『漢字筆順ハンドブック』 江守賢治 (三省堂)
最近、黒板に字を書いていて、突然書き順に不安を覚えることが増えました。ちょっと恥ずかしい状況です。なにしろ小学1年生の娘でも書ける字だったりするもので(汗)。
書き順のみならず、字形とか画数とか言い出しますと、本当にキリがないほど不安になってしまいます。そういえば以前「離」について書いたことがありましたっけ。で、その時、コメントの中で教えていただいたのが漢字の正しい書き順というサイトです。このサイトはすぐれものですね。アニメーションの独特の手作り風味が印象に残ります。
このサイトとともに最近お世話になっているのが、この本、江守賢治さんの「漢字筆順ハンドブック」です。江守さん、字体や筆順の世界ではかなり有名な方で、いろんな本を出してます。そんな中で最も手軽でお安く、しかし必要十分な情報量なのがこの本というわけです。まさにハンドブックでありまして、机上に置いておいてしょっちゅう開いております。私が持っているのは1980年発行の初版本でありまして、かれこれ四半世紀以上お世話になっているわけです。よって、ボロボロかつバラパラになっておりまして、本の体をなしておりません。
今日もちょっと気になるのがあって繙いたんですけどね、それはまあ合っていたんで安心したんですが、ついでにいくつかの間違いが発見されてしまいました。国語の先生としてとっても恥ずかしいのですが、ちょっと披露しちゃいます。
「博」です。これは完全に間違っていました。つくりの上半分の縦棒のタイミングも違ったんですが、なんと右肩の点を最後に打ってたんですよ。途中で打つんですね!知らなかった(恥)。ま、最後に打つのもありのようですが、いちおう学校で教えるべき筆順は「一」→「曰」→「|」→「ヽ」→「寸」だということです。小学校4年生で教わってるはずなんだけどなあ…。「専」に「ヽ」がつくと思うからああなっちゃうんだろうな。旧字体のことを知れば、たしかにおかしいんですけどね。
あと、時々わからなくなってしまうのが、「成」とか「皮」とか「服」のつくりとかを横から書くか「ノ」や縦画から書くかです。基本、横画に突き抜けがある場合は「ノ」から書くらしいんですが、私は瞬間わからなくなることがあります。特に、黒板に書く時ね。
それから「座」の最後、これは「土」ではなくて、縦横横ですね。これも知っていながら勢いで「土」を書いてしまうことがありました。
よく間違うもの、たとえば「右」「布」「希」とか「飛」とか「非」とか、あとカタカナの「ヲ」とかね、そういうクイズになりそうなのは意識してるんで間違わないのですが、意外に単純なものこそ分からなくなったり、あるいはずっと勘違いのままだったりするものです。筆順なんてこの時代にはあんまり重要ではないのかもしれませんが、とにかく私は仕事柄ちゃんとやらないと恥ずかしいので。私が間違って覚えていたものは学校の先生の板書のおかげ(?)かもしれませんしね。センセイの責任は重大です。
ちなみに最初に書いた「小学校1年生」とは「上」のことです。これは案外事情が複雑なんですが、みなさんはどの画から書き始めますか?
とりあえず上記サイトでいろいろ試してみますと、数十年来の間違いを発見できて楽しいですよ。
Amazon 漢字筆順ハンドブック
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