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2006.03.05

『秋山準vs鈴木みのる』 (プロレスリングノア)

thumb_im00032842 「navigate for Evolution'06〜永源遥さよならツアー」最終戦…そう、永源さん引退なんですよね。さびしいなあ。会場で会う永源さん、けっこう小さくてかわいいフツーのおじさんなんですよね。気さくに話しかけてくるし。とにかくお疲れさま。しかし、還暦まで続けられるプロレスって素晴らしい職業ですね。いちおう、この記事も「スポーツ」というカテに入れてますけど、やっぱりプロレスは基本がスポーツではありませんよね。「芸」です。
 さて、そんな永源さんの世界とは全く違った「秋山対鈴木」です。このような多様性がまたプロレスの魅力です。
 あの伝説となった「小橋対健介」の試合では、チョップ合戦でしたけれど、今回は「ビンタ合戦」でした。あ〜痛そう。二人で200発以上の「ビンタ」です。ある意味チョップよりも辛いっすね。チョップは胸板に打ち込みますからね。ビンタは頬や首筋、場合によっては耳に入りますから。脳にも直接衝撃が来るし。
 ナイショの話ですが、私もけっこうビンタ(張り手)の使い手だったんです。200発はいかないでしょうけれど、数十発はかましてます。もちろん最近の風潮から、ここ数年は自ら禁じ手として封印してますけど。プライベートでは、この前フルスイング3発行きました。やってみると分かるんですけど、こちらにもダメージがあるんですよ。特に腰ですね。私は下半身を鍛えてないので、情けないことに打ったあと転びました(笑)。
 ところで、秋山選手、あばらを骨折していたんですよね。プロレスラーは骨折くらいでは試合を休みません。もちろん鈴木選手もそこは本気で責めていませんでしたね。相手に致命的なケガをさせないという、プロレスの最大のルールに従ったまででしょうが。
 試合はチャンピオンの秋山選手が勝ちました。まあ、それはどうでもいいんですが(勝敗は二の次なのがプロレスです)、その勝負のつき方が、実に潔くて良かった。あれだけケンカ風味のビンタ合戦のあと、リストクラッチ式エクスプロイダー一発でマットに沈んだ鈴木選手。とってもセンスの良い負け方でした。彼は自分を演出する方法をよく知っています。ホントいつのまにかいいプロレスラーになりましたね。最初は、それこそ空気読めねえな〜って感じだったんですけどね。よく勉強しました。
 ところで、世界最強の「ビンタ(張り手)」って誰のヤツでしょうか。ちなみにアントニオ猪木さんではありません。答えはこちら。今回の中継やインタビューの中でも、何回か名前が出てきたお方です。ホント今見てもすごすぎ…。特に記憶に鮮明なのは、若き川田利明選手との試合ですね。試合開始早々くりだした張り手で川田選手失神…。強すぎた…ジャンボ鶴田さん。「オーッ」よ永遠なれ!!

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