レミオロメン&吉井和哉@僕らの音楽(フジテレビ)
感無量です。夢のコラボレーション。昨日の夜放送されたフジテレビ「僕らの音楽」を観ました。
これはですねえ、いずれあるだろうなあ、とは思ってましたが、こういう形で実現するとは。御坂峠をはさんでのコラボレーションですね。
「楽園」ですよ!「楽園」。「楽園」をレミオロメンがテレビで演奏するなんて誰が想像したでしょう。もちろん、そこには吉井さんもいるわけです。レミオロメンの伴奏で吉井さんが歌うとも言えるわけでして、これはすごい事態だ!
結果、ものすごく感動してしまいました。いろいろな思い入れが私の心に交錯しましてね、ちょっと涙ぐんでしまった。おいおい、泣くなオジサンよ。
泣くと同時にドキドキしました。たとえは悪いかもしれませんが、プロレス夢の対決みたいな感じでしょうかね。憧れの馬場さんと初対決する新崎人生って感じかな(マニアック)。だって吉井さん、仏様みたいだったもん!慈愛のまなざしで藤巻くんを見守ってました。ああ、彼も大人になったなあ。
ここからはちょっと分析的に行きましょうか。冷静になろうではありませんか。
まず、吉井さんから。先ほど書きましたように、今回は仏様に徹している感じでしたね。つまり先輩レスラー…いやいやシンガーとして、相手に合わせ、相手を活かしつつ、適度に自己主張もしていた。御本人も「楽園」をテレビで歌うということに特別な感慨があったと思いますよ。それもバックがレミオロメンですからね。数年前、こんなことを想像できたでしょうか。う〜む、縁ですなあ。髪の毛が黒いのには事情がありますけど、それはナイショね。でも、そこも含めたファッション全体を見ても、今回に臨む彼の心の内が伝わってきました。
さて、続いてレミオロメン。まずは藤巻くん。私、こんなロッカーな藤巻くん初めて見ましたよ。ノリもパフォーマンスもいつもの彼と違って、そうねえ、やっぱり仏様の掌の上の孫悟空って感じっすか?生かされてましたよ。トークの中で「JAM」の話が出てましたけど、たとえば「JAM」を歌った方が無難だったかもしれない。でも、あえて「楽園」を選んだのは正解でしたね。彼の吉井さんへの熱い気持ち(月並みですが)が伝わっていました。ここのところ、「作られた音楽」の話をすることが多かったんですけどね、やはりこういう魂の叫び、真情の発露である歌は心に響きますよ。緊張していたのも分かりますし、一生懸命練習してきたのも分かりました。それらも含めて、ベスト・パフォーマンスであったと思います。GJ!
次は…えっと、前田くんにしよう。彼のベースのうまさも光りましたねえ。彼はもともととっても器用なベーシストですし、こういうロックなグルーヴ感こそお得意分野なんですよね。イエモン広瀬さんはものすごく個性的でパワフルな素晴らしい演奏家なんですが、そのヒーセ節をトレースしつつ、前田くんらしさもよく出ていたと思いました。彼、こういうのやりたいんだよな、きっと。ものすごくいいプレイでしたよ。もともと彼のことカッコいいと思ってましたが、この演奏ではさらに輝いて見えましたし聞こえました。
さて、さて、そうするともう一人神宮司くんですね。彼のドラミング、最近私は高く評価するようになったんです。ある意味女の子ドラムという感じでね、音自体が軽いんですけど、レミオロメンの楽曲ではそれが功を奏していると。ドタバタ叩きたがるドラマーが多い中で、ある意味抑制の効いた冷静なスティックさばきですよ。誰かに「装飾」とか言われてましたけどね、そういうドラムって珍しいじゃないですか。リンゴ・スターっぽいかもな。バンドの中の立場的にも。リズムは優秀なベーシストにお任せしてね(笑)。で、彼がイエモンを叩くわけですから。これは見物聞き物です。結果発表!神宮司くんは何を叩いても神宮司くんでした!おめでとうございます!いやあ、素晴らしい。「楽園」ですよ「楽園」。あの曲でも自分のスタンスを崩さないなんて。正直ほれました!前田くんのアプローチとは全然違う。不器用なのかもしれないけど、そんなところが萌え〜。たしかにカワイイわ(いかんいかん)。
と、こんな感じでしてね、非常に濃厚な4分間でした。ほかの部分、つまり誰かさんとの対談(藤巻くん、27日も来てたんだ武道館)やら3月9日やら茜空やらの記憶はほとんどありません(笑)。でもホント楽しかったし、夢のような気分になりました。ありがとね。
そんなわけで、御坂峠の合戦?に刺激を受けて、さっそくかの地を訪れてきました。2週間後に「第2回レミオロメン聖地巡礼の旅」が控えてるんですけど、今年はあったかくて花が早い早い。ちょっと見てきましたけど、もう桜は満開。こぶしや菜の花も満開。桃も場所によってはすでに満開のところもありました…orz。なんということだ。気温よ下がれ!という感じです。
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