リアル「茜色の夕日」
今日は新宿で練習。5月24、25日に河口湖木ノ花美術館と円形ホールにてコンサートをします。詳細はいずれ。
今日は楽器がよく鳴り、実に気持ちいい演奏ができました。やっぱり昨日マニアックな話に花を咲かせ、やや二日酔い気味だったからでしょうか。いや、やっぱり「アンサンブル」「モノとの共鳴」「外部の共有」みたいな話をしたからかなあ。なんかとっても腑に落ちるものがあったんで。言葉以上に体が納得したし。
さて、練習を終え、5時過ぎに首都高に乗り富士山への帰路につきました。そうしたら、本当に見事なタイミングでしてね、まさに「茜色の夕日」が山並みに沈むところでした。すぐにiPodを操作して、例のフジファブリックの「茜色の夕日」を聴きました。
昨日の話のとおり、「場」というのは実に重要でして、ちょうど環状七号線をまたぐ辺りでしたし、胸にぐっと来るものがありましたね。時間というのは、その場所にどんどん堆積していくものなので、とにかくその「場」に行く、あるいは同じような状況をシミュレーションしてみるということは非常に大切なことです。私がバカみたいに様々な分野での聖地巡礼に励むのはそういう意味があるのです。とにかくその「場」に行って、体で共有したいんです。これはもう理屈ではありません。
ところで、一昨日書きました「茜色の夕日(フジファブリック)」に見る「もの」と「こと」という記事、ずいぶんとたくさんの人読んでもらえているようで、ちょっと恥ずかしいような気がします。以前にもよくありましたけれど、どなたか奇特な方が2chのフジスレに貼ってくれたようなんですね。どうもです。
最近アクセス数が半減していたんで、こういうことがありますと、刹那的とは言え少し安心します。アクセス数が半減した理由は単にGoogle八分にあっているからで(おそらく一時的なもの)、通りすがりの方のご来店がほとんどなくなったからです。ある意味純粋な読者だけになっているわけで、それはそれでいいんですけどね。なんとなく不安になるんですよ。売れなくなった歌手の気持ちってこんなんかな(笑)。
で、ある方からメールで「2chに思いっきり貼ってある」との連絡をいただき、恐る恐るそこをのぞいてみますと、
『志村の歌詞で授業するとはすごい先生もいるもんだな w
ちょっと感動した』
と言った感じでして、ハハハ、なんかバカにされてるのか、感心されてるのか、よくわかりませんけど、でもやっぱり「感動」が少しでも共有されているのであれば、それは非常にうれしいことですよね。
常々2chというのは立派な「場」であると考え、どっぷりそこに住まわせていただいているワタクシとしては、こういうことがありますと正直ヤターッなのでありました。
で、一番笑えたレスはこれであります。どこまで冗談かわからないところが2chのいいところですね。
『フリーダムなティーチャーだなあ。志村の知人かなあ。
文章を読むに頭の冴える美人娘なんだろうな 』
なんでわかるんだ(笑)。文は人なり…ですか。三つの文のうち、まあ最初のは当たってるかな。二番目は微妙に不正解。私は直接は知りません。まあ、彼の野球部時代の顧問の先生の娘が、この授業受けてましたけどね。狭い町ですから、いろいろとありますよ、そりゃ。でも、私は知人の知人程度です。そして、三番目は大正解ですな(笑)。こういうところが2chらしさです。このレスした人はなかなかのセンスですよ。読解力および表現力において「優」を差し上げましょう。
というわけで、リアル「茜色の夕日」を眺めてたら少し思い出すものがありました。繰りかえしますが、「場」を共有することは、他者(モノ)の理解において非常に重要な意味を持つのであります。そういう意味では、2chという場はあくまでもヴァーチャルな「コト(言葉)」によるトポスであって、そこに立ち現れるフィクションとしての「共感」「共有」「共振」を楽しむ、それこそ文学的な「場」であるのかもしれませんね。実に面白いですね。
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