『世界一やさしい 問題解決の授業』 渡辺健介 (ダイヤモンド社)
先に言っときますが、今日は酔っぱらってます。
昨日と同じくダイヤモンド社の本ですけど、中身はだいぶ違いますね。もしかすると反対なのかもしれない。こちらはロジカル・シンキングの方法を教えてくれます。カオスを整理して分節していくわけですからね。
そういえば、王仁三郎のひ孫である出口汪さんも論理エンジンを提唱してますね。ウチの学校でも採用させていただいてます。生徒たち、とってもお世話になってます。力つきますよ。
そういう論理的な思考の習得っていうのが、今学校ではやっているんですよね。社会がそういう力を求めているからでしょう。この本も慶応義塾高校で使われているといいます。
大人になるということは、すなわち論理的な思考ができるということとも言えます。感情や感性や霊感にまかせるのではなく、因果関係をしっかり捉えて考えていく。
私もそういう力は大切だと思いますよ。そういう力がないと損をする世の中ですから。でもそれだけでもダメだよなあ。「コト力」だけじゃなくて「モノ力」も必要ですよ。ただ、その「モノ力」は学校では教えにくいんです。
まあ、それはちょっと置いときまして、この本です。この本は中高生にもわかる「ミッシー(MECE)」と「ロジック・ツリー」の本です。とっても具体的な例とイラストなどを駆使して、本当にわかりやすく問題解決の手順を説明してくれています。
こういうのって、一般の企業では当たり前にやってることだと思いますけど、なかなか学校では教えてもらえないんですよね。あるいは家庭でも。だいいち、自分もこういうふうに問題を解決してるかというと、全くやってません。カンと経験とハッタリ力ばっかりです(笑)。
この本を読んで、たしかになるほど〜と思ったんですけど、でもなあ、なんか私にはこういうじっくり考える根性はないよなあ。正直面倒くさい。これじゃあダメだよなあ…。だから問題がなかなか解決しません。私は問題をどんどん先送りし、その問題自身が死ぬのを待ちます(笑)。もしかして究極の問題消滅法だったりして。
ロジック・ツリーでどんどん原因をつきつめて方法を絞り込んでいくというのはたしかに面白いんですが、逆に言えば誰でも同じ結論になるわけで、多様性や偶然性、セレンディピティーみたいな「モノ」は排除されていってしまいますよね。そこんとこがちょっと残念な気もします。
昨日の王仁三郎と赤塚不二夫なんか、まさに人生や作品がロジックからは大きくはずれていて、それが魅力ですし、それが生命力の素になっていると思います。ですから、意地悪な言い方をすれば、ロジカル・シンキングとは生命力を奪う考え方とも言えます。暴れる「問題」をじわじわと攻めて動けなくするわけですからね。
なんか今日はお酒を飲み過ぎたせいか、それこそ全然論理的な文章が書けません。言葉は「コトの葉」つまりロジックの友ですけど、酒はロジックの敵ということですね。赤塚さんでなくとも、人が酒を欲するということは、やっぱりロジックばっかりじゃあやってられないってことなのかなあ。
あと、問題問題って言うけど、問題はもしかすると敵じゃないかも…。いわゆる問題を愛することもできるんじゃないかなあ。仲良くやってくこともできるんじゃないかなあ…酒がそう言っております(笑)。
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