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2007.08.14

神々(ときどき仏)のネットワーク(Web0.0)

Hachirou07 さあ、今日は先月の神々のネットワークシリーズの続きです。え〜、向かいましたのは八郎潟から男鹿半島方面です。
 まずは、潟上市の八郎神社にお礼参りです。例祭が近いということもあってか、いや昨日の話じゃないけど、お盆だからかな、とにかく神様もお忙しそう。正直、ネットワークが起動してないような感覚。
 で、案の定、その後に訪問した神社近くのお宅2軒はいずれも家人不在で、なんとなくテンションが…特にウチのカミさんは一気に突撃力が失せたようです。どなたのお宅を訪問したかは、ご想像におまかせしますが、とりあえず朝は空振り(夕方にリベンジします)。
 これはもう、マジで神々の力を借りるしかないっす。よっしゃ、まずはあそこだ。2年前に訪問したなまはげ館に隣接する真山神社だ!あそこの霊威はかなりのものです。モノノケパワーを授かりに直行しました。前回は子どもが小さかったので、涙をのんで真山神社参拝を断念しました。ですから、今回は本当に楽しみでした。
Manbuysu で、真山神社に到着する前に、道路脇にあるお堂に目が止まりました。というか、完全に呼ばれました。おい、そこの山梨ナンバーの車、止まりなさい!って(笑)。私、ちょっと行きすぎたんですけど、即座にUターンしましたよ。警察よりおっかないっすから。
↓click!
Mantaibutsu 行ってみますと「真山の万体仏」と書いてあります。あとで知ったのですが、もともとは真山神社内にあったもののようです。さて、導かれるようにお堂の中に入った私たちは、思わず息を飲みました。私は全身に鳥肌が…。その小さなお堂の壁面やピラミッド状の天井の一面に、小さな仏様がびっちり貼り付けられているのです。その一つ一つは仏像というよりも素朴な神像という印象でしたが、とにかくものすごい数の仏様ににらまれてしまったのです。カミさんも子どもたちもかなりの衝撃を受けてました。
 あんまり立ち寄る人がないんですよ。真山神社やなまはげ館にはたくさんの人が行きますし、観光バスも向かいますが、たぶんここには寄らないでしょうね。はっきり言ってこれは大変に価値の高いお堂ですね。文化財的にも、宗教学的にも、霊的にも、トンデモ的にも。私という宗教ネットワーク端末が強制起動させられました。
Shinzanjinja さて、その衝撃の余韻消えぬ間に、真山神社に到着。さっそく参拝いたしました。これまた、みごとな神仏習合施設でしたねえ。神社全体を包む幽深たる山も含めて、大変に強い霊威が感じられます。特に瓊々杵尊かなあ。もちろん山岳修験道色も強く、富士山とか高野山とか比叡山とか白山とか出羽三山とか鳥海山とか、そういった山岳信仰の網の目が、それこそ目に見えるように感じれられましたね。もうこうなると人間なんてホントにちっぽけな存在です。
 さてさて、カミさんはここに来るのは初めてですので、参拝後は子どもの案内で「なまはげ館」へ。私もあのドキュメンタリーをもう一度観たい。さっそく前から2番目の席に陣取って上映時間を待ちます。カミさんは、私が絶対泣ける!というのを半分疑いながらへえ〜とか言ってましたが、結果、私もカミさんも号泣。あれはわけもわからず泣けます。その理由は前の記事に書いた通りです。日本の神様と、それを祀る日本人の共同体の素晴らしさ。理屈ではなく恐い「モノ」、理屈ではなく強い「モノ」、理屈ではなく優しい「モノ」、理屈ではなく受け継がれる「モノ」。美しい国日本。
 どうしてもあの短編ドキュメンタリー映画がほしくなって、担当者に聞いてみたんですが、発売はしないとのこと。なんでも柳生博さんもどうしてもほしいって言ったそうですが、ないものはないので諦めていただいたとか。なるほど、たしかに手もとに置いておくべき(コト化…随意化…所有)すべきモノではないのかもしれない。会いたければお参りすればいいのですから。
 てな具合ですっかり神々(ときどき仏いっぱい)のWebに乗っかって、ネットサーフィンしはじめたワタクシたち。もうこうなると、勝手に事が進行します。無我、無欲、他力、行雲流水が一番いい結果を生む。
 その後いろいろとありましたが、最後にもう一度、朝不在だったお宅を訪問してみました。結果として、両家ともいらっしゃって、山梨からのお土産を置いてくることができました。詳しく書けないのが残念ですが、私たちからしますと、お会いした皆さん神です(今回は前回の男神に続いて女神も登場)。そして、一方では「また行ってきたの?」半分呆れられましたが(笑)、一方では「またいつでも来ていいよ(という意味の秋田弁)」と言ってもらい、飲み物やらレアグッズやらをたくさんいただいてしまいました。
 ああ、神々のネットワークよ,ありがとう。Web2.0とかなんとかバカな人間たちがつまらんことで盛り上がってますが、いやはや、古来あるWeb0.0は最強ですよ。考えてみれば、どんな山の中にも小さな祠があるもんなあ。ものすごい数(いちおう800万)のデバイス、インターフェイスがあるんですよ。光ファイバーなんてクマゼミにやられて使えなくなっちゃうんですからね、全然ダメです。私、最近Web0.0利用の技術やリテラシーがついてきたみたいです。めちゃくちゃ嬉しいんですけど。
 感謝、感謝の日々であります。

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コメント

蘊恥庵庵主さん、こんにちわ!

「なまはげの一夜」は僕も見ました!
僕は涙こそ流しませんでしたが、
心の中で涙をし、
震えるぐらい感動しました。

あのような共同体が
平成の世に残っているなんて
信じられないです。

あのような伝統が
受け継がれていることを
嬉しく思います。

ほんとうに素晴らしいと思いました。


投稿: ブログ社長 ムラウチ | 2007.08.30 12:26

社長さん、こんにちは。
いつもお世話になっております。
あの映画いいですよねえ。
というか、あの風習、ぜったい世界必修ですよ(笑)。
私も毎年行って、大切なことを思い出したいと思います。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2007.08.30 18:03

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