チェロ・アコースティックス 『パリ発1256』
CELLO ACOUSTICS 『paris1256』
最近買ったアレに、家のCDをどんどんぶちこんでいます。そんな中でいろいろな掘り出し物(って自分のコレクションじゃないのか?)を見つけて楽しんでおります。忘れていたようなものもあったり、昔はあまり印象に残らなかったものの、今聴いてみると意外に良かったするものもあったり。しばらくは新しいCDを買う必要はないようです。本もそうなんですよね。地下室に膨大な量の変な蔵書があります。そろそろ整理しようと思っています。
さて、そんな掘り出し物の一つがこれです。いやあ、いいですよ。かなり。CELLO ACOUSTICSというと、日本人唯一の?ジャズ・チェリスト吉川よしひろさんの活動を思い出す方も多いと思いますが、実はこちらが本家CELLO ACOUSTICSです。
編成はピアノ、チェロ3本とベース。なんとも珍しい組み合わせではありますが、その響きはなぜか自然。パリのミュージシャンたちではありますが、その企画は実は日本人。アコースティック録音界の重鎮、伊藤秀治さんと及川公生さんのアイデアだそうです。さすがこのお二人、自分たちの理想の響きを頭の中で鳴らしてみて、そして実際にやってみたら、見事イメージ通りだったと。センス良すぎですよ。
チェロの豊かな中低音域が大人のムードを醸します。いやあ、大人だなあ。そこに自由に遊ぶピアノは個性派ニールス・ラン・ドーキー。これも彼らのイメージだったそうです。さすがだ。
たしかに録音も素晴らしく、これは生で聴くよりゼッタイ美しい、と思わせるレコーディング・マジックを体験できます。そういえば、20年くらい前なんかの縁で、プロのスタジオでカルテットのレコーディングをしたことがあります。私はヴィオラを弾きました。そしてモニターから聞こえてきた音にビックリ!え?これ自分たちの演奏?まじでこれはすごい。世の中の無数のモニターから流れる音楽たち、いったいホンモノってあるのか?なんて思っちゃいました。百倍くらいうまく聞こえるんだもん。
さて、このアルバムではジャズのスタンダードを演奏している彼らですが、その後、映画音楽やオールディーズをオシャレに料理したアルバムも出しています。それらも、きっと最高のBGM(ほめことばですよ)でしょうね。
そう言えば、チェロ買ったはいいけれど、あんまり弾いていません。もうすぐコンサートなのでヴァイオリンやヴィオラばかり弾いてるわけですが、こういうCD聴いちゃうと、やっぱり後半生はチェロで行きたくなりますねえ。ちなみに今はバロックの弦に張り替えちゃっていますので、こういうジャズ風なのとか、ELOみたいなロック系の音楽は弾きたくても弾けません。もう一台買うかな(笑)。
Amazon パリ発1256
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