どこでもべープ蚊取り(フマキラー)
今年の夏は暑かったっすねえ。ここ富士山麓は火祭りも終わり、もうすっかり秋の風情になっています。今日は少し気温が高めですが、夜8時の段階で16度くらいまで下がってます。窓を開けているとちょっと寒いかなあ。
とは言ってもまだまだ蚊がブンブン飛んでます。昔は蚊なんて全然いなかったのになあ。ウチの周辺も家が増えまして、人間が多く住むようになりましたら、すっかり蚊が増えてしまいました。まあ、エサによって虫の分布状況は変わるわけですから、当然と言えば当然でしょう。
そういえば、昨日のぶどう狩りではすごい数のヤブ蚊に襲われました。もうぶどう狩りと言うより、蚊による人間狩りでしたね(笑)。上の娘なんてかゆすぎて泣いてました。泣くほどかゆいってやだな。ところで、今思ったんですが、「ぶどう」とか「桃」は「狩る」ものなんですね…って当たり前ですけど、なんか「狩り」っていうとケモノ偏だし、動物を狩るみたいな感じがしませんか?でも「刈り」じゃあおかしいし、いいのか。
というわけで、人間を狩ろうとする蚊たちを狩るのが、まあ蚊取り線香ですかね。まあ、今どき除虫菊の蚊取り線香というのもあんまり見かけませんが、野外だとやっぱりあれが一番いい。それになんというか、夏の風物詩というか、あの煙とあの香りは、なんとなく「夏〜!」って感じがしますよね。特に蚊取りブタ(蚊遣り豚)からたゆたう煙は…そうそう、「蚊遣り豚の謎」読みたいなあ。
ところで、最近は実に便利なものが登場しています。火も使わないし、煙も出ない。熱くもならない、乾電池で駆動して音も静か、蚊に対する効果も抜群。そんなヤツ売ってますね。
私もさっそく買って使ってみましたが、たしかに蚊にはよく効きますねえ。臭いもないし、煙も出ないから、なんとなく効くのかなあって感じでしたが、実際かなりの殺虫力と忌避効果があるようです。
調べてみますと、この殺虫成分は新開発のピレスロイド系殺虫剤メトフルトリンという物質らしい。住友化学が開発し、2005年の初頭に薬事法製造承認されたとのことです。特に蚊によく効くとのこと。蚊の神経に作用するらしい。人間やペットのような温血動物の体内ではすぐに分解されるので、毒性が低くなるのだとか。除虫菊(ピレトリン)と基本的に同じしくみですね。まあまあ安心して使えそうです。ただ、ウチなんかは大量のカブトムシとクワガタムシがいますから、ちょっと使用には気をつけなくてはなりません。
たしかに常温で揮発するというのはいろいろと使い道がありそうですね。世界中には蚊の害(伝染病も含めて)に悩む国もたくさんありますから、市場は大量にありそうです。でも、害虫駆除かあ…人間っていろんな意味ですごいですね。これはこれで、新開発の神経系化学兵器とも言えますからね。
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