ショップの定盤人気商品です。パパだけじゃなくて、ママとか、ほかの家族もいるのだとか。うん、たしかに良く消える。小ささも適度な感じだし、これはいいですね。えっと三つで100円ですか。安い。
この前、OHTO の AUTO SHARP を紹介しましたね。あれとこの消しゴムのタッグは受験に最適だと思ったんですけど、考えてみますと、名前が悪いなあ。「激落ち」かあ(笑)。激しく落ちるというのはさすがに受験会場に持っていけないような気もする。ま、カバーをはずしていけばいいか。それでもなんとなくね。
日本人はずいぶんとそういう縁起を担ぎます。ウカール(受かる)とかキットカット(きっと勝つと)とか、そういうオヤジギャグにもならないような駄洒落をですね、なぜか若者が真剣に(?)買い求める。それが商売になっちゃうんですから、実に面白い文化です。
その点「激落ちシリーズ」はすごいですね。本家の汚れを取るスポンジの方のネーミングとしては悪くないと思いますが、勉強のお伴である消しゴムにこういう名前をつけちゃうとはね。だいたい字は落とすものではなく、消すものでしょう(笑)。せいぜい「激消え」とかにしとけば、この時期もっと売れたのになあ。戦略ミスでしょうか。
でも、たしかによく消えますよ。消しカスも適度にまとまりますし、減りも極端に速いわけではない。消し心地もスムーズですし、高い製品と比べても遜色ありません。これはあえて逆説的に受験生に流行らせるという手もありですな。テレビか何かでテキトーに演出して放送すれば、すぐにブームになりますよ。自分の変わりに激しく字が落ちてくれるとかなんとか言って(笑)。
ところで、冒頭にマイ・リトル・ラバーって書きましたけど、今ではゴム全般のことをラバーって言うじゃないですか。これって「こするもの」っていう意味から来てるんですよね。つまり、天然ゴムが発見されて、ヨーロッパに輸入された時、誰かが「こするもの」として使ったということです。こするというのはすなわち、鉛筆の筆跡を消すということですね。それは1770年の4月15日だそうで、イギリスではその日を「消しゴムの日」というのだとか。
たしかに、鉛筆と消しゴムの組み合わせというのは、人類の歴史にとって非常に大きな意味のある発明でしたね。もし、書いた字が消せなかったら、私たちの生活はずいぶんと違っていたことでしょう。
鉛筆の歴史は古いのですが、その筆跡を消すという発想はのちに生まれたものだったわけです。最初は何で消していたかというと、パンです。そう、私も絵を習っていた時にやりましたけど、木炭デッサンの時、今でもパンを使うじゃないですか。こすったりたたいたり押しつけたりしますよね。そうすると、パンが木炭の粒子を取り込んでくれる。あれですよ。鉛筆は木炭の代わりに使われはじめたので、当然最初はパンで消していたと。
そう言えば最近パンで字を消してないな。久しぶりにやってみようかな。ところで、センターとかで消しゴム忘れたらお昼のパンをちぎって机の上に置いといていいんでしょうか。誰かに試させてみるか(笑)。
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