第21回都留音楽祭最終日 受講生コンサート
音楽祭最終日は受講生コンサートです。私はモンテヴェルディのオルフェーオの舞台に、ヴィオラで乗らせていただきました。オリジナルの名器をいつも貸してくださる渡辺慶子先生、ありがとうございます!いい音するんだよなあ。
この曲を弾くのは2回目だと思いますけど、やってみると、モンテヴェルディが天才だっていうのがよくわかりますよね。ものすごく緻密であり、変化に富み、新鮮です。あんまり味わってるとどこ弾いてるかわからなくなってしまう(笑)。モンテヴェルディはビートルズ並みに(って妙な比較ですけど)エポックメイキングな存在です。いきなり、全く新しい世界を切り開いてしまった。伝統に則っているんだけれども、それにしては新しすぎる。誰も発想しなかったことをハイレベルに実現してしまった。その点バッハとかモーツァルトって…ちょっと違う感じがするんだよなあ。
ダンスの皆さんのパフォーマンスも素晴らしかった。音楽の身体性っていうのを最近よく考えるんですよね。いろいろとヒントがありました。そして、小中学生のリコーダー・アンサンブルですね。本当に彼らにとっては素晴らしい経験でしょうね。で、毎年やるんですけれど、「赤いやねの家」という曲、これがなぜか泣けるんですね。シンプルな曲ですが、よくできている。そして、歌詞がさりげなく泣かせるんだなあ。今年もうるうるしちゃいました。ああいう純粋な少年の心の世界と、実際の少年少女たちが奏でるあのリコーダーの響きが、妙にノスタルジーを演出するんですよね。たまりません。
で、今年初めて意識したんですけど、作曲は上柴はじめさんなんですね。 この前 、ちょっとイヤミなこと書いちゃいましたが、あのNHKのオール・ザット・オーケストラ 「E.L.O. グレイト・ソング・ブック」で編曲とピアノを担当されていた方です。クラシックから歌謡曲まで幅広く活躍されている作編曲家・ピアニストでいらっしゃるんですね。この「赤いやねの家」でも、シンプルなメロディーに絶妙の和声を付けていらっしゃいます。なかなかの職人さんと見ました。
「赤いやねの家」はこちらで聴くことができますよ。岡本知高さんも歌っていますね。
Amazon オルフェーオ 岡本知高「旅立ちの日に」
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