フジザクラとミツバツツジ(2007)
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2005年にも紹介いたしました富士山麓のフジザクラとミツバツツジ(それぞれのエピソードについては、そちらの記事をご覧下さい)、今年もきれいに咲き始めました。今年は気候が不順でして、気温変動も激しく、全ての株がそろって満開という状況にはなりそうにありません。この前も雪が降りましたよね。ちょうどフジザクラのつぼみが開き始めたところにドカッと春の雪が積もったんです。富士山自体も、2年前の写真と比べますと、雪が多いですねえ。でも、このあたり、すなわち人の住むあたりは、今年は本当に雪が少なかった。不思議なものです。
自然は毎年黙って一つのサイクルをこなしているように思えますが、こうして少しずつズレを生みながら、ある方向に進んで行くのでしょう。サイクルにしてリニア、つまりらせんを描いて時は進んで行くのでした。
人間の生き方で考えてみますと、ついつい私たちは大きな変化、前進を待望してしまうものです。自分に対しても他人に対しても、ですね。本当は人間も自然の一部ですから、フジザクラやミツバツツジや富士山の雪のように、周囲の環境に合わせて自然体で変って行けばいいんですが。私たちは異常に自己愛が強いんでしょうね。
そう言えば、秋田の山村でも、そういうことを体感しました。やはり自然に学ぶことは一つ、こういうことなんでしょうか。
今夜は個人的には非常に辛いことがありました。人の命のはかなさに慟哭しました。とてもこれを自然の摂理として受けいれられないのも事実です。しかし、自然そのものがそうであるように、命はいろいろな形で引き継がれるに違いありません。心からそう思える日が早く来ることを願う自分と、いややはり何か違うと思う自分…ものすごく心が揺れています。
すみません、今日はここまでしか書けません…。
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