おめでとう!若き日本画家たちに期待します…in山形
山形に行ってきました。教え子の結婚式でした。
彼女はなかなかすごい子です。高校時代は書道をやっておりまして、最初の大学に入ってすぐに毎日書道展に入選しました。ところがその後書道界に見切りをつけて、日本画の世界へ。最初の大学を卒業後、芸術系の大学に入学しまして才能を発揮し、昨年4年生の春に院展初入選、その後秋、春、秋と4回連続で院展入選を果たしています。現在は大学院生ということですね。で、旦那さんになった人もまた、同大学の院生でして、こちらも院展13回入選というツワモノ。同業者どうしの学生結婚ということです。
会場はちょっとした二人展になっておりまして、素晴らしい作品たちをじっくり観る機会を得ました。明暗を独特な感性で捉え、それを理知的な構成美で表現する御主人の作品と、書的で躍動感あふれる線を特徴とする直感的な彼女の作品とは、それじたいが日本画的なコントラストを成していたように感じました。
祝辞で学長さんもおっしゃっていましたが、芸術家同業者どうしの結婚というのは、作品制作の上で想像以上の困難をもたらすものです。でも、たぶんこの二人ならば、作品の上でも幸福なコラボレーションを実現することでしょう。大いに期待いたしましょう。
私は、山梨の風景を織り込んだオリジナルカラオケDVDを作って、3月9日をヴァイオリンで演奏いたしましたが、考えてみると芸術家が大勢いる中で恥をさらしてしまいましたね。ま、小林武史は山形出身でレミオロメンは山梨出身ということで、お許しを(そんなこと誰も興味ないでしょうけど)。
私のテーブルは、私以外は様々な大学の先生方が8人ということで、いろいろとお話をうかがうことができました。そういう出会い、私は大好きなのでとっても楽しませていただきました。特に、おとなりの地理学の先生とは静かに盛り上がってしまいました。ご専門は「洪水」ということで、森林、里山、水田、都市化、水利、治水、温暖化幻想、江戸の知恵などなど、たいへん勉強になりましたねえ。ありがとうございました。
絵の方に話を戻しますが、実は私も昔は画家にでもなろうかなんて思ってたんですよ(冗談じゃなくて)。実際かなり長い期間習いに行ってましたしね。でも、いつのまにか夢は夢のまま色褪せてしまった。それをこうして教え子が代わりに実現してくれるんですからね、教師という仕事はホントいいですよ。私は無謀な夢をたくさん抱いていましたし、今でも抱いていますので、彼女以外にもたくさんの教え子たちが、私の夢を実現してくれているというわけです。特に芸術系ね。だから、心から感謝しますし、応援します。
今回はなかなかの強行軍でして、昨夜の8時に富士山を出発して、先ほど帰ってきました。車で行ったんですけど、まあだいたい片道8時間ってとこですかね。秋田行きで慣れているので、ほとんど日帰りでも苦になりません。各種ETC割引と一般道を駆使しまして、往復で通行料は9000円ほどに抑えました。割引のための時間調整のため、いろんなところで細切れに睡眠をとったり食事をしたり、また東北南部の自然を満喫したりと、なかなか楽しい一人旅でした。
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