キタテハ
おとといはピアソラ中心のコンサート、昨日はカメムジの練習、そして今日は歌謡曲バンドの第2回練習会でした。音楽漬けの連休でしたね。今日の歌謡曲バンドの練習は、ほとんど呑んで盛り上がっておしまいでしたが、それがいいんですよね。いずれはどこかでお披露目したいところですが、まずは、自分たちが楽しむ!これです。ああ、面白かった。
そんな、ある意味忙しいワタクシの心と体を癒してくれるのが、ここ富士山の自然です。昨日の中秋の名月も素晴らしかったけれども、さりげないウチの庭の生きものたちにも感謝です。
下の娘が砂場で遊んでいるのをふと見てみると、その背後に何かがたくさん舞っています。それはキタテハの大群でした。大群というのは少しおおげさかもしれませんが、視界に入っているものだけ数えても20頭を越えます。 私にとってはそれはそれは信じられない光景です。特に庭に自然に生えたとおぼしきノギクには、本当にたくさん群がっています。それぞれがゆったりと羽を広げたり閉じたりしながら蜜を吸っているのです。実に美しい光景でした。ああ、これが自然のリズムなのかな…そんなことを感じました。
私の住む別荘地は、当然本来の森林を開発して作られたものでして、そういう意味では、人間の自分勝手による自然破壊の象徴のような存在です。私も時々、そんなことを思って胸を痛めているのですが、以前、この地域の生物の研究をされている先生から、この程度の開発は考えようによっては新しい生態系を生むにすぎず、その新しい生態系を大切にしていけばよい、というような内容のお話を聞いたことがあります。その時はなんだかとても救われたような気がしました。
このあたりも、もし開発されていない単なる赤松林でしたら、キタテハなどは生息できません。植物にももちろん同様のことが言えます。もっと単純な生態系であったかもしれません。今のような多様性は人間の開発のおかげ、とは言いませんが、こうした人間の行為も壮大な自然の営みの一部と考えることもできるそうです。
環境問題、自然保護のことは、語りだせばきりがありません。いろいろな考え方があると思いますし。ただ、結局自己満足に帰するだけの活動や、原理主義的思考だけは、私は大嫌いです。
とにかく、自分もここの生態系の一部として、みんなと仲良くやっていきたいということです(う〜ん、ただカマドウマとだけは仲良くなれない…)。
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