aiko 『彼女』
自分でも意外でしたが、aikoについてあんまり書いてませんね。検索してみたらこの記事で椎名林檎と同じ引き出しに入ってるって書いてるだけ。いつか書こう書こうと思っている内に時機を逸した感じですな。
林檎姫についてはいろいろな形で紹介してるんですけどね、昔は実はaikoの方が好きだったんですよ。でも、私がすっかり大人になってしまって(?)、どうもあのaiko嬢の女の子路線についていけなくなってきた。これは正直なところです。
このアルバムも去年の夏からけっこう車の中とかで聴いてたんですけど、記事にするほどの感動はなかった。いや、単純に聴けば、これまたかなりレベルの高い音楽が展開されていますよ。曲作りに関しては、あいかわらず天才的なセンスを発揮してますし、詞もあいかわらず(笑)、アレンジは島田昌典流でいつも通りですし。ここまで変らないと、それはそれですごいなあと思っちゃいます。
コアなファンから言えば、いろいろと変化があって、それが良かったり不快だったりいろいろするんでしょうけど、私のゲージからすると、ややマンネリかな?という感じなんです。歌もうまいと思ってたんですけど、あまりに全部同じ声でして、ちょっと飽きてきたかもしれません。彼女もデビュー10年に迫り、お歳もそれなりにおなりですので、そろそろ変りたいのではないでしょうか。
しかし、こうしたaiko色というのが、コマーシャルな価値を持っているわけでして、それに応えて行こうという姿勢はプロらしいとも言えます。でもなあ、せっかくだからもう一つ上のステージのaikoに会いたいなあ。そういう意味では国分氏とのことを経てどうなるのか、次回作シアワセがちょっと楽しみかもしれません。
ところで、私がaikoに一耳惚れしたのはカブトムシでした。花火は知っていたんですけど、まあかわいい声だな程度の認識だったんですね。それがこのカブトムシを聴いた時にはかなりぶっ飛びました。聴いたことのない、しかし美しいメロディーとコード進行に仰天しました。これは天才かも、と思いました。その後もしばらくは期待を裏切らない名曲を発表してくれましてね、私も満足しておりました。しかし、人間というのはワガママですよね。期待どおりすぎると、今度は不満になってくるんですから。
人間にとって初体験というか、初めての感動やときめきというのは特別なものなんですね。今日も一通り「彼女」を聴きましたが、その後で「カブトムシ」を聴いたら、やっぱり胸がキュンとしてしまいました。つまり、私自身が変ってないってことですな、こりゃ(笑)。
ま、理屈抜きで「カブトムシ」は名曲です!!下にピアノ弾き語り映像(YouTube)がありますので、よろしかったらどうぞ。
Amazon 彼女
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