ゆかた教室出現!?
冬のメイド教室に続いて、ゆかた教室が出現いたしました!?これを公開することは多少はばかられますが、本人たちの希望というか、ほとんど強制とも言える要請がありましたので、世界に発信いたします。でも、いろいろと問題がありますので、前回同様小さな画像にしておきます。
さて、今回はどうして浴衣かといいますと、一番左に写ってます家庭科の先生(昨日の記事にも登場しました御坂の方です)のご指導の下、ウチのクラスのギャルどもが春からせっせとお裁縫をやってましてね、晴れて全員完成したというわけです。それで、記念撮影しようと。
正確に言いますと、ゆかたではなく甚兵衛を作ったやつもいますが、いずれにしてもこの夏休みを目標に頑張ってきたわけです。ゆかたの連中は、これを着て富士五湖周辺の夏祭りに行こうということでしょうか。
ウチのクラスは女子9人だけの選抜クラスで、まあいちおう受験に特化した「特進」というヤツなんですが、学校の方針というか、先輩方が作った伝統というか、いや、やっぱり彼女らの性格かな(そこにちょっぴり私のプロデュースが加わる)、勉強以外のことにもとにかく一生懸命に取り組むんですね。なんだか親ばかみたいですけど、大したものです。やる時はやる、というのが徹底している。けじめ、メリハリ。この前の合宿なんかでは、何十時間も黙々と勉強するかと思えば、こういう製作や学園祭のダンスの練習なんかも、すごいパワーでガーッとやるんですね。それもいつも笑顔で仲良く。ま、ちょっと空気読めずうるさくなっちゃうのが玉に瑕ですが。今日も撮影中「うるさい!」って怒られました(笑)。
家庭科の先生とも話しましたが、今回の製作は彼女たちにとって、とっても貴重な体験になったようです。彼女たち、今までほとんどお裁縫なんてやってこなかったわけです。それが、この数ヶ月でずいぶんと上手になった。そんなの当たり前と言えば当たり前かもしれません。でも、今、教育界ではこういう「身につく」経験というのが、実に少なくなってしまったんですね。実習、実験にしても、お互い余裕がなくてどうしても単発的になってしまう。知識の確認や強化のための体験、あるいは気分転換のイベント程度に終わってしまって、じっくり時間をかけて、何度も失敗したり、あるいはそれなりに工夫したりして、いつのまにか何かを、コツをつかんでいた、というような学習がほとんど皆無になってしまってるんですね。
今、教育界のみならずどんな世界でも、とにかく能率とか理論とか、そういう「コト」が重視されていて、すぐに結果を求めたがる。なんだかわからない「モノ」、どうにもうまいくいかない「モノ」と長い時間つきあって、いつのまにかその「モノ」とのつきあい方を身につけ、ある程度自分の「モノ」にしていくということが少ない。体で覚えるというか、外部である「モノ」とふとつながる瞬間を体験するというか。向こう側がある時、突然門戸を開いてくれるというかね。そういう体験。
まあ、そうしたとしても、いつまでも「モノ」は「モノ」、すなわち「他者・外部・不随意」ではあります。「(自分の)ものにした」と思ったものが、また突然遠く感じられたり、あるいはもっと先があることに気づいたりですね、そういう永遠の不随意、言い方を変えますと自分の無力さや、その裏側にある自分の可能性を感じることこそ、人生の充実の種だと思うんです。そして、学校では、そういう世界のあることを教えるべきだと思うんですよ。私は、それは受験勉強においても、クラブ活動においても、あるいは今回のような放課後の実習においても可能だと信じています。
学校は、こうした「ものあはれ」=「他者とのつきあいの中で生まれる歓びと哀しみ」を学ぶ場であるべきなのでしょう。
…と、なんだかしんみりしてしまいましたが、最後に再び「親ばか」に戻りまして、ウチのギャルたちをほめたいと思います。偉い!よく頑張った!そして、馬子にも衣装…ではなくて、正直可愛かったっす。なんだか目のやりどころに困ってしまったのでした。こんなこと言うと「キモ〜い!」「どんだけ〜?」って言われちゃちいますな。
大切な時間を割いてご指導下さった家庭科の先生、本当にありがとうございました。
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