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2006.01.09

「クノール pota 濃厚ポタージュ」と「10cc」

err11 正月早々みうらじゅんセンセーに感化されて、頭の中が「ハレ」モードになっちゃってます。祭りじゃ!祭りじゃ!(昨日の記事参照)
 てなわけで、ちょっと今日は上品な話題?
 先日完成した我が家の地デジ受信システム。その日の気象条件などにより、毎日受信できる局が入れ替わり立ち替わりでして、とってもアナログなことになってます。正直そういうの好きなんで楽しんでます。今日の運勢は!?みたいなノリで。
 昨日は、朝はテレ朝とTBSが絶好調でその他はアウト。昼間はテレ東以外は全部OK。調子いいぞ!と思ってたら、日が沈んだとたん電離層の機嫌が悪くなり(?)、なぜかNHK総合とTBSのみ視聴可となりました(笑)。
 で、夜は与えられた番組を観るしかないってことで、細木数子さんが新成人に向かって怒鳴る番組を観ました。なかなかまっとうなことを言っており、ちょっと感動しちゃいました。ああいう大人も必要だよな。ってか先生はああでなくちゃ(オレはあんな偉そうな口きけないなあ)。
 さて、番組はそんな感じで、とにかくノイズやゴーストのない細木数子に圧倒されてたんですけど(子どもたちは加藤茶の現在形に興奮してました)、私が最も感銘を受けたのはCMです。
 味の素の「クノールpota」のCM!あれはまずいっしょ。やばいっしょ。えっ?なんで?何が?
 以下のようなこと考えてたのは私だけでしょうか。
 あのCMで使われている曲御存知ですか?そう、10ccの不朽の名作「I'm Not In Love」です。10ccはELOとともに私のお気に入りバンドの一つでして、中でも「アイム・ノット・イン・ラヴ」は地球上の最も美しい音楽の一つだと思っています。
 75年の名アルバム「The Original Soundtrack」に含まれるこの曲。今聴いても全く古びることなく、私たちの胸に迫ります。完全にロックの系譜から外れたあのコード進行はもちろん、中間部のアイデアなど、いったいどうやって思いついたのか、と純粋に驚きます。アレンジ的にも、あのコーラスワークやエレピのサウンドは、後世の楽曲に多大な影響を残しました。あまり指摘されませんけど、ビリー・ジョエルの「素顔のままで(そのままの君が好き)」のアレンジはそのまんまですよね。
 10ccというバンドの歴史においては、この曲はちょっと特殊な部類に入ります。この曲に興味を持って、他の曲を聴くと、あまりの奥田民生的世界(ってどっちが先なんだって!)にビックリすることでしょう。この曲の歌詞も、実はかなり現代詩してますし。
 さてさて本題です。10ccというバンド名の由来です。以下、3年ほど前のエリック・スチュワートのインタヴューから抜粋します。

Q:10ccの名前の由来は何だったのでしょうか?定説は「ジョナサン・キング(UKレコード社長)が見た夢の中で、ロンドンのハマースミス・オデオンに、人気バンドの看板がかかっていた。その名前が10ccだった。それがバンドの名前になった」というものです。本当にジョナサンは、その夢を見たのでしょうか?もちろん、私たちは、もう一つのお話も知っています(男性の射精量の平均9ccより1cc多い10ccで、『俺たちは平均以上の存在』とする説もあった)。若い頃、それはかなりショッキングに聞こえました。どちらが正しいのですか。後者のお話は、悪い意味で有名になってしまった捏造ですか。

A: ジョナサン・キングの話が正しい。が、もう1つの話も好きだ。この話は「我々がいかにもマンチェスターから出てきた4人の男達」って風に聞こえるだろう。

err21 私はずっと後者の方を信じてました。今こうしてそれが捏造であったと分かっても、エリック自身も語っているように、みんななんとなくその伝説が好きなわけです。だから私は今でも、そしてこれからも10ccと言えば、この伝説を思い出すわけです。それがいかにも10ccらしいのです。
 で、それでですねえ、「クノールpota濃厚ポタージュ」のCMを観て聴いていただきたいのです!
 便利な世の中になりました。こちらで御覧になれますよ。
 もう、解説はいらないと思います!「好きかも…」じゃないっしょ!未希さん…。

Amazon The Original Soundtrack(10cc)

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