Tremolo'55 (トレモロゴーゴー)
いよいよ、あさってです。本校の学園祭にこの実力派バンドが登場です。知る人ぞ知る、このバンドがなんでこんな片田舎の学校に来てくれるのか。まったく不思議なご縁であります。
Tremolo'55は、一度聴けば絶対に病みつきになる不思議な魅力を持ったバンドです。私もまあ自他共にあきれるくらいいろいろな音楽を聴き、やってきた人間ですが、このバンドには妙に魅かれましたねえ。なんなとくノスタルジックでゴキゲンだけどちょっぴりアンニュイ、ユーモラスにしてちょっぴり自虐的(?)なサウンドと歌詞。こういう印象を与えるバンドというのは、正直初めてでした。
このバンドのリーダーであるサギさんとの出会いは今年の4月のことでした。きっかけはこのブログの「グッド・バイ〜私が殺した太宰治」の記事です。太宰が結んだ縁。サギさん、太宰が大好きということで、たまたま私の記事を読んでくださり、そしてメールを下さったのです。その時はまさかこういう音楽の縁になるとはお互い思いもよりませんでした。
いろいろメールのやりとりをしまして、私がサギさんに太宰関係のあるものをお送りすることになったのですが、そのお礼としてサギさんから送られてきましたのは、3枚のCDでありました。「私たちのバンドのCDです」と。
さっそく聴いてみました。お〜、これはいいですぞ。ジャズやブルース、ソウルなんかのテイスト、それもですねえ、私たちのバンドのレパートリーである昭和の歌謡曲を支えたあの感じですよ、古き良き時代を感じさせるムード満載でして、だけれどやっぱり今の歌なんですよね。そこのバランスが面白い。ああ、やっぱり私たちの心にも生活にもあの時代の何かが息づいてるんだなあって、あらためて思ってしまいました。
彼らの魅力はサギさんの楽曲やヴォーカルだけではありません。メンバーの演奏力の高さはピカイチです。皆さんとってもうまいっすね。プロの方に申し訳ない言い方ですが、正直首をかしげざるを得ないバンドもた〜くさんありますのでね。こういう安定した演奏を聴きますと、やっぱりさすがだなあって思いますよ。あさって生で聴けると思うとワクワクです。
彼ら、今まで3枚のアルバムをリリースしています。その3枚をサギさんから送っていただいたんですが、それぞれなかなか聞き応えもあり、また変化もあり存分に楽しませていただいています。
1枚目の「トレモロな夜の唄会」はライヴ・アルバム。会場と一体になったノリノリ感が魅力です。楽しそうだなあ。お酒をいただきながら聴きたいっすね。今回は高校という舞台ですから、彼らにとってはアウェーかもしれませんが、まあやっちゃってくださいな。2枚目の「JUMP&WALK」はトレモロらしいちょっと斜に構えた感じの曲が並んでいて、思わずニヤッ、です。3枚目の「SINGLE MALT」は少しpopな感じを前面に出したかなという作り。より音楽的な幅が広がったのではないでしょうか。私はこういうのも大好きです。
あさって、私も彼らと初めてお会いし、初めて生で彼らの音楽を聴けるわけでして、ワクワクであります。高校生がこういう音楽にどういう反応をするのか分からないという部分もありますが、若いうちに生でハイレベルな音楽に触れるというのは教育的にもいいことだと思います。また、本校のジャズバンド部にとってもいろいろな意味で勉強になることでしょう。
縁というのは面白い。サギさんに感謝。太宰にも感謝しましょう。また、ブログというメディアにも感謝です。このブログのアクセス数もいつのまにか50万を越えまして、なんだか申し訳ないような気持ちなんですが、本当にこの3年間ちょいでいろいろなご縁をちょうだいしまして、そういう意味では私自身の発した言葉たちにも大感謝しております。
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コメント
こんばんは!
そのバンドとっても気になります…
CD探してみます☆
投稿: ユキ | 2007.08.30 17:23
ユキねえさん、どうも。
いいですよ、トレモロ。
明日聴きに来たら?
9月15日には東京でワンマンがあるそうです。
昭和の雰囲気がお好きなようなので、
明日もしかすると西裏探訪するかも。
そのまま呑みに入るかもしれないから、
その時は来てね!
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2007.08.30 18:07