東京事変 live tour 2007 Spa & Treatment(BSフジ)
やっと聴くことができました。東京事変のアルバム「娯楽」。このバンドはやっぱりライヴがいいわけでして、CDは買わずにこうしてテレビで放映されるのを待ちに待っていたわけです。発売後、ものすごい毀誉褒貶が聞こえてきまして、いったいどんなんだ?自分はどっち派になるんだ?という興味もありました。結論、基本「誉褒」ですが「毀貶」の気持ちもよくわかる…というちょっとずるい立場。
東京事変での椎名林檎よりもソロの椎名林檎の方が好きな私ですが、こうしてどっしりとしたバンドサウンドをベースにして、一般的な商業的音楽とは別の独特の世界を表現してくれるというのは、音楽界にとっても非常に重要なことだと思います。基本的に3年前に「教育」について書いた時と同じ感想を持ったということです。職人さんによる職人的世界。完璧なフィクション。
まずは、耳に入ってくる音について書きましょうか。今回の放映ではニューアルバムのほとんどの楽曲を聴くことができました。今回は林檎姫は作詞に専念したということで、作曲はバンドメンバーによるものです。その結果、今までのソロ、事変のアルバムとはずいぶんと違った印象を与えることはたしか。それをどうとらえるかですね。私は別に林檎教の信者ではありませんし、林檎原理主義者でもないので、ただプロフェッショナルな面白い音楽を聴かせてくればそれでいいと思っています。そういう意味では、そんなに違和感はなかったし、ああこれはこれでいいなと思いました。これをもって、林檎は終わったとか、最近やる気がないとか言うのはどうかと。ただ、あくまで「東京事変」というバンドの一員としてやっていきたいということなのでしょう。
古い曲も当然やってましたから、結果としてバランスのよい、あるいは変化に富んだステージになっていたと思いますよ。いや、前観たライヴより正直飽きなかったなあ。
さて、映像的には、今回は第2期東京事変の新メンバー二人の演奏に注目してみました…と書こうと思ったんですが、なんか印象に残ったのはやはりドラムの刄田綴色さんでしたね。この人のドラミングは見た目もかなりへんちくりんです。どうしてああいう変なスタイルになっちゃったんだろ。でも、いい雰囲気作ってるんですよね。案外繊細ですし。
あと、目に付いてしまうのは、師匠亀田誠治さん。かっこわるさは私なみです(笑)。彼が映るとなんかテンションが下がります。たしかにSpaって感じかな。「丸の内サディスティック」でのソロシーンが圧巻…いや熱燗!?まあプレイはいつもながら堅実。渋いっすね。ちなみに私と同い年です。
で、新しい二人は、まあ可もなく不可もなくでしょうか。思ったより個性的な音ではありませんでした。もう少し乱れた感じがあってもいいのかも。そのへんに物足りなさを感じる人もいるのかなあ。
このライヴで初披露された「閃光少女」ですが、ウチの子どもやカミさんが言ってましたけど、アニソンみたいですね(失礼)。あと、ウチとしては「黒猫道」が萌えっすね。
いずれにせよ、一度生で聴いてみたいですね。林檎姫を生で見てみたいとういうのもあります。というわけで見どころ満載、つっこみどころ満載のライヴ番組でした。楽しかった。
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コメント
お久しぶりです。今年の雪はすごかったですね。
>なんか印象に残ったのはやはりドラムの刄田綴色さんでしたね。この人のドラミングは見た目もかなりへんちくりんです。どうしてああいう変なスタイルになっちゃったんだろ。<
↑↑ ドラムの刄田さんは左利きだからでしょうか。
これまで変なたたき方と思ったことはありませんでしたが、いわれてみれば、、、
投稿: 渡辺敏晴 | 2008.03.03 12:23
敏晴さん、こんばんは。
刄田さんって普通の配置のセットをサウスポーで叩くんですね。
なんか鏡に映ってるように、いや、実像と鏡像が混ざったように見えるんで、気になり始めると頭がクラクラしてきます。
ところで、記事にも書きましたが、いつもとちょっと違う姫もなかなかグーでしたよ。
今度ウチで一緒に観ましょうね。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2008.03.03 20:46