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2006.12.21

『千年の響』 (今帰仁酒造所)

Img1022499782 今日は南のおいしいお酒を紹介します。これももらい物。お隣さんに頂きました。なんか、ウチはもらい物で生きてますなあ。ありがたや、ありがたや。ありがたく頂戴いたします。って、あんまりおいしくて一週間でなくなっちゃいました。
 私、沖縄の泡盛はそんなに「好き!」という感じではなく、積極的に呑もうとはしないんですが、いただく機会は多いんですね。で、呑んでみるとうまい。ふだん日本酒一辺倒の私ですが、こうして色々なお酒を体験させていただくチャンスに恵まれ、本当に幸せに思うのであります。感謝感謝。
 さて謝辞はこのこくらいにして、この『千年の響』の紹介をしましょう。「今帰仁」は「なきじん」と読むそうです。もうこの時点でエキゾチックですね。この泡盛は、ある意味泡盛らしくないのかもしれません。ですから、本当の泡盛通の方には、ちょっと物足りなく感じられるかも。それほど癖がないんですね。
 この泡盛はいわゆる古酒(クース)に分類されます。千年とまでは行きませんが、10年も樫樽で熟成させたものです。非常に素直でスムーズ。ほんのり届いてくる南の島の香り。美しい琥珀色。味わいの方にもどこかブランデーのような高雅ささえ漂います。今回は25度の方を頂きましたので、ストレートで飲みほしちゃいました。舌の上で転がした末に、グッと飲み込む、あの瞬間の味、香り、刺激、本当に絶品ですね。泡盛独特の癖がない分、どんな料理にも合いますし。
 パッケージも素晴らしい。オシャレで品格があります。今度は43度の方に挑戦してみたいですね。夏は45度をロックでいただくというのがいいんじゃないでしょうか。
 泡盛は米の蒸留酒です。そういう説明ですと米焼酎と同じになってしまいますね。でも、明らかに味は違います。まずは米自体がタイ米であること。発酵に使う菌が白麹ではなく黒麹であること。もちろん醸造工程にも違いがあるのですが、こうした基本的な原料の違いによって、あの独特の味わいと風情が醸されるというわけです。南国の風土が生んだ美味しさを、こうして寒〜い富士山で体験できるんですから、本当に幸福な時代であります。

【芳醇な香りと、豊かなコク!】千年の響 古酒 720ml 25度

今帰仁酒造

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コメント

「子ども英語・功罪」をgoogleで検索しておりましたら偶然、不二草紙に出会いました。どこにコメントを書いていいのか、よくわかりませんので、とりあえず最新版のところに、テーマとは関係なく。

私塾で国語「も」教えています。友情万歳の『走れメロス』ほど、胡散臭い物語はないと、かねがね中学生たちに言ってはいるものの、それがなぜなのかわからないままになっています。

99%の真実に1%の嘘をまぜると最上の真実になる。太宰のこの小説の最後の段落。セリヌンティウスがメロスに、君は裸じゃないかと言い、娘が緋のマントをかけると、メロスは顔を赤らめたという場面こそ、その1%にあたるのではないか、と毎年生徒たちに語ってはいるものの、なんだか自分でも、その正体がつかめなくて。不二草紙・メロスに、なんとなくわたくしの考えに近いものを発見し、メールをしたためております。

どの出版社の問題集も、学校のテストも、最終段落の直前までは問題にはしても、私の知る限り、緋のマントは決して問題にしません。

あれはいったい何なのでしょう。

長年の疑問を解決していただけますれば幸に存じます。

子ども英語に関しては、初めは楽しみで親も子も満足してはいても、やがて親が、楽しみだけでは満足しなくなる。何年もやっていれば、親はそれなりの具体的な成果、目に見える何かを期待し始める。お金を払ってさせておればなおさら。そのときに、みなさんはどうなさっておられるのか。そんな疑問へのヒントはないかと、googleで検索しておりました。

投稿: ドン・ブー | 2006.12.23 01:23

訂正:『99%の真実に1%の嘘をまぜると最上の「真実」になる』は、最上の「詐欺」の間違いでした。謹んで訂正します。

投稿: ドン・ブー | 2006.12.23 01:30

ドン・ブーさん、コメントありがとうございました。
メロスについては太宰本人に聞きましたので確かな情報です(笑)。
今度「緋のマント」についても聞いておきますね。
いや、冗談でなく、解釈とは最終的にそういう境地にならないとと思ってます。
あと、最上の真実=最上の詐欺だと思いますよ。
事実と真実は違うわけなので。
真実のためにフィクションがあるのではないでしょうか。

子どもの英語について。
私はこれには直接かかわっていませんが、基本的に楽器を習うのと同じだと思っています。
私は子どもにヴァイオリンを教えているんですが、最初に、また途中でも子どもと親の考えを確認して、それに見合った内容を提供しています。
基本的には、これでプロになって喰ってくのは無理だよという姿勢ですね。
でも人生を豊かにするよと。
英語もそうだと思います。
親に対する教育も順次してゆかねばならないわけです。
それこそ詐欺的な英語カルトの洗脳を解く必要があるんですね。

おっと、英語担当の家内が何か申したいようです。

はじめまして、ドン・ブー さん、庵主の家の者です。
ブログにお立ち寄りくださいましてありがとうございました。
私は個人で英語教室をしております、また幼稚園や保育所で英語を週一で
教えています。早期英語導入については、私的にやっていても常日ごろ
まさにその功罪を考えない時はありません。教室では、まず1年目は
英語に親しむ期間に、そして徐々に、1)情緒面(含人間関係、環境への関心)
と2)学習面(児童英検等から)の両面での効果が得られるように、と思っています
(模索しながらではありますが、、)。
将来をになう子供たちのことですからね、いろんな立場からいろんな議論を
もっとしていかなくてはいけないと思います。大人のもうけの対象に終わって、
英語熱に、あんなときあったよね〜・・なんてことにならないように・・・と。
長々とヘタな文章をすみませんでした;

投稿: 蘊恥庵庵主&家内 | 2006.12.23 07:38

さっそくのご返事、ありがとうございました。

最上の真実=最上の詐欺というのは、おもしろいですね。
わたくしの99%云々は、『99%の「事実」に1%の嘘をまぜると最上の詐欺になる』とでもすべきなのかもしれません。おっしゃっておられることは、「小説家ほどの大嘘つきはない」ということかと受け止めました。

太宰氏の回答を期待しています。さぞかし今頃は、彼の地にても女と酒に明け暮れ、放蕩三昧の忙しいクリスマスをすごしておられることでしょう。ひょっとすれば、今宵クリスマスイヴ。血の池地獄に二人して身を投じ、例によって自分だけが助かってその体験談を小説に。ああ、それをまた生業としているのかも。あんちきしょうめ。

奥様が常日頃お考えになっておられる『早期英語の功罪』について、もう少し具体的に詳しくお話いただけませんでしょうか。わたくしがインターネットで検索いたしましたのも、その功罪に揺れ動きつつ英語を教えているからです。

「あっ、いいなあ」と思いましたのは、幼稚園や保育園には卒園があるということです。英語教室を営んでおられますれば当然お気づきのことと存じますが、幼稚園から小学校の6年まで、延々と、そしてほとんどの子どもたちはダラダラと「英語遊び」を続けます。締め切りもなく具体的な目標もなく・・・。そして、英語に対する中途半端な学習態度・習慣を身につけてしまうのではないでしょうか。

中学生になり、他の英語教室からわたくしの塾に移ってこられた生徒さん方も多く見てまいりましたが、長い人では幼稚園から、あるいは小学校の低学年から延々と通い続けておられたにもかかわらず、ほとんどの人たちが「英語書けない・文法中途半端人間」。中学校のテストは、惨憺たるものです。

確か庵主様も書いておられましたように、真剣に格闘しない限り語学なんて身につかないと、わたくしも考えています。子ども英語は、楽しみながらと、マスコミが取り上げる英語教室や小学校の授業は「ああまたビンゴか」に毛の生えたようなことばかり。

何か具体的な目標をと、子ども英検を目指す教室や、それを熱望なさるお母様方も数多くいらっしゃいますが、そんなもの、何級をとったからといって英語が話せるわけでもなく。

ああ、むずかしいなあと、ため息をつきつつ、メリークリスマス。
長くなりましたが、おやすみなさい。

投稿: ドン・ブー | 2006.12.24 00:35

ドン・ブーさんおはようございます。
難しい問題ですね。
というわけで、せっかくの議論ですので、英語教育の記事のところでやりましょう。
いろいろな方に読んでいただきたいので。
今までのコメントもそちらにコピーさせていただきますね。
『小学校に英語がやってくる?』

投稿: 蘊恥庵庵主&家内 | 2006.12.24 07:30

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