「祭」「波」
おお、8月が終わる。世間では夏休みが終わる。ここ数日、夏休みの宿題の読書感想文を書くために、このブログにアクセスする人の多いこと多いこと。だめだよパクリは。私の書いたことパクったら、正直許しませんよ。いや、私が許さないんじゃなくて、普通の先生は許しませんよ。たぶん書き直しになります。なんて、今頃言っても遅いよな。
ちなみに、ここは避暑地なんで、とっくに夏休み終わってまして、なんと昨日と今日は学園祭だったのです。なんか変でしょ。
で、その学園祭で、ちょっと感動しちゃったんですね。ウチのコース1年から3年みんなで、モー娘。を踊ったんです。夏休みずっと練習してましたからね。ものすごくいい出来だったんです。なんか青春だよなあ。一生懸命やってるから、いろいろと途中でもめごとがあったりして、でも最後は大団円。まさに青春ドラマだ。
最近の高校生は、また熱くなってきてるんです。一時はそれこそ「一生懸命はダサい」みたいな風潮がありましたけど、最近また熱くなってきてます。いいことです。
ところで、こういうマスゲーム系のダンスの勘所は、なんといってもシンクロですよね。完璧にシンクロさせれば、必ず感動を呼ぶ。音楽やダンスのみならず、多人数の脳波の共鳴みたいなものって、こちらにズンズン来ますよね。アンサンブルの醍醐味です。心が一つになる、なんて使い古された言葉ですけれど、結局脳の状態がシンクロしてるんでしょうね。
やってる方が強力な脳波の束を投げ掛ける。それを受け取るお客さんも次第に共鳴していく。それがエクスタシーにつながり、また、「祭」という「場」を作っていきます。
オーケストラや合唱団のように演奏する側が集団であったり、ロックのライヴのようにお客さんが集団であったりすると、そういうことが起きやすいんですけど、たった一人でも、超強力な脳波で「場」を作っちゃう人もいます。本当にすごいパフォーマーってそういう感じですよね。
私が体験した例で言いますと、キース・ジャレットとヴィーラント・クイケンがダントツでした。キースは一瞬のうちに大ホール全体に大きな波を作ってしまいました。数千人のお客さん全員、即陶酔状態。ありゃ宗教的「場」に近い。ヴィーラントはレッスンで一緒に弾いてくれたんですが、ビンビン波が来るんですよ。隣から。それって音の波じゃないんですね。で、それに乗っかっちゃったら弾けちゃった、みなたいな。不思議な体験でした。
こういう「波」の共鳴体験って、やはりヴァーチャルではダメなんです。「生」じゃないと。そういう体験こそ、子どもたちにとって大切なんでしょうね。ま、怒りの共鳴っていうのもあって、それはそれで厄介ですけど。
とにかく、今日は生徒諸君、とってもいい体験をしたんではないでしょうか。ああ、青春って「祭」なんだな。そして「波」。
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