『親愛なるマリー・キュリー 女性科学者10人の研究する人生』 猿橋勝子(監修) (東京図書)
女性は科学に向いているか…どうも向いているようですね。
前に理科の先生から『偉大な、アマチュア科学者たち』をお借りして読みました。アマチュアもプロ並み、いやそれ以上に活躍できるフィールドなんだなあ、科学の世界って…と思いました。同じ理科の先生(女性)に今度はこういう本をお借りして読みました。女性も男性並み、いやそれ以上に活躍できるフィールドなんだなあ、科学の世界って…と思いました。
考えてみれば、アニメやマンガや特撮モノなんかには、アマチュア科学者や女性科学者たちがけっこう出てましたね。あれってリアルなことだったのか。
昨年、世界的な日本人女性科学者第一号であり、「猿橋賞」の創設者でもある地球化学学者猿橋勝子さんが亡くなりました。その時、NHKのクローズアップ現代で「女性科学者の闘い~猿橋勝子さんが遺したもの~」というのが放映されましてね、私はそれを観たんです。それでちょっと感動してしまった。猿橋さんについてはお名前は知っていましたが、そんな波乱の人生があったとはつゆぞ知りませんでした。アメリカという親玉国家を相手に道場破りですからね。そして勝ってしまった…。
当然、そこには女性としてのハンディとの闘いもありました。男尊女卑のムード、そして家事や子育てと研究の両立。これは朝の連ドラ化した方がいいですよ。そのくらい壮絶です。
この本は、その猿橋勝子さんの監修による猿橋賞受賞者たちのエッセイ集です。では、この本はとんでもなく壮絶かと言いますと、そういうイメージはなくて、最初に書いたように、私は女性は科学というフィールドに向いていると思ってしまいました。
それはどういうことかと言いますと、こういうことなんです。なにしろ、どの方の文章も柔らかくて伸び伸びしていて、全然壮絶な感じがしないんですよ。これが男性だったら、ぜったい必要以上、現実以上に厳しく重く書いちゃいますよ。
本当は大変な苦労だったのに、さらっとそれを書いてのけちゃう。これは逆にすごいなと思いました。だって、10人の皆さん、みんなそういう感じなんだもん。こりゃあ男にはできないぞ、と思いました。
それぞれの研究内容についてもとっても優しく易しく書いてくれているので分かりよかった。うん、科学は女性が噛み砕いて教えた方がいいのかもしれないなあ。教育者としても女性の方がいいということか。
あとはやはり、女性の持つ女性性が科学にも必要だということ。恋愛をして結婚をして妊娠して出産して子育てしてダンナの世話を焼いてご飯を作って掃除をして…そういう日常性というか生活感というものが、科学の勝手な暴走や自己満足を制御するんですよね。ものすごく簡単に言ってしまうと、男性の科学はどうしても科学のための科学になってしまうのに対し、女性の科学はあくまでも人間のための科学という気がするんです。男性の科学は戦争を起こしますが、女性の科学はそういうことがないような気がします。
女性は社会的にも生物的にも男性より多くのことをこなさなければなりません。それはある意味、それができるからそうなっているのであって、おそらく男性は基本それらをこなせないから仕事に専念するんでしょう。で、人にいろいろなことを押しつけておいて、いざとなると、そんないろいろなことをやっていると一つのことに専念できないから大成しないよ、なんて言うんでしょうね。
あと、最近いろいろな文化論を語る中でよく思うんですけど、女性より男性の方がジメジメしてますよね。引きずる。女は案外あっさりしますよ。上書きして生きてくじゃないですか、女性は。男は全部後生大事に保存していきますからね、記憶を。今までは、そういう違いをもってして、男性は女性を蔑視してきたわけですが、はっきり申して、実は「今」を大切にする女性性の方が強いんですよ。男性だったら、あの出産の苦痛を一度知ったら(私は知りませんが…笑)、もう二度と子どもを産もうなんて思いません。
やっぱり女は強いよな。実際持続力もあるし、爆発力もあるし、根性もあるし。今、私のクラスは女子ばかりなんですが、はっきり言って私は小さくなってます。彼女らものすごいパワーです。最近、男女クラスでも女子の方が強いし、勉強もできる。地道にやる。男は気が散るし、持続力が案外ない。
男女平等とか男女共同参画とか言わなくても、もうとっくに昔から女中心に世の中は回っているんです。男がいろいろな障壁を作れば作るほど、実は女はパワーアップしていくのでありました。
そんなことをしみじみ感じさせてくれる良書でありました。女性が読んで勇気を得るのもいいけれど、男性が読んで苦笑するのもいいのではないでしょうか。
Amazon 親愛なるマリー・キュリー
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さて、season3の最終回、まずは「就活一直線」でした。思えば昨年の最終回に登場した「昭和の生き残り型(西條浩一)」がこうして主役を取ったんですよね。私たち夫婦の目の付け所がよかったわけでしょうか。
続いて「スケバン欧愛留」です。このコーナーはやられる男性陣に見どころがあります。今日はとうとう生瀬さんがやられました。もともとこういうやられ役、困った表情が得意な生瀬さんですからね、それはそれは見事なやられっぷりでした。
次は…出、出た!セクスィー常務!!こういう展開とは…。いやはや、セクスィー部長に上司がいたとは。いや、まずセクスィー部長のピンチにバッハのマタイ受難曲の終曲がかかった時点でイヤな予感がしたんですよ。キリストのピンチに父なる神が降臨か!?うむ、リアル草刈正雄を使うとは…NHKおそるべし。作られた沢村一樹セクスィー部長とは違い、素(ス)だぞ草刈!新キャラとして来年はレギュラーになるんでしょうか。それとも、ウルトラの父みたいな役柄なんでしょうか。
清楚で品のある女性4人、原史奈さん、奥田恵梨華さん、中越典子さん、堀内敬子さんがビールで乾杯しているNYAO。最近私の中で奥田恵梨華さんの株が急騰しています。彼女は地味と言えば地味ですが、このNEOを通じて、いろいろな役柄をこなせるようになりましたね。番組が女優を育てるいい例だと思います。いつかも書いたように、ものすごい実力派の俳優さんたちに囲まれてますからね、収録一回一回がおそろしく勉強になるでしょう。これからの活躍にも期待します。がんばって下さい。
さて、いよいよseason3最後のコント。「雨降る夜に」です。なんと言っても池田鉄洋さんの濃さが印象に残るコーナーでしたなあ。他のコントも含めて、比較的不幸せな役柄が多かったけれど、なんとなく共感できるキャラを演じるんですよね。ただ叫んでるだけに見えるかもしれませんが、彼の演技や存在感にはなんとなく淋しさが漂っていていい。
この言葉が未来を切り開く!?なんだか未来がアジの開きみたいになってるイメージが浮かんでしまった(笑)。
今までさんざん書いてきたように(
ついでに、西又さん、羽後町特産の高級イチゴのキャラもデザインしました。これです。イチゴの名は「べにほっぺ」…。なんでもウチのカミさんのおばあちゃんもこの品種を作っているとか(笑)。
おめでとう!ガーシュウィン。今日はガーシュウィンの110回目の誕生日です。
再放送を録画しました。17日に放映されたのを見逃してしまい(最後の1分だけ観た)、しまった!と思っていたんですが、助かりました。そして面白かった。これは教材として使えるぞ。
コンクリートや鉄でできた構造物はたった数十年で崩壊しますし、我々が出しまくっている二酸化炭素もあっという間に植物に使われ、波にさらわれて海底に閉じこめられます。原子力発電所の爆発によってまき散らされた放射性物質さえも、たった25年で地中に封じ込められます。地球の復元力はものすごい。自然は人間が1万年かけて奪い去ったものをほんの30年ほどで取り返します。
人間がいなくなれば、こうしてみんな自然に散らばっていく。こんなに短期間でこんなにたくさん散らばっていくモノを、今も私たちは一生懸命閉じこめようとしている。私もこうして書くことによって、消え去るべきモノをコトバにして残そうとしている。あほらしいなあ。
でも、でもですね、これはいかんでしょう。そう、その教え子が持ってきたお土産を見て下さい!クッキーとフィギュアですよ!これ、自衛隊の売店で買ってきたんですよ。どうなってるんですか?!石破さん!(笑)。
フィギュアは中嶋レイですかな。まあたしかに可愛くないとは言えないが…。現場にはこのような天然ボケキャラはいるのでしょうか。てか、自衛官の皆さんはこういうのを買って自分の部屋とかに並べておくんでしょうか。
夢の結末…いや、現実はミルコの泣き顔…。どこかで観たような光景だなと思ったら、
ウェブ時代。それはよくわかります。私もこうしてその時代の、先端ではないけれども、そこそこ本流を行っています。一方、仕事柄、旧時代的なものも捨てられない私です。いや、仕事柄ではないかな。性格的なものか、哲学的(?)なものでしょう。たぶん。
今日は朝から晩までいろいろな闘い模様が…。疲れましたが楽しい一日でした。
物の音(もののね)と歌(ことのは)は、日本でも対立関係にあったんですよね。今日練習した曲はキリスト教音楽なわけですが、その両者の融合を目指したのは、ヨーロッパのキリスト教音楽くらいかもしれません。たしかにキリスト教的発想ですね。でも、やっぱり現実はせめぎ合いますよ。そこが面白い。神の思し召し通りにはなりませんね。
さて、ジムから帰って再び練習。左の写真は帰り道に出会った猫。バイクの上でまったりしているお猫様です。
素晴らしい音楽をありがとう!音楽とは喜びに満ちた時間と空間だという、そんな本当に基本的なことをいつも思い出させてくれる彼ら。また手前MISOになってしまいますが、本当に素晴らしい生徒たちです。手放しでほめたたえ、そして感謝し、尊敬します。
だから、彼らの佳き無知(無垢)は限りなく音楽の福音になりうるんですよね。まさに無垢。今回のリサイタルのタイトル、そして今回彼らに内堀勝さんから贈られた曲の曲名でもある「Innocent Road」。これが全てを物語っています。
早すぎる…市川準監督が亡くなりました。新作の発表を間近に控えていたのに、あまりに急なことで驚いています。それにしても59歳は若すぎる…。
そういうイメージの強かった市川さんが手がけた初劇場映画が1987年の『BU・SU』です。当時熱烈な富田靖子ファンであった私は非常に楽しみにしていました。喜び勇んで劇場へ。なんであんなカワイイのに「ブス」なんだよ、とか思いながら。そうしたら、見事に裏切られました。いろいろな意味で。
久々に痛い本を読みました。痛いの意味はあとで説明します。
おっとまたNHKネタだぞ。ここのところ新旧NHKネタばっかりですね。NHKさんがなかったらこのブログは成立しませんね。お世話になります。
この前、
もちろんたった2時間弱では語り切れないものがたくさんあるわけですが、そういうことを感じさせない自然な作りになっていますね。彼らの生い立ちと出会いから別れまで、本当に一つの物語を観るような感覚に陥ります。
なんと言っても、関係者によるインタビューがいいですね。それぞれの語りそれ自身が美しい物語です。ほとんど神話を語るかのように、皆生き生きと語ります。ブライアン・エプスタイン、ジョージ・マーティン、アラン・ウィリアムス、ホルスト・フィッシャー、トニー・シェリダン、ビリー・プレストン…。
東京でのオーケストラの練習から帰ってきまして、この二つの番組をゆっくり鑑賞。面白かったなあ。
俳句って本当に面白いですね。庶民の芸術、すなわち民芸であり、シンプルかつ縛りの多い中で、いかに新鮮で、しかし共感を得る作品を作るか。枠の中でいかに暴れるか。あるいは枠をいかに壊して、しかし誉められるか。プロレスみたいなもんだな。虚構の中の日常というか。日常の中の虚構というか。
さて、この番組が終わってしばらくしましたら、今度は『TOKYO REAL FASHION 2008秋冬』が始まりました。
日本を代表する哲学者の一人、廣松渉さん。亡くなってもう14年ですか。
仕事やら原稿やらの締切りに追われ、時間がないので今日の記事は機械任せにします。
ちょっと重厚な(?)記事が続いたので、今日は皆さんにとってはどうでもいい話…いや、どうでもよくないかも。
ここのところ思わぬものが飛び込んでくることが多く、もう何が来てもそれほど驚かなくなっているんですが、これはさすがに驚きました。驚いたというより大興奮してしまった。飛び込んできた、その飛び込み方もすごかったもので…。
で、そのうちの一つが、こ、これだったんです!!これって幻も幻、いまや伝説化していてYouTubeにアップされた(あとでURLを貼ります)時も騒ぎになりました。最近キースのドキュメンタリーDVDにK.365の一部が収録されて、これも評判になりました。それが、完全な番組の形で手に入るとは…。それも何の苦労もなく…というか、勝手に来ちゃった(笑)。
あえてはっきり言ってしまうと、完全にキースの方がうまい。ミスタッチもほとんどなし。チックはけっこうコケてます。緊張してるよなあ…。まあ、そんなことはどうでもいいですね。それより、ジャズの天才ピアニストにして、世界最高のインプロヴァイザーである二人が生むモーツァルトの素敵なこと。今ここに生まれた音楽のようです。
それにしても、二人のリズム感というか、リズムの取り方がいいですね。アンサンブルの仕方がクラシックの方々とは全然違う。あとメロディーの歌わせ方。タッチやフィンガリングもクラシック系と違うし、なにしろ二人のそれらが対照的で面白い。
ある堅い雑誌から、あんまり堅くない内容の原稿依頼が来ていて、締め切りが近づいてるのだけど、なかなかはかどりません。いや、さぼってるとか、そういうことではなく、まあよくあることですが、まじめに頭を働かせていると、どんどんいろんな考えが浮かんじゃって、あるいは思わぬ発見があって収拾がつかなくなるんですよね。
す、すごい。古いビデオの1本をなんとなく再生してみたら、なんともすごいモノがたくさん録画されていました。1991年、今から17年前のいろいろなテレビ番組が乱雑に詰め込まれています。まあプロレス関係とかMt.FUJI JAZZ FESTIVALとか、全部すごかったんですけど、今日はそのうちの一つ、遠野の不思議な民謡を紹介したNHKの番組をとりあげます。
この番組で御祝の謎に迫るシンセサイザー奏者星吉昭さん…「姫神」の星さんです。04年にお亡くなりになりました…の功績によって、全国的にも有名になり、国立劇場で演奏会が行われたり、DVDが発売されたり、保存会が発足したりしたようです。
まず、ウチの周りでさえもかなり景観が損なわれています。登山者に聞くと、やはり山中に突然あの人工的なフェンスが現れるとガッカリすると言います。景観も大事な自然の一部だと考えると、ちょっと問題があるような気もします。写真はウチの近所のフェンスです。見ての通り、ちょっと回り込めば鹿ちゃんも中に入れます。ほとんど意味がないどころか、延々と道沿いに張り巡らされているので、鹿が道を歩くことになって、よけいに危険なんです。食害に対してはホントに気休め程度のしろものですよ。
さあ、昨夜の熱いキャンプ場フェスに続きまして、今日もまたとんでもないキャンプ場イベントが…。今までいろいろな神イベントに参加してきましたが、ある意味今日のが圧倒的第1位だったかもしれない。みんな「狂ってる(笑)」。そう、(笑)のつく狂気。お馬鹿は素晴らしい。
そして、このとんでもない企画を受けてくれまして、実際とんでもない神興行に仕上げてくれたDDTの皆さんには、心から敬意を表したいと思います。おそるべきプロ根性を見せてくれました。環境とルールを活かしきり、すさまじいばかりの即興的構築力で作品を作り上げる能力は、これは冗談抜きでアーティストとしてとんでもない領域に入っています。これは高度な演劇であり、舞踏であり、音楽であり、スポーツであり、まさに総合芸術、いや本当の総合格闘技であります。


さて、我が家にとってとんでもないスケジュール&内容のキャンプ場イベント2daysの始まりです!
オープニングから1時間以上、熱く魅力的な演奏を繰り広げたのは、あの
もう0時過ぎると私にとっては起きる時間の方か近い時間帯になります。そして買って行った日本酒4合瓶がもうすぐ空になるという時に、ようやく私の本来の出番がやってまいりました。危険だ。みんなで自由にセッションということになりまして、ディジュリドゥーやパーカッションの方々の演奏にヴァイオリンで参戦。正直酔っ払いつつ寝つつですので、何をやったか全く覚えていませんが、ただ楽しかったことはたしか。
この前の
以前
この曲を聴いて多くの天才ミュージシャンから電話がかかってきたと言います。右の映像でエリック・スチュワートが挙げているだけでも、ロイ・ウッド、エルトン・ジョン・ポール・マッカートニー…彼らが口に揃えて「自分が作りたかった」と言ったとか。す、すごすぎる…。
録画しておいた『未来への提言「思想家 ノーム・チョムスキー ~真の民主主義を育てる~」』を観ました。いつのまにか言語学者じゃなくて思想家になってしまいましたね。ま、言語を研究しているとそうなるんでしょう。
先日ちょっと書きました、カセットテープの件です。
四年前の5月、この不二草紙本日のおススメが始まって数日後、福田さんが突然官房長官を辞任しました。その時のことを私は
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