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2007.06.06

ディズニーランド○○○完全制覇!!

↓ディズニーランドを上から見た図(Google Earth)
Disneyland 今日は仕事でディズニーランドに行きました。もう何回目なんだろう。正直辟易。あっ、ちなみに昨年のディズニーランド記事はこちら。耳についての考察でした。今年はその耳は激減していたように見えたんですが。やっぱり一時的なブームだったんでしょうか。
 昔は生徒たちと走り回ったり、また何時間も並んだり、全然平気だったんですけどね、歳でしょう。そこで、今日は基本単独行動、自分のペースでマニアックな楽しみ方に徹しました。
 最初のテーマは「ディズニーランドのわびさび」だったんですけど、これはどうも無理そうだとすぐにあきらめちゃった。普通どんな遊園地も、アトラクションの裏側とか、あるいは別に裏側に行かなくても、そのアトラクション自体まさにサビてたりしてですねえ、かなり「侘び寂び」なことになるんですが、ディズニーは全然そういう風情がない。いや、あえてそれを封印している。封印することにお金をかけてるんですね。ほぼ完璧でしょう。悔しいけれど敵もなかなかスキを見せてくれません。
 ああ、こりゃあ無理だし、だいいちネクタイ締めて、変な帽子かぶってまるでディズニーに出てくる探偵みたいな格好の私が、核(各)施設の裏側を覗こうとしていたんでは、冗談でなく捕まってしまう。そう判断して、すぐに諦めた次第です。そして、尿意を催したんでトイレに行ったんですね。そしたら…
 ありましたよ、ちょっぴりわびさびが。いや、今まで気づかなかったんですが、ディズニーランドのトイレって、全然普通なんですね。高速道路のSAのトイレとなんら変らない。ミッキー柄のタイルが配されていたり、それらしい音楽がかかっているわけでもない。いかにもなアイボリー色を基調とした普通の壁と便器と洗面台なんですよ。ついでに臭いもごく普通の公衆便所であります。おお、これはわびさびを感じるぞ。
 というわけで、私ひらめいたんです。そうだ!今日はディズニーランドのトイレを全部制覇しよう!って(なんなんだ?)。さっそく入り口でもらうあのマップの、今入ったトイレのマークに○をつけました。さあ、次はトゥーンタウンのところだ…。
 と、こんな感じでいちおうマップに出てるトイレには全部行きましたよ。もちろんそんなにたくさん排泄できませんから、入場とともに個室に入り写真を撮ったり(おいおい…)、手を洗うだけで出てきたりしました。で、私の観察によりますと、それぞれのトイレのデザインはそれぞれ違うんですが、基本は最初に書いたようにごく普通の公衆便所風情なんですね。ちょっと意外でした。ああ、ここは異次元だ。
 そう、そうなんですよ。異次元なのはトイレではなくて、トイレの外なんですよ。あの、ゴミはおろか、カラスすら電磁波によって排除されている(ホンマか?)非日常的人工的空間こそが異次元なのであって、トイレはそこにポッカリ空いた日常への小さな穴のようなものなんです。
 その証拠に、そこに集うお父さんたちの憔悴した、しかしどこか安堵にも満ちたあの表情を見よ。そう、彼らはその非日常的空間において、はしゃぎ回る幼い子どもたちや、その子どもたちに負けず劣らずハイテンションな妻を満足させるべく、優しくアクティブで太っ腹な「ディズニーランドに連れていってくれるいいパパ」を演じているんですよ。そして、そんな自分にちょっぴり酔っていることも事実。しかし、実は肉体も精神も疲れ切っているんです。そんな彼らの唯一の癒しの場は「トイレ」しかありません。「ちょっとトイレ行ってくる」と言って解放された彼らは、便器の前にたたずみ、大きくため息をつきます。ふぅ〜。
 もし、そんな癒しの空間であるべきトイレすら非日常だったら…ため息をつこうとしたその目の前にミッキーがそれこそハイテンションでこっちを見て笑っていたら…便座のフタを開けるとスティッチが憎々しげにあの歯をむいていたら…あの小さな憩いの世界に「It's a small world」が大音声で流れていたら…。
 残念ながら女性用のトイレについては知るべくもありませんけれど、とりあえず男性用トイレは非常に日常的であるということは確かだと感じました。もしディズニーランドが意図的にああいう空間を作っているのだとしたら、それは大したものです。ま、私の考え過ぎかもしれませんけどね。
 というわけで、ディズニーランドのトイレ完全制覇した人はとりあえず今日は私だけでしょう。中にはそういう変わり者もいるかもしれませんが(いないか)。あっそうそう、アトラクションや乗り物には一切関わらないつもりだったんですけど、トムソーヤ島に二つトイレがあるんで、仕方なくいかだには乗りました。いや、最初間違えて船に乗っちゃったんですが。
Splash はい、では最後に記念写真を。クラスのギャルどもがスプラッシュ・マウンテンで記念撮影しているその横(同施設の出口の横)のトイレで一人スプラッシュです。あえて和式です。ね?普通すぎるでしょ?…って、ああ、何やってんだか。バカみたいですね…こんなことしてる自分の方がずっと非日常的…というか非常識というか…はっきり言って変態ですね(笑)。
 こんなことしてるヒマがあったら、家族をディズニーランドに連れて行きなさい!なにしろ、上の子はクラスで唯一ディズニーランドに行ったことがない希少種らしい…ゴメン。

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コメント

 TDL っつうんすか? 累計来場者数が 3 億人を突破したとかしないとか。...けっ! 気持ちが悪い。(-.-)
 実は私、子供の頃から遊園地が大嫌い。何もなくても、何処へ行かずとも一向に退屈しない一人上手の私には、遊園地という極端な“躁”地帯は非常につらい。まるで、耳元で直に騒音を聞かされるような不快感に見舞われます。テレビの映像を見るだけでも嫌悪感が溢れ出すほどで、実際にミッキーなんとかが目の前に現れ、それがオーバー・アクションの身振りで近づこうものなら、跳び蹴りを食らわしかねません。
「俺はこの先一生、ゆうえんちにも、じずにーらんどにも行かんのじゃ!」
と、嫁にも周囲にも公言しておりましたが、秋に子供が生まれることにより、状況も変わってまいりました。
「子供が行きたいと言ったらどうするつもり?」
.......orz

(さぁ遊べ! さぁ金を使え!)

という、呪文や怨念が、あんたらには分からんのか!

 気持ちが悪いよう! (;_;)

投稿: LUKE | 2007.06.09 00:03

おお、同志よ!
LUKEさん、おはようございます。
実は私も全く同じ人種なんです。
遊園地不適応というか…。
特に、あの植民地政策、世界総米化政策の縮図みたいなところは…。
で、ついにトイレに避難、というのがホントのとこです…orz
昨日生徒達に聞きましたら、みんな初TDL体験は3歳くらいだそうです。
そして、その時のことはな〜んも覚えてないということです。
ウチの子(7歳&4歳)ももちろん「行きたい!」と言い続けてきましたが、
ガイドブックを隅から隅まで読んでいるうちに、ちょっと冷めてきたみたいです。
私がTDL行くよと言ってもうらやましがらないどころか、
お土産もいらないって言うようになりました。
反米・嫌米教育が浸透してきたようです…なんちゃって。
カミさんは相変わらず「ウチだけだ!」って叫んでますが…。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2007.06.09 04:36

>反米・嫌米教育が浸透してきたようです…なんちゃって。

 そうか! やはり大切なのは教育なのですね! ウチもそのようにし向けようっと! (^_^;) ガイドブックを友達から借りてこようと思います。(買わんのかい! 買わんのじゃ!w)

投稿: LUKE | 2007.06.09 17:43

LUKEさん、どうも。
「教育」とはイデオロギーの継承であります。
まずは敵を知ることから始めましょう。
な〜んて、教育者がこんなこと言うとまじで怒られそうだから、やめときます(笑)。
いや、でもあれだけガイドブックを精読していると、ファンタジー(妄想)が拡大して、実物以上の夢の楽園が脳内にできちゃいますよ。
そこに、「行ってみたら全然面白くなかった」って吹き込むわけです。
すると、自分の妄想ランドを壊したくないんでしょうね、あんまり行きたがらなくなります(笑)。
恋愛みたいなもんですからね、あれは。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2007.06.10 05:47

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