安倍首相電撃辞任(安倍劇場放映打ち切り)
いやあ、びっくりしましたねえ。ドタキャン辞任というか、バックレ辞任というか、登校拒否辞任というか…。なんかしまいには可哀想になってしまいましたよ。でもなあ、逃げたい気持ちは痛いほどわかりますが、総理大臣という立場の方がこれをやっちゃいけません。
で、このような結末を迎えてしまった安倍劇場でありますが、ここでこの不二草紙における安倍劇場に対する発言を復習してみました。そんなにたくさん書いているわけではありませんが、なんとなく未来を暗示しているような、予知していたような発言が…(笑)。
まず、昨年の8月、安倍さんの著書『美しい国へ』に関する記事。「美しい国」より「楽しい国」にしろ!って書いてますね。そして、政治の演劇性と祭性について語ってますね。小泉さんを評価する一方で、少し不安も感じつつも安倍劇場も観てみたいというようなことも書いてます。
次、まだ小泉さんが任期中だったのに放映された『緊急ドラマスペシャル 内閣総理大臣 小泉純一郎』に関する記事。どうも安倍さん、この時点でかなりすべってたみたいですね。どうすべってたのかは忘れちゃいましたが。それから、最後にこんなこと書いてます。
「ところで、カリスマ役者の後を継ぐ人は大変ですよね。水戸黄門役とおんなじで。安倍さんが石坂浩二さんみたいにならないことを祈ります」
結局、石坂浩二さんになっちゃったってことですな(笑)。視聴率ならぬ支持率が低下しまくり。お坊ちゃんで器が小さかったと。
続いて、こちら組閣のために山ごもりした時の記事。ウチの近所での出来事です。麻生さんについても書いてますね。
「麻生さんの処遇が注目されていますが、役者としては、彼のような軽めのアドリブの得意な喜劇役者さんはとっても貴重な存在です。安倍さん自身は、どうもコメディーは苦手なようなので、麻生さんのキャラに頼るべき部分はけっこうあると思いますよ。観客としては彼の芝居を観てみたい」
後継はこの喜劇役者さんになるんでしょうか。うっかり八兵衛。それとも、石坂浩二の前の佐野浅夫になるのかな。私はそれを望みますが。ま、それはないでしょうが、旧助さんが黄門様に昇格というのはありかも(笑)。
そして、安倍劇場初日の記事。「安芝居(シャレです)にだまされる」なんてこと言ってますけど、まあ結果としては安芝居には違いありませんけど、誰もだまされなかったってことですね。キャスティング的にもロングランは難しいと書いてますが、その通りでしたね。まさか、放映中に役者さんが自殺しちゃったりするとは思いませんでしたが。
こちらの記事は「美しい国」を反対から読むと「憎いし苦痛」になるという話から入ってますね。これもその時は単なる言葉遊びだと思ってましたが、言霊学的に言うと、「たまがへし」かもしれません。言霊をバカにしちゃいけませんね。昔のまつりごとにおいては、言霊こそ最重要視されていました。
で、霊的なこと言いますと、樹海の件、つまりこちらに書いたことが、彼の運命を変えたとも言えますね。ぜったいなんかに取り憑かれたんですよ。安倍さん、辞任後はまずお祓いすることをおすすめします(笑)。
というわけで、実に衝撃的な放映打ち切りでしたね。政治的にはワンクール続かなかったってことです。そう考えるとやっぱり小泉さんの2000日ってのはすごいですね。なんだかんだ言って。はたして彼の再登板はあるのか。あるとすればどのタイミングなのか。楽しみでもあります。
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