『かがり美少女イラストコンテスト』(秋田県雄勝郡羽後町)
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
やばいっすよ。羽後町。ここのところ、カミさんの郷里秋田県羽後町のネタが多いなあ、と思ってたんですけど、まさかこんなことまで進行しているとは!!
そう、今年になってからというもの、まずは土方巽&細江英公さんの一件です。鎌鼬についての(ウチにとっての)衝撃的な事実ですね。これでもうウチは大騒ぎでして、いやもう羽後町にも働きかけてぜひ鎌鼬美術館を!という話にまでなっています。
そして、おとといの記事にも登場した桜庭和志選手が羽後町にやってきました。この記事ですね。これもたまたまとは言え、あまりにタイミングが良すぎてビックリでした。
そしてそして、これですからねえ…もう何か妙な力が働いているとしか思えません(笑)。
それにしても…土方巽の暗黒舞踏とこの「萌え絵」とのコントラストはいったい何なんでしょう。永遠に交わることない両者…いやもう、グルッと一周して同じ極点に達しているのかもしれない。実際理解できない人にとっては両者とも全く理解できないでしょう。キモいの一言で片付けられる可能性もあり。一方、単なる芸術として片づけることもできないし、世界に発信され、日本を代表する文化と言われる面では似ているし…。う〜ん、私は頭ではまだ処理しきれてないですよ。
まず最初に言っておきますが、私はオタク的な視点ではこの企画については何も語れません。なぜなら、私はこっちの世界にはとんと疎く(意外に思われるかもしれせまんね)、あとで列挙するそうそうたる(らしい)絵師の皆さんの名前の中で、存じ上げていたのは初音ミクのKEIさんと、もえたんで間接的にご縁のあるPOPさんだけでした。
この「かがり美少女イラストコンテスト」は、秋田県羽後町西馬音内本町通り商店街の夏祭り「うご夏の夢市・かがり火天国」の一環として開催される企画の一つで、西馬音内の盆踊りなどをテーマにみんなでイラストを描こう!というもののようです。昨年第1回が行われなかなか好評だったみたいですね。で、びっくりしたのは昨年ゲストに山本和枝先生がいらしたとのこと。とは言っても私はこの方がどれほどすごいカリスマなのかは、前述したように分かりません。しかし、そちらの道に詳しい生徒に聞いてみますと、もうこれはとんでもないことらしいっす。いわゆるエロゲの世界では神なんだそうで、この方の萌え絵のお世話になっている男たちがこの世にたくさんいる…ってことだな。
で、このような方をこの祭に呼ぶことを提案したのは言いますと、今回の第2回の企画の中心になっている山内貴範さんという方のようです。この方の偉業についてはのちほどじっくり味わっていただくとして、そういう世界を純粋に評価し、東北の片田舎でこの神企画を実現させたのは、どうも元町長さんのさとう正一郎さんのようです。さとうさんには昨年夏偶然お会いしました。さとう氏はウチのカミさんのお母さんの同級生でして、昨年のみちのくメルヘンの際、同じ旧皆瀬村でクラス会やったんですね、それで私たちはプロレス観戦が終わってからお母さんを宿に迎えに行ったんです。その時、私の車を「オ〜ライ、オ〜ライ」と誘導してくれたほろ酔いのオジサンがさとうさんだったということです(どうも、お世話になりました…笑)。
う〜ん、まあそれはいいとして、かえすがえすも恐るべし羽後町ですぞ。それで今年は第2回の「かがり美少女イラストコンテスト」が行われると。そして、そのイベントの一部としてとんでもない神企画が!!
以下、こちらやまうち氏による実行委員会の公式ブログからコピペさせていただきます。
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◆「スティックポスターin羽後町」 発売のおしらせ
羽後町観光物産協会は、美少女イラストと羽後町の文化財をコラボレーションさせた「スティックポスター in羽後町」を6月28日(「かがり美少女イラストコンテスト」当日)より発売します。
<特長>
◆豪華作家陣による、羽後町のための描き下ろしイラストを使用しています。
◆地元のプロフェッショナルも参加し、細部まで徹底的にこだわった仕様です。
◆羽後町訪問時のお土産として、誰でも気軽にご購入いただけます。
◆観光ポスターとしても活用できる仕様になっており、町内各地で掲示を行います。
【売価】:525円(税込)
※1つの箱のなかに、2種類のポスターがランダムに封入されております。
【【【ポスターリスト】】】
1◆西馬音内盆踊り(1)
画:山本ケイジ
2◆西馬音内盆踊り(2)
画:光姫満太郎
3◆西馬音内盆踊り(3)
画:香月☆一
4◆雪とぴあ七曲花嫁道中
画:西又葵
5◆国指定重要文化財「三輪神社・須賀神社」
画:KEI
6◆あぐりこ神社と狐の伝説
画:桜沢いづみ
7◆国指定重要文化財「鈴木家住宅」と茅葺き民家集落
画:江草天仁
8◆黒澤家住宅
画:真木ちとせ
9◆旧対川荘(たいせんそう)と庭園
画:樋上いたる
10◆石馬っこ
画:夕凪セシナ
11◆元城のケンポナシ
画:兎塚エイジ
12◆旧飯沢小学校を活用したグリーンツーリズム
画:POP
13◆五輪坂
画:奈月ここ
14◆佐藤信淵
画:大笆知子
15◆西馬音内そば・羽後牛・羽後すいか
画:うずまき☆ぱんだ
16◆旧羽後交通雄勝線
画:角館秋月
ポスターが入っている箱は、羽後町在住で現在85歳の染織家・縄野三女氏の作品です。
タイトルロゴは、羽後町歴史民俗資料館館長であり篆刻家である増澤廣(土龍)氏の作品です。
解説文は町内の考古学・歴史研究の第一人者である羽後町立図書館長・秋田県考古学協会会長の鈴木俊男氏が書き下ろしました。
町長、副町長、役場の企画商工課、商工会・・・のみなさんと、「羽後町の文化財」(2003年版)をもとに意見を出し合い、題材となる16種類を選びました。
みんなで力を合わせて制作中です。
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詳細はこちら、気合いの入った記事をごらんください。
むむむ、正直、私にはわからんのですが、専門家の生徒たちに言わせると、これはもう信じられないアンビーリバブルなインクレディブルなテリフィックな事態、いや事件だそうです。夢のオールスターなんだとか。そう言われるとそういう気がしてきました。
う〜ん、これはもしかして羽後町がオタクの聖地になるのか…。いや、なるでしょう。そうすると、既に舞踏の世界では密かに聖地となっていて、実際聖地巡礼の旅が行われているようですから、舞踏家とオタクで聖地の奪い合いになるとか(笑)。まるでエルサレム状態だなあ。絶対融合しないか、実は融合するか…微妙であります。しっかし、すごい組み合わせだなあ。
ということで、これは私も参戦したい!6月28日かあ…「かがり火サウンドフェスティバル」にウチのバンドふじやまも参加しようかな。いちおうボーカルが羽後町出身だし、ギタリストはPOPさんの仕事仲間だし。あっそうそう、「羽後町観光ガイドマップ」はPOPさんデザインなんだそうです…どこまで神なんだ、ふぅ…。
とにかく、いろんな意味で羽後町を応援していきたいと思ってます。これもご縁ですからね。とりあえず再来週から秋田を訪ねるので、いろいろと活動してこよっと。
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コメント
おおお、なんだかよくわからんがスゴいのですねっ!
もし、バンド参戦なら、函館から南下作戦始動しますぜ。
ちなみに今日は私、ついにチェンバロで「赤いスィートピー」を
弾きます。タンゴにカントリーに、と山梨で鍛えた芸域がもはや
完成の域に達しようとしております?
やはり、こちらにも「古い歌謡曲」好きの同士がおりましてですね♪
彼らはなんちゃってコピーではなく、アレンジも自分たちでするような
本格バンドなんですけどね。
まあ、私はふじやま仕込みのゆるさが売り(笑)。
それにしても祭りには欠かせない歌謡曲バンドですよね。
こちらも来月18日の元町飲み歩きイヴェント「バル街」に
勝手にリンクしてライヴ予定。
なんだか近況報告になってしまった…。そんなわけで、
今年は秋田で再会でしょうか〜。
投稿: よこよこ | 2008.03.19 02:08
よこよこさん、どうもです。
ちょうどそういう話してたんですよ。
森さん南下してくれるかなあって。
ちょっとまじで計画しましょうかね。
とりあえず他のメンバーにも打診してみます。
そちらも大変に盛り上がってますね!
いずれは北の大地でなっちゃってをやりたいですねえ。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2008.03.19 06:11