大晦日テレビ番組総括(MVPは…?)
大晦日の夜、最近はなんか虚しいっすね。昨日も書きましたが、レコ大や紅白はあんな調子だし、格闘技イベントも結局はマッチメイク勝負になり、内容はほとんど同じで味がない。いけませんな。もっとみんな芸を磨かないと。
とかなんとか言いながら、6時から12時近くまで、一人で1台のテレビを独占してザッピング。紅白、格闘技はもちろん、お笑いネタグランプリやら、渋すぎる戦争もののETV特集やら、ドラえもんやらつまみ食いしてました。で、結局究極の「芸」を見せてくれたのは、テレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」だったりして。下手な演出なしに「芸」勝負でした。
もう紅白なんか痛々しいっすね。逆にそれが面白いと言えば面白い。格闘技揶揄ネタやら響鬼の登場やら。嫉妬心とも取れる民放的悪乗りの模倣が痛い。その象徴が、みのもんたについていこうとする山根アナでしたね。優等生が無理してタバコ吸ってるみたいな辛さがありました。いみじうかたはらいたし。
いちおうプロレスファンの視点から格闘技イベントの総括もしときましょうか。ごく簡単に書きます。書き出すとキリがないから。
まずは、PRIDEのオープニング。個人的に感動しました。高田延彦の太鼓に合わせて、教え子が踊ってたんで。あそこに選ばれるだけでもすごいなあ。偉い!
さて、単純に格闘技選手として高く評価したのは、K-1では所英男と山本“KID”徳郁、PRIDEでは中村和裕、菊田早苗、五味隆典、マーク・ハントかな。いつもの強いやつらにはもう飽きました(笑)。
「芸」としては、やはり小川直也でしょう。負けて輝く小川劇場。これぞプロレスラーです。その点、桜庭和志と美濃輪育久にはダメだししときます。
あと、KIDと元気、二人とも「芸の華」がありますね。技術と演出両方優れてる。試合内容も含めると、結局ベストバウト、ベストショーは「山本“KID”徳郁vs須藤元気」ってことでしょうか。特に私、KID好きなんですよ。というか山本一家大好き。今日も美憂さん、聖子さん来てましたね。美しい…家族愛(あっ、そうそう聖子さん復活Vおめでとうございます)。
いや、ワタシ的にMVPはお父さんの山本郁榮さん(ミュンヘン五輪選手・日体大教授)ですね。試合後KIDに俵返しで投げられてましたね(笑)。見事な受け身でした。
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