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2006.11.07

『小学校に英語がやってくる?』(NHK教育)

~教室で何が起きているか~小学校現場の苦悩と模索〜
Enen またカミさんとケンカになりました(笑)。この話題になるとウチではケンカが起きます。私とカミさんの基本的な姿勢は鈴木孝夫大明神と同じでして、そういう意味では一致しているはずなんですけどね。なぜかケンカになる。
 というわけで、昨日に続き録画ネタです。日曜日の夜に90分番組として放送されました。それをカミさんと観ながら、最初は「痛いな、だめだこりゃ」みたいな感じで意気投合していたんですけどね、なぜか最後はケンカに。
 これはですねえ、やはり二人の立場が違うからでしょう。同じ考えであっても立場が違う。私は国語のセンセイですし、英語なんか必要な時に必要なだけ勉強して必要なだけしゃべればいいというスタンスの人間です。カミさんは、今や大所帯になった私設の子ども英語教室のセンセイですからね。
 つまり、むこうは大変な自己矛盾を抱えて仕事してるわけです。そこをツンツンと刺激するとムキーッとなるわけで、まあそれを誘導する私も確かに性格悪いっすね。
 いや、私もただただ早期英語教育に反対し、英語より日本語を!なんて野暮なことはいいません。実際、カミさんが言うように、子どもたちは純粋に外国語学習に興味を持っている。ある意味スポーツや音楽以上に、みんなが同じくらいの能力とやる気を発揮する。ですから、全然いいんです(…国語のセンセイが全然いいなんて日本語使うな!っていう野暮もなしね)。
 ただですねえ、この番組でもその実態が露呈していましたし、いろんな偉い方々も述べておられましたが、それでどうすんの?ってとこが欠落していることに腹が立つんですよね。特にお役人さんと親御さん。もちろんセンセイたちもか。
 国際化してどうするのか。国際人になるとどうなるのか。国際交流って何なのか。英語は金もうけの道具なのか(どっかの国は本気でそう思ってますね)。いや、英語はおしゃれな道具なのか。そういう議論がほとんどなされず、いつも私が言う「集団気分」だけで、大の大人が右往左往し、子どもたち(とセンセイ)が振り回される。そういう状況がいやなんです。バカな大人がたくさんいて、バカじゃない子どもたちが犠牲になるのがいやなんです。最近の未履修問題もそうだけど。
 というわけで、カミさんとの抗争はいまだ続いておりますが、私の究極の結論はですねえ、そういう無駄な争いをしないための国際化だと思うんです。平和のために決まってるじゃないですか。別に高邁な理想を掲げてるんじゃないですよ。お互い謙虚に受容して発信して、お互いを「おお、いいヤツじゃん」と思えればいいんです。何かあった時に、まああいつはいいヤツだからちょっと攻撃やめよう、でいいと思うんですね。そのための国際交流であり、国際観光であり、英語教育だと、私は勝手に思っています。たとえばそういうふうな理念だったら子どもたちにも分かりますよねえ。なんか違いますか?
 だから、専門でもない教員に英語を教えさせたりせず、地域に住むいろんな国籍の人たちを呼んできて、いろいろ交流すればいいんですよ。まあ、そういうこともやってるようですが、そっちをもっと体系的にする方が先じゃないでしょうか。
 なんて、そんなこと言う前に、身内の国交回復のために異文化交流しなくちゃね。いやあ、ウチの中でも難しいんだからねえ。外国ととなると、たしかにそう簡単にはいかんわな。

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コメント

英語を話せるから国際人っていうのは安直すぎますよね。。
国際人になるためには、いかに自分の考えを的確に表現できるか?
それを人に伝えられるか?が問題であって、
それを磨くのであるならば、先ずは日本語をきちんと喋れれば良い。
親も教師も日本人なのですから、英語で話されても理解できなければ仕方がない。。
日本語できちんと的確に表現できれば、立派な通訳さんが居るのですから、その人に伝えてもらうこともできるはずです。はい。
まぁ的確に伝えるとなると自分で話すに越したことはないですが。。

結局のところ、英語というのは免許証みたいなものなのでしょう。
若いうちに運転できるようになって、色んなトコ行けばそれだけ
運転もうまくなるだろうし、運転できなければ、タクシーなりバスなり使えば良い。

ドコに行きたいのか?が問題であって、手段はいくらでもある。。
ってのが国際人に関する結論。。

英語に関しちゃ、車が好きなヤツも居れば、
車を移動手段としか認識してないのも居るわけで、
英語が好きな人、興味を持っている人ならば、みんなやらせましょう♪

車社会になって、車がないと不便なように、
今は英語社会なんで、英語くらいみんな話せたほうがいいよね。。
ってことですよ。。
たぶん。。
めいびー。。


投稿: たこたよ | 2006.11.08 16:15

”大変な自己矛盾を抱えている”というまで
ではないですよっ(笑)!ところで、たこたよさんの
おっしゃる、車の免許証をとるような感覚の、
英語にそれほど妄信的ではない(健全な?)親も
多いですよ。ま、日本語は大事にしたいですし、
早期英語導入熱も今後どうなるか・・というところ
ですが。おおいにこれからも議論したいですね。

投稿: 蘊恥庵庵主の家内 | 2006.11.08 16:58

たこたよくん、どうもです。
なるほどね、免許証みたいなもんか。
まあ、たしかにもろもろある外国語への導入としては、
英語はベストかもしれませんが。
とにかく、妄信的な英語教信者はいやなんですよ。
アメリカ原理主義みたいなのとか。
あと、やっぱり今のやり方じゃあ、お笑い草っすよ。
週に1、2回ちょこちょこってやってもね。
それもシロウトが教えるわけだから。
ウチのクラスに3年前まで純正の中国人だったのがいますが、
彼女、いまじゃあ中国語忘れちゃってますからね。
反対に日本語はもう大学入試レベルクリアーだもんなあ。
言葉なんてそういうもんでしょう。

そして、なんと抗争相手からコメントが…。
敵前逃亡したいところですが、そうもいきませんな。
議論することはいいことです。
まあ、お互い冷静にやりましょう。
では、のちほど続きを。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2006.11.08 17:25

 この件に関しては僕も言いたいことがいろいろあるんです。『文学界』7月号で藤原正彦がこんなことを言っています。
「語学を身につけるためには、血のにじむような努力をしなければなりません。小学校から教えれば何とかなるいうのは甘い考えに過ぎないのです。ある新聞社の調査によれば、英語を仕事で使う必要のある会社員は、全体の十八パーセント程度しかいないそうです。」僕の学校にも外国語コースというのがあって、外国人の先生が常に数名いますが、僕自身が英語を喋れる必要はほとんどありません。このあたりのこと、いつかブログの記事で書こうと思っていますが、今日はもう眠くて、ごめんなさい、またいつか。

投稿: mf | 2006.11.08 22:24

mfさん、おはようございます。
ウチの学校でも、来年度から英語教育に特化したコースを新設します。
ほとんど私の一存で(笑)あえて受験英語をびっちりやらせていただきます。
大学入試レベルの英語こそが、真に使える英語だという信念があるんです。
(英語話者から見た)外国人らしい正しい英語を使う方が、より社会性があると思うからです。
あとはもちろん表現する内容ですね。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2006.11.09 06:27

うーむ。うなってしまう。
教材や教え方について研究をしている立場ではありますが果たして
「本当に英語は必要なの?生きていくのにホントに必要なんですかー?」って尋ねられれば「いーえ」と言ってしまうかもしれない。
英語がいつ自分にとって必要と思うか。それは私は個人個人が目覚めたときでいいと基本的には思っています。
そもそも私自身だって中学から英語を学び始め、フツーに受験英語や英検などいわゆる文法中心の学習内容で英語に触れてきました。学生~OL時代に海外に行くようになり、いわゆる旅行者としての英語を話し、現地の人との交流など機会ができるようになり、海外生活なども若干体験しつつ、日本を離れて暮らした期間で何を思ったかというと、
「自分って何?」という感想でした。これは言葉の壁より大きな問題でIdentityのことですね。もちろん日本に居たってそれは考えることができたかもしれないのですが、私の場合はそれが海外だったというだけで。今までの人生でやってきたことは否定しないけれど、もっとすごい世界があるんだ、人ってすごいなとか。もっと何かできるかな、とか。
人よりも気付く時期は遅かったと思いますがそれは仕方ない。
あー長くなってしかもトピずれしてますね。スミマセン;
結局、今私が子供たちに伝えたいことって何だろう、と思いますと
コミュニケーションのとり方と自己を好きになる気持ち、同時に相手を受け入れる気持ちというのを含め、楽しみながら英語というツールを使ってお互いにコミュニケーションしているということなんです。
わかりにくくてスミマセン。でも詰まるところ、それなんですよね。
で、なぜ小学生からか?ということはハッキリ言って限定はできません。が、5・6年からだけ入れることには非常に反対なのです。
これは学習要領によっては逆効果になってしまうのでは?と思えるのです。
語学として学ぶ以前にリズムや音楽を用いて低学年から自然に受け入れていくこと、学年に応じて成長発達に見合った内容で学習させてあげること、高学年であれば必ず到達目標なり自己表現できる機会を適宜与えることでかなり生き生きとした学習になるのでは?と考えています。
そのためにはまかせっきりのALT(いろんな方がいらっしゃいますが)の授業はやめにして、担任の先生自身がストレスを感じず教えられる体制を整えていかないことには先へ進まない気がします。
国はサポートを強化して本腰入れてくれないと半端な結果になってしまうと思います。
長いわりにたいしたことを書けず、恐縮です。これからも真剣に取り組んでいきたいと思っています。

投稿: くぅた | 2006.11.18 17:49

くぅたさん、こんばんは。
すみません。なんかレミオで盛り上がってるところで、
こんな真面目?な話題で。私は単純にこう思ってます。
私も洋楽が大好きです。
しまいにはバロック音楽なんていう、現代日本人からかけ離れたことを趣味にしています。
だから異文化、外国語を好きで学ぶというのは否定しません。
学びたいと思う人にはたくさん教えてあげるべきだと思います。
ただ、それを国をあげて、不安感をあおってまで、
みんなに強制するのはおかしいと思っているのです。
くぅたさんのように、自分で楽しさを体験して、
それを伝えようというなら、ある意味、理由はいらないと思います。
ただ、自分が楽しかったから、面白かったから、でいいんです。
現状では、そういう体験をしていない、どちらかと言うと英語が苦手な人たちが、
いやいや教えなければならないわけで、それを私は憂えているんですね。
ですから、くぅたさんは、今のまま、自分の体験に基づいて、
真剣に取り組んでいってください。
それで充分だと思います。
私は日本にいながら、日本や日本人というもの、
すなわちidentityというものについて考えているつもりです。
でも、私の教え子や知り合いにも、海外に出て初めて、
自分を、日本人を意識したという人がたくさんいます。
ですから、英語という外国語があるという事実を知るだけでも、
そういうきっかけになるかもしれない。
だとしたら、子どもに英語を教えることは、とっても意味があることかもしれません。
最近読んだ本の中で、クリエーターの高城剛さんは、
コミュニケーション=「思いやり」と書いていました。
経験に基づく重い言葉だと思いました。
そういう次元で英語を、と言うなら別に問題ないですよね。
すみません、無責任な立場の発言で。
とにかく、くぅたさんの真摯な姿勢に感銘を受けました。
どうもでした。


投稿: 蘊恥庵庵主 | 2006.11.18 22:46

〈他の記事にいただいた関係コメントをコピペします〉

「子ども英語・功罪」をgoogleで検索しておりましたら偶然、不二草紙に出会いました。どこにコメントを書いていいのか、よくわかりませんので、とりあえず最新版のところに、テーマとは関係なく。

私塾で国語「も」教えています。友情万歳の『走れメロス』ほど、胡散臭い物語はないと、かねがね中学生たちに言ってはいるものの、それがなぜなのかわからないままになっています。

99%の真実に1%の嘘をまぜると最上の真実になる。太宰のこの小説の最後の段落。セリヌンティウスがメロスに、君は裸じゃないかと言い、娘が緋のマントをかけると、メロスは顔を赤らめたという場面こそ、その1%にあたるのではないか、と毎年生徒たちに語ってはいるものの、なんだか自分でも、その正体がつかめなくて。不二草紙・メロスに、なんとなくわたくしの考えに近いものを発見し、メールをしたためております。

どの出版社の問題集も、学校のテストも、最終段落の直前までは問題にはしても、私の知る限り、緋のマントは決して問題にしません。

あれはいったい何なのでしょう。

長年の疑問を解決していただけますれば幸に存じます。

子ども英語に関しては、初めは楽しみで親も子も満足してはいても、やがて親が、楽しみだけでは満足しなくなる。何年もやっていれば、親はそれなりの具体的な成果、目に見える何かを期待し始める。お金を払ってさせておればなおさら。そのときに、みなさんはどうなさっておられるのか。そんな疑問へのヒントはないかと、googleで検索しておりました。

投稿 ドン・ブー | 2006/12/23 1:23:47

訂正:『99%の真実に1%の嘘をまぜると最上の「真実」になる』は、最上の「詐欺」の間違いでした。謹んで訂正します。

投稿 ドン・ブー | 2006/12/23 1:30:33

ドン・ブーさん、コメントありがとうございました。
メロスについては太宰本人に聞きましたので確かな情報です(笑)。
今度「緋のマント」についても聞いておきますね。
いや、冗談でなく、解釈とは最終的にそういう境地にならないとと思ってます。
あと、最上の真実=最上の詐欺だと思いますよ。
事実と真実は違うわけなので。
真実のためにフィクションがあるのではないでしょうか。

子どもの英語について。
私はこれには直接かかわっていませんが、基本的に楽器を習うのと同じだと思っています。
私は子どもにヴァイオリンを教えているんですが、最初に、また途中でも子どもと親の考えを確認して、それに見合った内容を提供しています。
基本的には、これでプロになって喰ってくのは無理だよという姿勢ですね。
でも人生を豊かにするよと。
英語もそうだと思います。
親に対する教育も順次してゆかねばならないわけです。
それこそ詐欺的な英語カルトの洗脳を解く必要があるんですね。

おっと、英語担当の家内が何か申したいようです。

はじめまして、ドン・ブー さん、庵主の家の者です。
ブログにお立ち寄りくださいましてありがとうございました。
私は個人で英語教室をしております、また幼稚園や保育所で英語を週一で
教えています。早期英語導入については、私的にやっていても常日ごろ
まさにその功罪を考えない時はありません。教室では、まず1年目は
英語に親しむ期間に、そして徐々に、1)情緒面(含人間関係、環境への関心)
と2)学習面(児童英検等から)の両面での効果が得られるように、と思っています
(模索しながらではありますが、、)。
将来をになう子供たちのことですからね、いろんな立場からいろんな議論を
もっとしていかなくてはいけないと思います。大人のもうけの対象に終わって、
英語熱に、あんなときあったよね〜・・なんてことにならないように・・・と。
長々とヘタな文章をすみませんでした;

投稿 蘊恥庵庵主&家内 | 2006/12/23 7:38:03

さっそくのご返事、ありがとうございました。

最上の真実=最上の詐欺というのは、おもしろいですね。
わたくしの99%云々は、『99%の「事実」に1%の嘘をまぜると最上の詐欺になる』とでもすべきなのかもしれません。おっしゃっておられることは、「小説家ほどの大嘘つきはない」ということかと受け止めました。

太宰氏の回答を期待しています。さぞかし今頃は、彼の地にても女と酒に明け暮れ、放蕩三昧の忙しいクリスマスをすごしておられることでしょう。ひょっとすれば、今宵クリスマスイヴ。血の池地獄に二人して身を投じ、例によって自分だけが助かってその体験談を小説に。ああ、それをまた生業としているのかも。あんちきしょうめ。

奥様が常日頃お考えになっておられる『早期英語の功罪』について、もう少し具体的に詳しくお話いただけませんでしょうか。わたくしがインターネットで検索いたしましたのも、その功罪に揺れ動きつつ英語を教えているからです。

「あっ、いいなあ」と思いましたのは、幼稚園や保育園には卒園があるということです。英語教室を営んでおられますれば当然お気づきのことと存じますが、幼稚園から小学校の6年まで、延々と、そしてほとんどの子どもたちはダラダラと「英語遊び」を続けます。締め切りもなく具体的な目標もなく・・・。そして、英語に対する中途半端な学習態度・習慣を身につけてしまうのではないでしょうか。

中学生になり、他の英語教室からわたくしの塾に移ってこられた生徒さん方も多く見てまいりましたが、長い人では幼稚園から、あるいは小学校の低学年から延々と通い続けておられたにもかかわらず、ほとんどの人たちが「英語書けない・文法中途半端人間」。中学校のテストは、惨憺たるものです。

確か庵主様も書いておられましたように、真剣に格闘しない限り語学なんて身につかないと、わたくしも考えています。子ども英語は、楽しみながらと、マスコミが取り上げる英語教室や小学校の授業は「ああまたビンゴか」に毛の生えたようなことばかり。

何か具体的な目標をと、子ども英検を目指す教室や、それを熱望なさるお母様方も数多くいらっしゃいますが、そんなもの、何級をとったからといって英語が話せるわけでもなく。

ああ、むずかしいなあと、ため息をつきつつ、メリークリスマス。
長くなりましたが、おやすみなさい。

投稿 ドン・ブー | 2006/12/24 0:35:15

投稿: 蘊恥庵庵主&家内 | 2006.12.24 07:34

ドン・ブーさん、こんにちは。
とりあえず英語関係はこちらでやりましょうか。

さっきカミさんが何かウンウンうなりながらお返事をしようと頑張ってましたが、なかなか難しいらしく、またあらためてまとめるとのことでした。

で、私から一言。いかにも私らしい変な意見なのであんまり気にしないでくださいね。
結論、早期英語教育には功も罪もないと思います。
はっきり言って、現在実行されている内容、あるいは画策されている内容では、子供たちには何も影響を与えられないでしょう。
いい意味でも(つまり話せるようになるとか)、悪い意味でも(たとえば日本語がいいかげんになるとか)、大人が考えるほど何も起きないと思います。
いつかも書きましたが、私は単純に楽器のおけいこ程度にしか考えていません。
ピアノを習っている子どものほんのほんの一部はプロになったりするかもしれませんが、それはそれで世の中の勝ち組になれるかというと、甚だ疑問であったりします。
一時期上手になっても、しばらく弾いてないとすぐに忘れます。
また、私のように高校からヴァイオリンを始めても、おかげさまで実戦経験をたくさん持つことができたので、楽器の技術は全然シロウトでも、アンサンブル(言葉で言えばコミュニケーションでしょうね)では、いちおうプロ(ネイティヴかな)と一緒にできるようになりました。
そんなもんだと思いますよ。
ですから、教える方も気楽に考えるべきだと思います。
ま,それ以前に親御さんの意識改革をしなければならないでしょうが。
お金払ってるのに!みたいなことが起きますからね。
とにかく、子どもにとっては、英語であれ楽器であれ悪戯であれ、なんらかの意味を持つとは思いますが、それが人生に大きな大きな影響を与えるとは限らないということです。
では,のちほどカミさんから何かあると思います。お待ちください。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2006.12.24 12:59

ドン・ブー様、
新年あけましておめでとうございます、本年もどうぞよろしくおねがいします!

大変遅くなり、と言いますか、その割に大した事を書けないようで(私がウンウンうなっているのは、やはりコレといった明確な答えが無い!まだ見つかっていない!・・ことの表れでありましょう;)申し訳ありません。

まず子ども英語教育産業のサービス業としての功罪です。(私などは、まだ営んでいると言うにはほど遠いですが、こちらサイドですね・・。)仰るように、うたい文句と実際の成果に大きく差が生じてはいけませんね。情報が氾濫する中、大人たちの責任は大きい・・。提供する側は、少なくとも何を目的にするのか、その目的達成のために何をするのかを明確に示すべきですし、選択の自由がある利用者側にも、健全な認識や洞察力を持っていただきたい、もしそれがかなわなくても一辺倒の流行に流されないでいただきたいです。

そんな意味で私は教室を選んで下さった親御さん達に、英語にたいして出来る限り広い視野をもっていただきたいということと、ここに来ていただくことで期待できることとできないことは何なのかを、まず個別にお伝えするようにしています。うちは各クラス週一回50分の5,6人のグループレッスンで、8割方が体験型(英語を一ツールに据えた活動)、英語を、教科として学習の目標とする活動は2割程です(年齢に応じて段階的にねらいや重点は変っていきます)。目指すは、英語に触れることで自分の言葉との相違点や共通点を感じてもらいたい、英語を媒介にして、自分を見つめたり他の人の気持ちを思いやったり、またいろいろな事象に関心をもってもらいたいということです。英語をペラペラ話せるようになることを目標とせず(当然私の力では元々無理なのですがー)、また英語が必ずしもどこでも通じる言葉ではなく、コミュニケーションの一ツール、一外国語としてとらえられるような時間にしていければ、と。。。

課題は大きいです。今いる子どもさんは下は年中、上は3年生ですが、もし続けた場合、長い子で中学入学まで6〜7年ありますから、動機付けに工夫が必要です。また、中学での英語学習のことも考慮せざるを得ません。

さて、公立小学校に英語を導入していくことについては、またあらためて。
本当にお恥ずかしながら、まさに模索中でまとまらず・・・。
拙い文章と内容ですみません!!

ドン・ブーさんのご経験やご意見も、お聞かせ願えれば有難いです。

ではまた。

投稿: 蘊恥庵庵主 家内 | 2007.01.06 18:53

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