フィアット パンダ (5)
昨日の続きです。
パンダちゃん、初めての極寒体験です。まあ、イタリアもけっこう北の方は寒いそうですから、その辺の対策は大丈夫でしょう。前任のプントも、一回だけエンジンがかからなくなりましたが(−13℃の朝)、それもすぐに直り、その他はけっこう快適でした。
それにしても、昨日の雪にはびっくりしました。さらに今日の朝はとんでもなく冷え込んで、クルーズのドアは開かないわ、フロントガラスの氷をお湯で溶かしにかかったら、はしから凍ってさらに氷が厚くなるわ、もう大変。焦って出勤したために、職場についてからビックリ。ネクタイはしてないわ、ベルトはしてないわ、財布はないわ…。何やってんだか。
さて、パンダの冬支度ですが、前書いたように夏用タイヤのホイールはデッカイさそりに替えてもらいましたので、余っている純正ホイールを使います。155/80R/13っていうやつですね。このサイズのスタッドレスを買ってきました。今回はヨコハマのアイスガードにしました。
それで、−6℃の中、昨日のインパクト・レンチに再び登場願ってタイヤ交換…とにかく寒い…と思いきや、けっこう重労働で暑い!だいたいあのピレリーP6000とさそり君が重いのなんのって。いつもあんな重いの履いてんだ。非力なパンダにとっては負担大きすぎるんじゃないかなあ。
日本車と違ってボルト止めだし、そのサイズも微妙に違ったりして、また、ホイールキャップの付け方の手順も間違ったりして、結局1時間以上かかってしまいました。作業終了後、試験走行です。ウチの周りは、ツルツルの凍結路の急坂ばかりですが、なかなか調子よく走ったり、止まったり、曲がったりできます。全然問題なし。これでやっとカミさんと子どもも下界に降りられる。
ところで、冬のパンダで面白いのは、コックピットのインジケーターに「Ice Danger」と表示されることです。外気温3℃以下だと警告が出ます(ちなみに写真では−8℃!)。「氷危険」か…。たぶん日本語的に言うと「凍結注意」だと思います(iceは動詞なのかもね)。漢語による熟語って便利だなあ。和語だったら…。
これに限らず、パンダで表示される記号的英語は面白い。向こうの人にとっては別に普通のことなんでしょうが、あんまりそういうのに慣れてない私には面白い。学校文法とは別世界。ものすごくぶっきらぼう。
向こうの人ってこういうふうにストレートにきつく言わないと、言うこときかないのかなあ。なんか直接的なんですよね。「続弾!問題な日本語」のところでも書いたように、本当に日本語って婉曲的だよなあ。カーナビのねえちゃんもものすごく丁寧だし。いや、日本人が変なのか。へりくだって言わないと、言うこときかないとか。ぶっきらぼうに言われると腹立つとか。
いずれにせよ、これはやっぱり、話し手の問題というより、聞き手の問題なんだろうなあ。話を聞くというと、話す方が先のような気がしますが、実は聞くことが前提となって、発話があるわけですから。
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