ドクター中松
すっかり寒くなりました。今も外はマイナス6℃。今年は灯油が高いのでウチでは床暖房は禁止されております。小さな小さなファンヒーター一つで家全体を暖めております。でもなんとかなるもんです。ただ着込んでいればいいわけでして。やっぱりVIVA!原油高だななんて考えながら、赤いポリタンクからシュポシュポ灯油をくみ出しております。
そう、このシュポシュポ(サイフォン…正式名醤油チュルチュル)はドクター中松氏の発明と言われています(あくまで「言われている」…フロッピーディスクも同様)。
そのドクター中松さんのこの文章が物議を醸していますね。産経新聞もよく載せたよなあ。いや、産経ならではなのかも。
私基本的にこういう「天才バカボン」に出てくるような変なおじいさん大好きなんです。ぶっ飛んじゃってるけどどこか可愛らしさもあり、ものすごいバイタリティーを持っている人。で、案外本質をよくわきまえている…まさにバカボンのパパですね。
私はこの文章を読んで、正直「いいこと言ってるな」と思いましたよ。人がなかなか言えないこと、いや言う人はいるけど、ちょっと違うテンションになってしまいそうなことを、彼らしくシンプルにストレートに言ってくれたと思いました。
実は私にとってドクターは「同志」でもあるんです。彼、数年前にイグ・ノーベル賞を獲ったじゃないですか。あの時の研究内容覚えてますか?そう、我らが中松義郎博士はですねえ、御自分の食事を35年間にわたって撮影し続け、そして健康長寿のための独自の食事理論を開発したんでしたね。
なんとその結論が「一日一食、夕食だけ」だったのです。あらら、私のやってることと全く一緒じゃないですか。私、ドクターがそんな研究してるだなんて全然知らなかったんで、あの時はビックリしました。ちょうど私が一日一食を始めて1年くらい経ったところで、自分でも「こりゃあいいぞ!」と確信したまさにそういうタイミングだったんで。これがホンモノのノーベル賞だったら違った喜びがあったのでしょうね。でも、自分としてはigで良かった。こういう修行みたいなことはギャグ化しないと続きませんので。
で、そのへんの研究(?)や受賞やその他もろもろのことについてのドクターの発言はこちら(特にインタビュー)をぜひお読みください。リアルバカボンワールドです(笑)。いやあ、本当に尊敬します。
中松博士も来年には80歳だそうです。ご本人の理論が正しければ144歳まで生きるはずですので、まだまだ中年だとのこと。ある意味私は彼よりも早く「一日一食、夕食だけ」を実行し始めていますので、こりゃあ150歳はかたいな。とすると、まだまだひよっ子、成人してないかもしれないぞ。
一度お会いしてそのエネルギーを浴びてみたい人の一人ですね、ドクター中松。まあ、あと64年もありますから、どこかで実現するんじゃないでしょうか。氏、144歳、私108歳とかで(笑)。
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コメント
私もバカボンのパパと同い年になってしまいました。
「元祖天才バカボンの春」
アーティスト ●こおろぎ'73 コロムビアゆりかご会
作詞 ●赤塚不二夫
作曲 ●渡辺岳夫
枯葉散る白いテラスの午後三時
じっとみつめてほしいのよ
特別の愛でふるえてほしい
四十一才の春だから
元祖天才バカボンの
パパだから
冷たい目で見ないで
投稿: LUKE | 2007.11.25 17:33
私も2年前に記念すべき歳になりました。
その年の年賀状はバカボンのパパのコスプレしました(笑)
なかなか好評でした(?)
しかし、枯葉散る「春」ってのもすごいですねえ。
さすがです。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2007.11.26 11:40
コスプレは基本中の基本ですね。我が家の年賀状は、毎年パソコン頼みのフォト・レタッチでごまかしています。いやぁ、初心を忘れていました。反省反省。
>しかし、枯葉散る「春」ってのもすごいですねえ。
さすがですよね。秋じゃダメですもんね。二番の出だしなんて「粉雪舞う青い窓辺の午後三時」ですよ。それでもやっぱり「春」なのです。冬じゃダメですもん。
私も四十一才の青春を謳歌しようと思っています。
投稿: LUKE | 2007.11.27 01:12
私、バカボンのパパの年齢になってから、俄然人生が楽しくなりましたよ。
厄年なんてクソくらえって感じです。
まさに青春なのかも。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2007.11.27 07:49