Tremolo'55 学園祭ライヴ&西裏探訪
Tremolo'55の皆さん、お疲れさまでした。とってもいいライヴでした。大変ぜいたくなひとときを堪能させていただきました。
まあ、突然展開される大人な世界に、生徒はどう反応していいか分からない様子でしたが、ある意味圧倒されていたのは事実でした。何事も初体験とはああいうものです。徐々に「あれ何だったんだろ、気になる」というふうになればいいと思いますよ。音楽的にも詞的にも。
サギさんがおっしゃっていたように、未来に向けて何か種はまけたと思います。その場かぎりでワーッというのは思い出にしかなりません。
それにしても皆さんうまいですね。体育館という特殊な音響空間に加え、リハの時間もない劣悪な環境でしたが、全体に非常に安定した演奏でした。さすがです。サギさんのヴォーカルも非常に冴えておりました。新曲2曲も含めて、やっぱり比較的小さな箱の中でお酒をチビっとやりながら聴きたい音楽ですね。
トレモロの演奏のあと、ウチのジャズバンド部が演奏しまして、そこにトレモロのメンバーも乱入しアドリブ合戦を披露。また、放課後は管と太鼓のメンバーがジャズバンド部の練習に参加と、高校生との音楽的交流もできたようで、メンバーの皆さんもなんとなく懐かしい感覚を思い出したのか、「人間としての原点」を思い出したのか(笑)、さかんに「目が濁ってない!」「目がキラキラしてる!」とおっしゃっていたのには、ちょっとウケちゃいました。
いずれにせよ、トレモロの皆さんにとっても、高校生にとってもなんとなく新鮮な、そしてエキサイティングな時間であったと思います。特にジャズバンド部にとっては、音楽による、それもジャズという共通の音楽による対話ができたことは、非常に貴重な経験になったと思いますよ。今度はもっと本格的な共演、あるいはご指導の機会を賜りたいと思います。
さて、私にとってもトレモロにとっても、意外にも大興奮な体験になりましたのは、「西裏探訪」でありました。もともと昭和レトロなテイストを大切にしている彼らですから、モロ昭和テイストの富士吉田市下吉田西裏地区はたまらないスポットだったようで、途中映画ピーナッツにも登場した酒屋さんでちょっとアルコール類を購入、打ち上げ兼ねて思いっきりタイムスリップいたしました。
今日はあんまり時間がなかったので、メインのスポットだけを案内しましたが、もう皆さんはまりまくったようで、「ここでプロモ撮らなきゃ」とか「新田川で呑まなきゃ」とか言いながら、子どものようにはしゃいでおりました。いやあ、ぜひとも再訪を実現し、今度はホントに西裏で呑みましょうよ。というか、西裏でぜひともトレモロサウンドを響かせたいですね。これは偶然ではなく、必然の出会いであったと思いますよ。あまりにピッタリですから。きっと太宰治の気の利いたいたずらだったのではないでしょうか。
9月には下吉田地区では恒例の『「まち」がミュージアム!』が行われます。将来的にはそういうところにも絡んでいければ面白いですし、富士吉田市としてもきっとありがたいことだと思いますよ。
考えてみれば、サギさんは三鷹からいらっしゃった。三鷹から中央線、富士急行線を乗り継いで月江寺界隈へというのは、太宰も何度も経験している旅ですね。たとえば以前紹介したこちらにもそういう記述がありますね。そういう不思議な縁を感じずにはいられない今日の出会いでありました。太宰の話もいろいろしたいですし、太宰関係でご案内したいところもまだまだあります。そして、この街でもっともっとトレモロの音を響かせたいと思います。
皆さんお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。また会いましょう!15日のワンマン頑張ってください!
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