カレーンジャー
大学時代の友人が紹介してくれました。鳥取県のご当地ヒーローです。
いわゆるご当地ヒーロー(ローカルヒーロー)、日々新種が登場しているようでして、現在日本には100以上の戦隊が活動しているとのことです。
以前、我がご当地のヤマナシマンを紹介いたしました。彼ら、全国のヒーローの中でも、かなり「強い」方だと思います。実は私の知っている限り、山梨県のヒーローって彼らだけなんですよね。他の県では、だいたい複数あって、多いところは10以上結成されている。ヤマナシマン、やっぱり強過ぎ?で、県民の戦意を喪失させちゃったのかな。
さて、この鳥取の「カレーンジャー」です。これもなかなかのツワモノと見ました。だいいち発音しにくい。コスチュームもかなりシンプルですね。予算削減ということもあるのでしょうが、「中の人」の自己顕示欲が強いとも言える。ある意味下半身の普段着の方が目立ってるし(笑)。高く掲げたカレー・スプーン、これはあのウルトラマンもやったことのあるポーズですね(知ってる人知っている)。
で、この戦隊の素性、活動内容はこちらでご確認ください。鳥取ってカレーのルウの消費量が日本一なんですねえ。知らなかった。
ご当地グルメを宣伝するご当地ヒーローというのは意外に少ない…ん?だいたいカレーは鳥取のご当地グルメなのか?カレーのルウの消費量が日本一ってことでしょ。それだと、たとえば「こくまろ」や「熟カレー」が鳥取の名産ってことになっちゃう(笑)。まあ、いいや。鳥取に特徴的なカレーがあるのかと思ったら、特にそういうわけではないようですね。最近になってコンテストとかやってるようですが。伝統的なものは別にないと見た。つまり、鳥取で食べる(普通の)カレーは全て「鳥取カレー」だということでしょう。ま、それもありかな。ところで、なんで鳥取の方はカレーがお好きなんでしょうね…いろいろ考えてみましたけど、結局わかりませんでした。
さて、先ほど「カレーンジャー」というのは発音しにくいと書きました。「カレンジャー」だと発音しやすいんだけどなあ、と思ったら、そういう方々もいました。こちらです。こちらはまた、ずいぶんとキャラが違うようですねえ。「カレーンジャー」対「カレンジャー」ってのも見てみたいような。私は当然「カレンジャー」の方を応援しますよ。
ついでにもう一つ。「カレーはかれー」っていうコテコテのシャレ、日本人なら誰しも一度は言ったことがあるでしょう。実はこれってシャレでも何でもないという説もあるんですよ。あの大野晋先生によれば、古代タミル語の「カリ」は「辛い」という意味だとか。そこから「カリー」という語も、「からし」という語も生まれたというのですから、ちょっと笑っちゃいます。
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