歌謡曲バンドシークレットライヴ&原健吾さん
都留音楽祭の合間をぬって、歌謡曲バンドのライヴを敢行。またまた本職がなんなのか分からなくなりました(笑)。
今日のライヴはシークレット…なんちゃって、単に忙しくて告知するのを忘れていただけです。ま、実際内輪のライヴでしたから。場所は大月市真木の「ギャラリー民」。名湯真木温泉からさらに山の中に入ったところにあります。到着したのは日没後。星空の下、また近くの渓流の響きを聴きながらの、実に情趣豊かな環境での演奏とあいなりました。
「民」では、数人のガラス作家さんと、画家の原健吾さんの作品展が開かれておりました。原健吾さんは大学時代の先輩、当時から尊敬すべきアーティストさんでありました。2年前のちょうど都留音楽祭期間中に、ほぼ20年ぶりに再会し、今回縁あって「民」に呼んでいただくことになりました。私と原さんの大学時代の共通の友人であり、今は音楽や舞踏や演劇や書の世界で幅広く活躍するひろたえみさんとも、卒業後初めて再会。彼女の参加するバンドの皆さんもいらっしゃって、大いに盛り上がってくれました。
そういったその場の雰囲気、自然とアートのコラボレートした「場」ですね、あと「酒」かな…まあ、この三つが揃えば最強ですよね…そういう雰囲気のおかげで、エキサイティングな演奏ができたと思います。サンクス。
ところで、原健吾さんの作品を、今回じっくり観ましたけれど、なんかとても心に残りましたね。ここにはネットで探したいくつかの作品の画像を勝手に貼らせていただきますが、なんというんでしょうね、とても透明感のある美しい作品群でした。油彩ではありますが、まるで清流の中に漂うかのような「緑」。油彩と一言で言ってしまいますが、いろいろと奥が深いとのこと。だからこそ油彩にこだわるんだそうです。今回はガラス作家さんの作品との共同展でありまして、その互いの透明感の協奏が、実に目に心地よかった。
全体に柔らかい曲線で構成されており、それがこだわりのグリーンともあいまって、全体に優しさを醸しています。抽象と具象のバランスも非常に私好みでありまして、すっかり魅了されてしまいました。ああいう環境の中では言わずもがな、きっと都会的な人工物の中にあっても、価値ある空間や空気を生み出す力があるでしょう。たぶん、彼の人柄と山梨の環境のなせるわざなのでしょうね。
緑という色の不思議については、以前から少し思っていたことがあるんです。自然の中に住んでいてね。緑にもいろいろあるわけですが、そうしたグラデーションが、いろいろな色の背景として実に優れているんですね。分かりやすく言えば、森の中の花々という映像です。花にはいろいろな色があるわけですが、どれも自然に緑に溶け込み、緑に支えられている。まあ、私たち人間からして、森を背景に生きてきたわけですから、そういうふうに脳が設計されているのかもしれませんが、今日は何か、その事実に重大なヒントが隠されているような気がしたんですね。単なる予感であって、具体的には語れませんけど。
とにかく、こうして「人」や「自然」や「芸術」に出会って、自分の中に新しい何かが生まれるというのは、実に快いことであります。音楽祭も含めて、そんな出会いに感謝感謝の一日でありました。
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