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2007.10.26

テープのり

Pic_story_06 仕事柄、比較的のりを使うことが多い…と書いたけれど、よく考えてみると、2年前に記事にしたパワープリットが残ってるくらいですから、実はあんまり使ってないみたいですね。
 パワープリットの時にも書きましたが、受験シーズンになりますと、生徒が「先生のり貸して」と来ます。受験票の写真を貼るのに使うんですね。で、パワープリットは記事に書いたとおりあまりに強力で速乾なので貼るのが難しい。うまく貼れたら合格とか言って面白がってるんですけど。
 で、実は2005年にはとっくに「テープのり」が開発されてたんですね。正直知らなかったし、こんな便利なものが存在するなんて想像すらしなかったっす。これ、ホント素晴らしい発明ですよ。それこそ受験票に写真貼るのには、これが一番いい。水のりやスティックのりだと、どうもあの写真というのは不安が残るんですよね。第一、大学もはがれるのを前提に、写真の裏側に名前とか書かせたりするもんだから、よけいにこっちは不安になる。
 今年はもうぜったいテープのりです。これは貼りやすいし、写真表面や周辺が汚れないし、粘着力も文句ないし。乾いて貼れなくなるなんてことないので、慎重にきれいに作業できますし。うん、これは素晴らしい。
 たしかに、文房具の中で「のり」というやつはどうも洗練されにくい商品でしたね。原始的なところからなかなか脱せなかった。でんぷんから合成物質になっても、液体やゲルのタイプでは、もうその本質的なところから、貼られる物質である「紙」との親和性がない。ある意味天敵ですからね。スティックのりも便利そうでいまいちでした。だいたい細かいところに手が届かない。普通の液体のりよりも大ざっぱな作業になってしまう。
 そういった人類史上の、なんとなく解決しなかった身近な問題を、見事にクリアーしたのがこれですね。考えてみると、テープのりというのはかなり古くからあるにはあったんですね。それはたとえばセロテープです。これもテープのりですよね。両面テープにいたってはほとんど発想的にこれと同じです。しかし、それを修正テープの発想と結びつけるとはねえ。出来上がってみれば自然なアイデアなのかもしれませんけど。
 詳しくはわかりませんが、こういう粘着(圧着)系の樹脂の技術ってここのところ急速に進んでるんじゃないでしょうか。基本液体が固体になって接着するんじゃなくて、物質の粘着力自身によって剥離を防ぐっていうこと…かな?あんまり詳しくないんですが。そういえばネットの世界でも粘着系が増加してるな(笑)。
 さて、いまやあらゆる会社から「テープのり」が発売されてますし、100円ショップでもそこそこの製品が手に入ります。各メーカーがそれぞれ工夫をこらしていますので、強力タイプからはがせるタイプまでいろいろ選べるようになりました。用途に合わせていくつか使い分けてもいいでしょう。個人的にはコクヨさんの「ドットライナー」が「切れ味」…これが実はのりには重要な要素です…が素晴らしく好きです。
 ところで、このタイプの製品、最初に開発したのはどこなんでしょうね。ノーベル文房具賞でも贈りたいところです。

ドットライナー公式

Amazon ドットライナーホールド

パワープリット

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