ハタハタ
そう言えば1年ほど前、漢検1級に苦しんでいたっけ。結果は113点、見事な玉砕でした。やっぱりいきなり1級は無理でした。ということでこの前準1級を申し込みました。これはさすがに受からんとカッコ悪いっす。
さて、その漢検1級のテキストに「鰰」「鱩」が出てきました。なんと読むのでしょう。そう、「はたはた」です。魚偏に「神」「雷」と書きます。なんとも強そうですね。
今日、そのハタハタが秋田のカミさんの実家からクール宅急便で届きました。そして、さっそく頂きました。
本当なら「しょっつる鍋」にしたいところですが、残念ながら魚醤がないので、半分は焼いて、半分は普通の鍋にしました。ちなみに今日のお酒は久保田。
まずは食べる前に発音練習です。ご当地秋田では、「ハタハタ」は「ハタハタ」とは発音されません。ネイティヴであるカミさんが娘たちに一生懸命発音を教えるのですが、なかなか彼女たちうまくできません。私もいまいち。「ハダハダ」と聞こえるので、そのように発音するのですが、カミさんから厳しいダメ出しが。で、よく聞いてみると、「ダ」の前に小さな「n」の音が入ってるようにも聞こえる。「ダ」自体も微妙に鼻に抜けているようですし、これは一朝一夕にできるしろものではないぞよ。
そんなことをしているうちに、食卓に鰰たちが並びます。お腹からはちきれんばかりに、いや、もう完全にはちきれてますな、無数の卵(ブリコ)が顔をのぞかせています。子どもたちはこれをプチプチ食べるのが好きです。
今日のハタハタは新鮮なんでしょうね、とにかく「神」レベルにおいしかった。おいしいとともに、ブリコのネバネバのすごいこと。ちょっと異常なほどに糸を引きます。ホント秋田の食べ物って糸引きますよね。納豆、おくら、ながいも、モロヘイヤ、とろろこんぶ、ぎんばそう、なっとう、なめこ、わらび、みず、さし、 じゅんさい…これがうまいんだよなあ。酒にも合うし。桜庭和志を挙げるまでもなく、秋田県民って粘り強い印象がありますが、やっぱり食生活が影響してるんでしょうかね。私もネバネバの恩恵にあやかりたいっす。
それにしてもうまい魚ですねえ。白身の肉、卵(ブリコ)、お酒の順番でいただくのがオツであります。それを繰り返す。鍋の方はダシもなんにも入れずにただ野菜と煮ただけですし、焼き魚の方も別に塩も振らずに焼いただけなんですが、とってもおいしく頂くことができました。
ところで、「ハタハタ」の「ハタ」ですけど、これって古代朝鮮語の「パタ」でしょうかね。「海」という意味です。日本語になって「旗」「畑」「羽田」「秦」「綿」「和田」「渡」などの漢字が与えられ名字などで身近になっている語です。「鰰」は、海からの、それも朝鮮半島からの神の恵みだったのかもしれませんね。ごちそうさまでした。
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コメント
前略 薀恥庵御亭主 様
「漢字」は・・・全然 書けません。笑
小学生レベルでも無理です。
幾分 読めはしても・・・書けません。
誤寺脱寺× 誤字脱字ばかりです。
いつも息子や娘に笑われております。
官憲× 漢検1級ともなれば・・・・・
やはり「マニアック」な世界なのでしょうね。
愚僧はオンボロの・・・コンピューターで
「文章」は いつも書いておりますので・・・・
兎に角「字」だけは出てまいります。
昔 友人の禅僧に・・ワープロで御礼状を出した折
結語に「合掌」を「合唱」と誤変換・・・
随分と笑われました。苦笑
掻いて×「書いて覚える」・・・大原則ですね。
「鉛筆」や「ボールペン」の「筆圧」を感じながら
「脳」に定着させることが大切ですね。
最近 ますます「脳」が敬白× 「軽薄」に・・・
なっていることを漢字ております。笑
合唱おじさん
投稿: 合唱おじさん | 2007.12.14 22:14
合唱おじさんさま、おはようございます。
いやあ、私も国語のセンセイでありながら、
実は全然ダメなんですよ〜。
本当にこうして字を「打つ」ばかりで、
黒板にすら書かなくなってきました。
そんなこともあって漢検を受けるんです。
私は筆ペンで練習します。
そういう機会でもないと、ホントに字を書きません。
特に筆(なんちゃってですが)では。
困ったものです。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2007.12.15 08:43