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2008.01.10

マグネット装着式 デジカメ用ワイド・コンバーション・レンズ(トダ精光)

Image_product_s_5 今日は買ってないけれどおススメしたいもの。つまり今ほしいものです。お金がないので買えません。
 先日、UnidenのデジカメUDC-5Mを購入しました。たいへん使い勝手がよく、大満足しております。特にバッテリーの持ちは驚異的ですね。あと、音声なし動画。これでウチは大盛り上がりです。白黒にして再生速度を1.5倍くらいにして、それで昔のニュースフィルムみたいにアナウンスを当てレコするんです(カミさんが)。さっき撮った映像がすぐに50年くらい前のものになっちゃう。これは面白すぎます(って変な遊びしてるな、ウチは)。
 ま、それはいいとして、家庭用のコンパクトデジカメやコンパクトビデオカメラで不満と言えば、レンズが広角側に弱いということではないでしょうか。何倍ズームなんてのはよく強調されますけど、基本ズーム(望遠)は作品を汚すものでして、だいいち大きく撮りたければ近づけばいい。なんか遠くから相手に気づかれないように撮ってるみたいで、どうも好きになれません。近づく時の「気持ち」というのが大切だと思うんですが。で、その反対、遠ざかるのって案外難しいんですよね、物理的に。景色なんかに至っては、ちょっとあとずさりした程度ではどうにもなりません。人間の視野というのが大変に広いものですから、見た目どおり記録するというのはほとんど不可能に近いわけですし。
 そんなわけでいろんな時に、ああもう少し焦点距離が短ければなあ、と思うわけですね。ユニデンも換算35ミリ〜105ミリの3倍ズームレンズですから、もうちょっと広角で撮りたいなという時があるわけです。
 そんな時使いたいのがワイド・コンバーション・レンズですね。カメラのレンズの前に装着して広角化するシロモノです。以前私はビデオ用に0.5倍のワイコンを使っていました。けっこう重宝しましたよ。1回付けるとはずせなくなります。ワイコンを付けてももちろんズームはできます。結果として望遠も過度にならず好結果を生むケースが多い。
 で、私が今ほしいなあと思うのは、このトダ精光さんのマグネット式コンバーション・レンズです。この磁石でくっつけるという発想、今まであるようでなかった。単純と言えば単純、いや単純なだけにやられた〜と思いました。
 ホームページを見ていただければ分かる通り、ワイドだけではなく、望遠、魚眼(フィッシュアイ)もありますね。携帯電話用のものもあって、これはなかなか面白い商品展開です。デザインもいいし、付属品も気が利いていて好感を持てます。もっと宣伝すればきっと売れるのになあ。
 こう考えますと、カメラメーカーは最初から広角側に寄せて設計すればいいと思うんですが、やっぱりイメージ的には近づく方に魅力を感じるのが人間です。引くより迫りたいんですね。
 しかし、木を見て森を見ずではいけません。何事も全体像を捉える方が大事だったりします。我々もついついいろいろな事象をズームアップしがちです。たまには頭の中にワイコンや魚眼レンズを装着して、全体像を俯瞰するようにいたしましょう。

トダ精光

DIGITAL KING マグネット式 コンバージョンレンズ 804-SW Sサイズ 広角レンズ0.45倍

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コメント

 ふふ。ことカメラの話題になると、庵主様も原理主義的になる所が面白いですね。(^。^)

>だいいち大きく撮りたければ近づけばいい。

 とはいえ、ポートレートは、中望遠くらいの方が被写体のゆがみも少なく、背景の写り込みも抑えられ好ましい結果が得られることもありますよ。

>カメラメーカーは最初から広角側に寄せて設計すればいいと思うんですが、

 それは高感度デジカメの掲示板によくある要望ですね。なぜ広角にしないのか。それは単に物理的な問題です。CCD の性能だけで高感度は実現できません。レンズがいかに優秀(明るい)かと言うことも重要です。レンズを明るくするために手っ取り早い方法は、口径を大きくすることですが、コンパクト・タイプですとそれも適いません。次には広角~望遠の倍率を欲張らないこと。小口径で明るい広角、望遠レンズを設計するのは至難の業です。更にはレンズを単焦点で設計することですが、ズームのないデジカメがどれだけ消費者の理解を得られるかは難しい所ではないでしょうか?(私個人は単焦点の超高感度コンパクト・デジカメを熱望しますがね。)
 以上のことを考慮しますと、無難な画角でズーム倍率を欲張らないレンズを採用しないと、高感度カメラを設計できないことになります。メーカーだって超広角から超望遠まで使える高感度カメラを、普及価格帯で出せるに超したことはありませんが、出来ないものは仕方がない。高感度カメラ(コンパクト・タイプ)に広角レンズが採用されないのは、やむを得ないことなんですね。
 風景であれば殆どの場合で光量は確保できるでしょうから、高価な装着レンズを買うよりは、広角タイプの安いデジカメを見つけた方が良さそうな気もします。いや、分かりますよ! 気に入ったガジェットを溺愛したい気持ちは。(笑)

投稿: LUKE | 2008.01.11 16:09

LUKEさん、こんにちは。
すみません、なんか。
実は私、写真やカメラについては全然詳しくないんですよ。
趣味の天文の方で、光学機器や、それ用のカメラをいじってきたんで、
ちょっと特殊な趣味になっているようですね。
LUKEさんの解説、とてもよく分かりました。
まあ確かに大口径のレンズはかさばるし重いし、コンパクトには向きませんね。
ところで、いつも思ってたんですが、なんで50ミリくらいを標準レンズっていうんでしょうか。
私の感覚ですと、遠近感においてはちょっと不自然な気がするんですけど。
もうちょっと焦点距離が長い方が自然なような…ま、逆に視野的にはもっともっと短焦点でないとダメなわけで、折衷案としての50なのかな。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2008.01.11 16:46

>なんで50ミリくらいを標準レンズっていうんでしょうか。

 私もずっと昔に疑問に思いまして、先輩に聞いてみたのですが、大した理由は無かったかと記憶しています。ライカ社が定義したとかしないとか。

>もうちょっと焦点距離が長い方が自然なような

 そうですよね。以前ズームレンズで実測したところ 73mm くらいが私の片目と同じ見え方でした。人それぞれだと思いますが。
 リンク先のワイコンを今頃見てみました。一万円前後したと記憶していたのですが、あら、五千円弱で買えるのかと思うと少し欲しくなってきましたね。(^_^;)イカンイカン。

投稿: LUKE | 2008.01.12 18:48

LUKEさん、どうもです。
そうですか。やっぱり標準って別に標準じゃないんですね。
そうそう73ミリくらいですよね(笑)
トダのワイコン、やっぱり磁石でピタッってとこが萌えポイントですね。
なんだか子どもの発想みたいです。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2008.01.13 10:48

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