第21回都留音楽祭4日目「神」!?
都留音楽祭のテーマは「東西古楽の祭典」であります。このようなテーマに至った経緯には、ワタクシども「お琴ブラザーズ」の活動が大きく貢献していると、勝手に自負しております(笑)。
というわけで、この音楽祭の4日目は、私にとっていつも特別な日であります、ハイ。昨年はこんな感じでした、ハイ。で、今年もまた「お琴」で勝負か?!と思いきや…。ななななんと、今年の「東洋古楽コンサート」は、あの「宮下伸」様々ではありませんか!こりゃあ、かなりヤバイ!
宮下伸先生…私にとってはもう「伸(シン)」様ではなくて「神」様であります。山田流箏曲をやっている者にとってですねえ、宮下先生と言えば、もうこれは「神」です。その「神」がキターッ!まったく、この音楽祭は地味にすごいことをやってのける…。
もう言うことありません。壮絶完璧テクニックはもちろん、ものすごい気合いでした。なんか先生、今日は妙にノリノリで、あと何時間でも時間が許せば弾きまくっちゃうつもりだったとか。まあ、神はすごいわ。リハもなし(必要なしだそうです)で、あれだもんなあ。絶句。解説も私にとっては実に勉強になりましたが、詳細はマニアックすぎるので省略。
こんなわけでして、なにしろ「神」が降臨しちゃいましたからねえ、恒例のクロージング・パーティーで私が「お琴ブラザーズ」なんて出来るわけないっしょ!冒涜です。破門です(山田流やめて山口流でも創始するか)。
で、今年の宴会芸は秘密兵器投入です。結果としてはまあウケたんじゃないでしょうか。概ね好評であったと…信じたい。演目は歌謡曲バンドでも定番曲となっている松村和子さんの「帰ってこいよ」です。
そして、スペシャルバンドのメンバーは以下の通りです。
ヴォーカル…ウチのカミさん
ダンス…ウチの娘っち
フラウト・トラヴェルソ…中村忠
コントラバス(ヴィオローネ風)…デイヴィッド・ハッチャー
チェンバロ…岡田龍之介
三味線…ワタクシ
なんと、ぜいたくなメンバーなんでしょう。日本とイギリスを代表する演奏家の方に、こんなくだらない企画のお手伝いをいただけるとは…。ホント私はいつも幸せに思いますよ(うるうる)。
しかし、なんとも不思議な響きでしたねえ。でも、意外に違和感がないんですよね。トラヴェルソは三味線と絡むと完全に尺八に聞こえるし、チェンバロとコントラバスは見事にリズム楽器になってるし。これがモダンフルートやピアノでは全然ダメでしょうね。面白いなあ。
それにしても、ウチのカミさん、まったく信じられませんよ。ああいう世界的な声楽家の方をはじめとして、歌の専門家が数十人もいる前で、ああやって堂々と演歌を歌い上げちゃうんだからなあ。それもいきなり。面識ないんですから、みなさんと。
トホホ。終了後、舞台袖で、ルーファス・ミューラーさんに褒められてましたよ。お世辞にせよ、世界トップのテノール歌手の一人に褒められちゃってるんですからね。本人はよく分かってないみたいでしたけど。だから言ったんですよ。美空ひばりと天童よしみの前で歌を唄って、トム・ジョーンズに褒められたようなもんだよって(ワケわからん)。そしたら、ちょっと分かったみたいです。トホホ、こりゃあこれで「神」だな。カミさんとはよく言ったもんだ。
まあ、とにかく皆様失礼いたしました。そして、先生方ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします!
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