M-AUDIO 『Micro Track 24/96』
iPod nano、昨日アキバで触ってきましたよ。うん、たしかに久々物欲刺激された。あの薄さ、というか薄みは絶妙ですね。食べたくなる。物欲じゃなくて食欲か。これは売れますよ。お値段も手ごろですしね。黒もいいですね。でもやっぱり白かな。指紋が目立たないし。うん、白の4G…。
な〜んて、買いませんよ。とっても興味ありますけれど、私はポータブル・オーディオにはこだわりがありますから。いちおう、演奏なんかをする立場の人間からしますと、「生録」っていうのが、ポータブル・オーディオに要求する一つの要素になるんですよ。これについては、昨年も書いています。
そのD Cube NMP-612ですが、多少の不具合はありましたけれど、今でももちろん現役です。しかし、オーディオ・プレイヤーとして使うことはまれでして、ほとんどが練習やコンサートの記録用です。音質はこんなものかっていう程度ですが、まあちょっとした記録用にはOK。
私の場合は、オーディオ・プレイヤーを買うとしたら、おそらく車で使うことが多くなるでしょうから、それなりの容量も必要ですね。でもハードディスクはちょっと信頼性が…。さらに内蔵充電式バッテリーっていうのが嫌いなもので…。な〜んて考えているうちに結局iPodも買わずに来ました。なんだかんだ言って、エンコードって面倒ですしね。家中のCDをiPodに、なんて考えたら気が遠くなります。
ちょっと話がそれますが、DVDを焼く作業なんかもそうですけど、いつ見るんだ?というものばかり焼いていて、結局はいつのまにか手段が目的になってしまう、なんてことがよくあるわけです。デジタル化は便利を生みます。しかし、その便利のために忙しくなってしまうという皮肉をも生むんですよね。面白いことです。簡単に何でもできるようになるということは、「こりゃ無理だ」ってあきらめることが許されなくなるということなのかもしれませんね。
話をもとに戻しましょう。それでですねえ、生録ということについて言うと、結局DATを越える存在というのがなかなか出てこなかったんですよ。不思議なほど。ところが最近、こんなのが出たんです!細かいことは公式サイトに譲るとして、このコンセプトとスペックとデザインには、iPod以上にそそられますよ〜。頭の中で考えていた理想がそのまま実現したという感じです!セミプロユースにも充分堪えられる内容に加えて、価格もなかなか魅力的。バッテリーや給電の仕様など、ちょっと気がかりな部分もありますが、これはそそられますね。別に生録マニアではないけれども、オーディオ・プレイヤー兼用に買っちゃおうかな、フラッシュメモリーも安くなったし…って、やっぱり先立つものがありませんね。もう少し待って評価なども出尽くしたところで考えますわ。う〜ん、でもいいなあ、これ。
とりあえずココの報告に注目!
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