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2008.05.03

角石(かどいし) 『若き百姓よ/休耕田に佇つ百姓』

Kadoishi1 日の中世ヨーロッパ音楽とは全く違う…かと思いきや、案外似たものを感じたのであります。なんというかなあ、土着の音楽というか、風土が生む歌というか、言葉が先というか…。とにかく非近代西洋音楽であります。
 今日中古レコード屋さんから届いたこのEP盤、知る人ぞ知る「百姓フォーク」伝説のグループ「角石(かどいし)」のシングルであります。今でも日本の音楽史の中の珍盤として、たとえばこちら「」にも収録されていたりします。
 で、実はこのグループのリーダーで、この濃〜い曲の作曲も手がけ、そして味わい深いボーカルを担当している阿部養助さんがですねえ、ウチのカミさんの実家の3軒隣のご主人なんですよ。全くビックリです。
 いやあ、最近、ウチのカミさんの生まれ育った秋田県の羽後町が、本当にワタクシ的にブームになっちゃってて、ホント驚きなんですね。ちょっとまとめてみますとですね、次のようになります。

 1 土方巽
 2 かがり美少女イラストコンテスト
 3 古典的メイドカフェ
 4 角石 関係記事…この記事
 5 佐藤信淵 関係記事…いずれ書きます

 私のセンサーに引っかかりまくり。いくらなんでも、これは偶然ではないでしょう。あまりにピンポイント過ぎます。日本にはたくさんの「田舎」があるでしょうが、ここまで私の心をひきつける所はないですよ。自然も豊かで素晴らしい上に、独自の文化があまりに私好みです。
 それにカミさんとは結婚してちょうど10年になりますけど、今年になってからなんですね、いろいろと分かり始めたのは。てか、カミさんはほとんど知らなくてですね、私が「○○って知ってる?」と聞くと、「ああ、それは…」という展開が多い。お互いにとって驚くことばかりです。結婚10年目にして、ようやくこの人と結婚した意義が解った…なんちゃってね。
 話を「角石」に戻しましょう。とにかくこの伝説のグループ&楽曲、聴いていただきたいですねえ。すごすぎますよ。著作権の問題もありますが、ここは思いきって音を載せます。あえて音を劣化させるために(?)、こちらのレコーダーで生録したものです。あくまで、部屋の音を生録したということで。たまたま、かかってた曲がこの曲だったと(ありえね〜!ww)。

若き百姓よ
休耕田に佇つ百姓

Kadoishi2
 どうですか!?もう解説は不要ですよね。すごすぎます。ソウルフル過ぎます。かっこよすぎます。このメッセージ性、今のJ-POPなんていうチャラチャラしたものとは比較するのもおこがましい。
 歌詞は右を画像をクリックしてご確認ください。作詞はこれも伝説の農民彫刻家である皆川嘉左衛門さんです。ジャケットの農民像(彫刻ですよ、これ)も彼の作品らしい。
 1979年と言えば、私は一生懸命洋楽を聴いていた時期です。高校に入学した年でしょうか。ヴァイオリンを弾き始めた頃でもありますね。そんなチャラチャラしたことをやっていた少年がいた一方で、当時5歳かそこらだったカミさんの棲む集落では、こんなに熱い音楽をやっている青年がいたわけです。なんということでしょう。
 今度、近いうちに羽後町でウチの歌謡曲バンドのライヴをやろうと考えているんですが、これはもう当然この曲をやらないわけにはいかないでしょう。やりたいっす。ストリングスも重厚に入ってますし、いいんでねえが。こうなったら、養助さんにぜひヴォーカルを!頼んでみようかな。
 ちなみに阿部養助さん、今年町議会議員に当選されたそうでして、また、今でも音楽活動をされているとのことで、町おこしのために一つ音楽の力を利用していただきたく思います。今度、秋田に行った際には、ぜひお会いしたいものです。
 いやあ、不思議な縁が続きますなあ。人生は面白いっす。アンテナを張り巡らせていると、まあとんでもないメッセージがつかまるものですよ。心を開いて待っているという姿勢って大切ですね。
 しっかし、すごい!角石!ぜひカバーさせていただきたい!

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