圧力IHジャー炊飯器 「おどり炊き」 (SANYO)
この前の洗濯機に続きまして、炊飯器を買い替えました。以前使っていた謎の製品「チャル釜」はまだ使えるんですけど、どうも最近挙動不審でして、毎日使うものですから修理にも出せず、結局こういう形になりました。
で、今回は謎の外国製ではなく、圧力炊飯器の老舗メーカーSANYOさんの「おどり炊き」です。また三洋かと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。いや、ホント単純に一番安いのを買っているだけです。いつものとおり、ある程度発売から時間が経ってロットを重ね、製品が安定し、まあまあ評判の良いものを選んでいるだけです。ちなみに今回は送料など全て込みで15981円でありました。チャルが25000円くらいしたことを考えれば、ずいぶんと安い買い物でした。
チャル釜は6合炊きでしたが、こちら5.5合。実際6合も炊く機会はありませんので問題はありません。サイズ的にだいぶ小さくなったのでスペースに余裕ができました。
とにかくここは富士山の標高1200メートル地点ですから、圧力は必須。96度ではホントまずいご飯になってしまいます。チャルガマは結構過激で、たしか117度まで温度が上がる作りになっていました。こちら「おどり炊き」は105度ですから、かなり落ち着いた感じですね。なにしろチャル釜はすごかった。あの炊き上がりの水蒸気爆発のような「シューーーー!!」という雄叫びは、たしかにずいぶんとプレッシャーをかけていたな、という感じでした。いや、実はそれが時々鳴らなくなってたんですよ。ちゃんとメインテナンスしてないから、どこか詰まったんでしょうかね。なんか、あれがシュー!と言わないと、山体爆発しそうな気がするんですよね。怖い怖い。
なんでも、「おどり炊き」は炊飯中に圧力を変化させるそうで、それでお米が釜の中で踊るように循環するんだそうです。それでこういう名前になったらしい。
さてさて、肝心の炊き上がり具合ですが、うん、非常によろしいと思います。チャルはちょっとモチモチしすぎた感じがしましたけど(それはそれでおいしかったが)、こちらはツルッとした食感で、とても丁寧に炊いたなという感じ。なんとなくお国柄が出ているような気もします。
味わいもなんとなく繊細な感じでして、同じお米でもこうも違うかと思うほど。ほかの国内メーカーの圧力炊飯器は試したことがありませんから、比較はできませんが、さすが圧力の老舗という感じはしますよ。
取扱いも簡単ですし、デザインもまあまあ、フタの開閉が少し重い感じですが、許せる範囲内かな。チャル釜のように、普通の圧力釜の代わりに煮物をしたりはできませんけど、ご飯関係の応用モードはそこそこ充実しています。今回はしっかりメインテナンスして、長く愛用したいと思います。
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