人生カウンター
この数字はなんでしょう?なんて言われても誰もわかりませんよね。だいたいわかったところでなんの足しにもならない。
実はこのブログの右の下の方に、「人生カウンター」というのを設置したんです。これは単に、自分が生まれてから何日が経ったのか、が表示されるだけのしろものです。単純なJavaスクリプトです。「カウントアップ」と検索すれば、ネット上にいくらでも転がっています。で、今日で15456日経ったらしい。ほら、なんの足しにもならないでしょ。
私なんか、今の自分の年齢を間違えていたくらいですからね、もちろん自分が生まれてから何日経ったのかなんて、ちっとも考えていませんでした。で、この前「みんなうんち」の記事を書いた時、一日一回うんちをするとして、いったい何回したんだろうということで、だいたいで計算してみたんですね。そうしたら15000回以上だということになった。
で、この世に生まれ出て、正確には何日目なんだろう、ということが気になりましてですねえ、ちゃんと計算するのも面倒なので、ネットで探したというわけですよ。探したのが、今月の5日でした。その日で15450日だったかな。うわあ15450日かよ〜って思った。これは誕生日当日は0日と数えていますから、今日で何日目ということではなく、生まれてから何日が経過した、ということですね。まあ、年齢と同じ考え方です。つまり日齢というわけです。
年齢というのは、自分が生まれてから地球が太陽の回りを何回回って(相対的に)同じ位置に戻ってきたかということですね。日齢は地球が何回回ったかってこと。もう15000回以上も回ってるんですね。
本当はカウントダウンできればいいんですけど。あと何日って。でも、今の私たちには自分がいつ死ぬかわからないので、残念ながらそれはできません。もちろん、自らの意思で死ぬ日を決めることができるとも言えますが、たとえばあさって自死しようとして、明日事故死するかもしれませんしね。やっぱり無理です。ですから、カウントアップにしてみました。
御自分の日齢を知りたいという方、あるいは生まれて10000日目、20000日目の日付を知りたいとかいう方は、こちらのサイトで簡単に知ることができます。ただしMacだとダメなようです。
さて、一口に15000日と言いますが、これは大変なことですね。何事も三日坊主で、まあ、このブログだけはなんとか続いている珍しいことなんですけど、とにかく怠け者な私が、なんと15000日以上続けて生きている。寝たり起きたり、食べたり出したり、泣いたり笑ったり、仕事したり遊んだりして、一日も休まず生きてきた。偉い!いやいや、実は別に偉いわけじゃない。生かされてきたんです。死ぬような事故にも遭わず、死ぬような病気にもならず。素晴らしいことです。感動しますね。そういう「有難い(めったにない)」ことだと毎日意識してますか?そういう感謝と自戒のために設置してみたわけです、この人生カウンター。自分のためです。
そして、今日という日がまた積み重なった、はたして意味のある一日だったろうか、人のためになることをしただろうか、そんなことも考えたいと思うのです。
今日読んだ現代文の問題に、別役実さんの文章がありました。現代は「流れる」時間の呪縛が強くなっている、「積み重ねる」時間は意識しないと味わえない、というようなことが書いてありました。なるほど、そうかもしれない。このカウンターもまた、「積み重ねる」時間を体験するための、ちょっとした小道具ということになるかもしれませんね。
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