祈快復…小橋建太選手
ショックなニュースです。鉄人小橋建太選手に癌の疑いが…。近々行われる高山善廣選手の復帰試合も大変楽しみだったのに。本当にショックです。
つい先日、プロレスのプの字も知らないウチの女子高生たちに、あの伝説のアンサンブル「小橋vs健介」を見せたんです。さすがにみんな感動していました。「プロレスなんて八百長じゃん!」とか「総合格闘技の方がいい!」とか言っていたギャル?たちも、あの試合を観ただけで、プロレスの何たるかが解る。そういう試合ができる本当に貴重な存在なんです。
プロレスの本質は見世物だと思います。まあ全てのプロフェッショナルなプレイは、スポーツにせよ演劇にせよ、全て見世物であるわけですけど。中でもプロレスは純粋な日本の見世物文化を継承している。そのへんに関しましては、こちらに書きました。そんなプロレスを演じる役者の中でも、小橋の存在感は特別です。
常人のそれとはかけ離れた肉体。常人のそれとはかけ離れた技術。常人のそれとはかけ離れた精神力。そして常人のそれとはかけ離れた品格。これらを全て持ったレスラーはなかなかいません。武骨なまでに真面目で実直なキャラクターが、プロレスというフィールド、いや舞台で輝くということは、世界中探してもそうそうあるものではないでしょう。そういう意味では、もしかすると、今やすっかり廃れてしまった大相撲の良き伝統さえも、彼は受け継いでいるのかもしれない。絶対王者。完全なる横綱。
そんな彼が病魔に襲われてしまいました。鶴田さんもそうでしたが、完全なる強さ、美しいまでのたくましさを持った人は、なぜか突然病に倒れる。どうしてなんでしょう。そこまで身を削って、人々に感動を与えるのでしょうか。自分の命を賭してまで、私たちのために戦い続けるのでしょうか。
再び絶対王者としての彼の姿を見たい。もちろんそういう気持ちもありますが、今はそれ以上に治療に専念してもらいたい。そうしないと、私たちプロレスファンが彼を十字架に架けたことになってしまう。それはあまりに辛すぎます。ご快復をお祈り申し上げます。
| 固定リンク
「スポーツ」カテゴリの記事
- 『迷える者の禅修行―ドイツ人住職が見た日本仏教 』 ネルケ無方 (新潮新書)(2012.02.05)
- 「リリジョンフリー」というアイデンティティ(2012.01.27)
- 元気ですか!! 大晦日!! 2011(2011.12.31)
- 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』 増田俊也 (新潮社)(2011.12.30)
- たこ八郎 『たこでーす。』(2011.12.29)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 夏目漱石 『素人と黒人(くろうと)』(2012.02.03)
- 親指シフト対応!デジタルメモ 「ポメラ」 DM100 発表(2011.11.08)
- 「リリジョンフリー」というアイデンティティ(2012.01.27)
- 秋入学?(2012.01.26)
- 神酒 『靖国』(2012.01.23)

コメント
えっ?先生プロレスファン?ちょっとー。私はプロレスファン歴22年ですよ!小橋×佐々木良かったですね。あれもプロレスの醍醐味!打たれるために相手に胸を出す両選手、我が妻も喜んでみてました。ちなみに私は武藤選手のファン。試合も年に数回行く程です。ちなみに佐々木選手には6年程まえにサイパン旅行で偶然お会いし写真も一緒に撮ってもらって、その後試合後にもサイン頂いてやさしい方でした。
投稿: もりやま | 2006.07.02 07:25
あちゃー!私もプロレス歴30年ですよ〜!
今でも心はプロレスラーですから!
生まれ変わったら絶対プロレスラーになります!
ちなみに武藤選手、ウチの学校の母体になってるお寺の檀家さんなんですよ。
というわけで何度もお見かけしてます。
実家がすぐ近くなんです。
しっかしねえ〜、縁は異なもの味なものですなあ。
で、話は変わりますが(笑)、
今日東京に行くので、時間があったらキャピトル東急に寄ろうと思ってます。
いやはや…。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2006.07.02 07:34