『人生はチャレンジだ!』 ジャンボ鶴田
今日は地元の酒蔵の蔵開きに行く予定だったんですけど、ちょっと急用で山梨市に行くことになりました。そのついでと言ってはなんなんですが、牧丘町の慶徳寺に行ってきました。遅ればせながら念願の墓参を果たしました。そう、慶徳寺には、あのジャンボ鶴田さんのお墓があるのです。
河口湖から御坂峠を越えて、甲府盆地に入ります。意外にも甲府盆地の方が気温が低く、風も強く吹いていました。しかし、車内は熱く燃えていました。カミさんが興奮気味だったのです。最近の彼女、すっかりレミオロメンの大ファンになっちゃってまして、御坂町(現在は笛吹市)の彼らの実家付近を通過したものですから、もう大変。山梨公演のチケットが取れなかったこともあってか、いるわけもない彼らを探しまくってました(笑)。
その後、山梨市立図書館で用事をすませ、いざ牧丘町へ。カミさんはもともと全日本プロレスファンでしたし、子どもたちにも「つ〜る〜たっ、オ〜ッ!」を芸として仕込んでありましたから、なんとなくみんなワクワクしています。いや、本当はもっと早く行かなければならなかったのですが、つい遅くなってしまったのです。もうすぐ七回忌ですからねえ。
しかし、まず私たち家族(特に夫婦)は、違う「もの」に目を奪われてしまいました。牧丘町倉科地区…ここはすごい。民間信仰の宝庫でした。道のいたるところに妖しげな石造物があるのです。庚申塔、萬霊塔、丸石…仏教系、神道系、修験道系…とにかくものすごい数です。特に道祖神のバリエーションの豊富さにはビックリ(ちなみに私はフォッサマグナ沿いに双体道祖神が多いと考えています)。
もともと甲斐の国は石造物の多いところです。良質な石が採れる土地柄ということもありますし、山の民系(縄文系)の民間信仰と修験道、さらに古神道、密教などが習合して、独特の宗教文化を形成しています。そして、現代においても、それらが比較的大切に受け継がれています。
今回は車で走りながらの観察でしたので、次回はゆっくりと歩きながら収集・考察をしたいと思っております。う〜ん、早く行きたい!
さて、前置きが長くなってしまいました。目的の慶徳寺です。慶徳寺さんは臨済宗妙心寺派のお寺さんです。甲斐の国の臨済宗事情については多少書きましたけれど、塩山には有名な恵林寺がありますので、当然慶徳寺さんはそちらの関係です。あのあたりは仏教的にもちょっと複雑ですね。放光寺もありますし、禅宗にもかなり密教の臭いが感じられるのです。まあ、その辺はまたいつか書きましょう。
で、その慶徳寺さんにも、実に見事な石造物があるのでした。それが、ジャンボ鶴田さんのお墓です!美しい真円形の墓石、その高さは鶴田さんの身長と同じだとか。たしかにジャンボでした。そして、そこに刻まれた名言。
『人生はチャレンジだ!』
私たち家族は、その言葉をかみしめながら、墓石の前で(お約束の)『オーッ!』をやりまして気合いを入れました。プロレスラーとしてだけでなく、学問の上でも、指導者としても、そして病に対しても、常にチャレンジャーであったジャンボ鶴田さん。そう、私たちにとっては、ジャンボは神なんですよ。まあ民間信仰みたいなものです。実際、ああして美しいお墓を拝むことによって、心が洗われ、そして気合いが入ります。生きるエネルギーのようなものが湧いてくるわけですから、やはりそういうものこそがいわゆる宗教を超えた神的存在なのだと思います。
で、私たちはその後何にチャレンジしたのかというと、回転寿司何皿食べられるか!でした(笑)。結果は不覚にもカミさんに負けました…。う〜む、修行が足りん!
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